《BF−暁のシロッコ/Blackwing - Sirocco the Dawn》 †
効果モンスター
星5/闇属性/鳥獣族/攻2000/守 900
(1):相手フィールドにモンスターが存在し、自分フィールドにモンスターが存在しない場合、
このカードはリリースなしで通常召喚できる。
(2):1ターンに1度、自分メインフェイズ1に
自分フィールドの「BF」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、
そのモンスター以外のフィールドの「BF」モンスターの攻撃力の合計分アップする。
この効果を発動するターン、対象のモンスターしか攻撃できない。
CRIMSON CRISISで登場した闇属性・鳥獣族の上級モンスター。
特定状況下でリリースなしで通常召喚できる分類されない効果、BF1体の攻撃力を強化する起動効果を持つ。
(1)は、相手フィールドにのみモンスターが存在する場合はリリースなしで通常召喚できる効果。
この効果により、上級モンスターながら下級モンスターに近い感覚で使用できる。
BFには《BF−疾風のゲイル》や《BF−黒槍のブラスト》等の特殊召喚効果持ちがいるので召喚権を使っても展開しやすく、シンクロ召喚につなげられる。
注目すべきは、(2)のBFの攻撃力を集約させる効果だろう。
《BF−黒槍のブラスト》とは特に相性が良く、特殊召喚効果で並べつつ、貫通効果で守備表示ばかりの状況でも大ダメージへ繋げられる。
さらに《スワローズ・ネスト》を併用して同名カードをリクルートすれば、再びこの効果を使って1ターンキルクラスの驚異的な攻撃力を叩き出せる。
コンボが決まった際の破壊力は凄まじいが、【BF】は展開力が高いため、一度展開するとフィールドのモンスターが途切れることは少なく、(1)の効果を使う機会が少なくなりがちなのが難点。
その攻撃力から《黒い旋風》で多くのBFをサーチできるが、《BF−残夜のクリス》や《BF−蒼炎のシュラ》でも範囲は大差ない。
そのため、《ダーク・グレファー》等で墓地へ送り、《BF−大旆のヴァーユ》との疑似シンクロ召喚や《BF T−漆黒のホーク・ジョー》による蘇生に繋げる等、自身の効果による召喚以外の使い道も用意しておきたい。
- 二足歩行の鳥のようにも見えるのだが、頭の部分をよく見てみると、鳥の頭はかぶり物であることが分かる。
- 「シロッコ(Sirocco)」とは、イタリア語でアフリカ大陸から地中海を越えてイタリアの方へ吹く熱い南風のこと。
サハラ砂漠を起源とする風で、乾燥していて高温であり、時に砂嵐を伴う。
アフリカでは「ギブリ(Ghibli)」と呼ばれる。
関連カード †
―効果関連
―《BF−暁のシロッコ》の姿が見られるカード
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:リリースなしでセットすることは可能ですか?
A:はい、可能です。(08/11/16)
Q:このカードの効果で攻撃力がアップした「BF」と名のついたモンスターを対象に《収縮》を発動しました。
対象となったモンスターの攻撃力はどうなりますか?
A:元々の攻撃力の半分の攻撃力になった後、このカードの効果で攻撃力がアップします。(11/09/17)
Q:相手フィールドの「BF」と名のついたモンスターも攻撃力アップにカウントしますか?
A:はい、カウントします。(08/11/16)
Q:このカードの『対象のモンスターしか攻撃できない』制限は『(1):』より前に書かれていませんが、効果処理として扱いますか?
《禁じられた聖杯》をチェーンして効果を無効にした場合、対象のモンスター以外も攻撃できるようになりますか?
A:効果の扱いではないため、『対象のモンスターしか攻撃できない』は通常通り適用されます。(14/11/09)
Q:攻撃力がアップする効果の発動を《天罰》等で無効にされた場合、このターンに他のモンスターは攻撃できますか?
A:はい、攻撃ができます。(08/12/24)
Q:効果が処理された「後で」《スキルドレイン》が発動された場合、それぞれの攻撃力や攻撃不可の誓約はどうなりますか?
A:効果が処理された後に《スキルドレイン》が発動されても攻撃力は上昇したままです。(09/02/20)
→攻撃不可については「誓約効果」を参照。
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