遊戯王カードWiki - 《はさみ撃ち》

《はさみ撃(う)ち/Two-Pronged Attack》 †

通常罠
自分フィールド上に存在するモンスター２体と
相手フィールド上に存在するモンスター１体を選択して破壊する。

　３：１交換でモンスターしか破壊できず、《サンダー・ブレイク》など他の除去罠カードより明らかに割に合わない。
　破壊をトリガーとする効果と組み合わせるにも、必ず最低３体のモンスターがいる状況でなければ使えないため、同じような条件で使えて複数破壊できる《つり天井》に劣る。
　自壊をトリガーにするにしても、メタルフォーゼのペンデュラム効果などより小回りの利くカードが存在する。
　自分の《Ｅ・ＨＥＲＯワイルドマン》等の罠カードの効果を受けないモンスターや、効果破壊されないモンスターを２体並べれば１：１交換にはなるが、それなら《つり天井》で良い。

　ジェネレイドトークンであれば相手ターンにフィールドに複数展開され、エンドフェイズに自壊するため、破壊するモンスターとしては適する。
　ジェネレイドモンスターを破壊に巻き込まないため、《つり天井》などにはない使い方ができる。

最初期のカードゆえに調整が甘かったのか、ディスアドバンテージが凄まじい。
しかし、登場当時は《落とし穴》と並んで相手ターンに《青眼の白龍》に対抗できる数少ないカードであった。

当時の書籍「公式ガイドスターターブック」でも《死者蘇生》とのコンボを紹介され、《ワイルド・ラプター》のフキダシで「死者を蘇らせてまで２体で攻撃するとはなんと卑劣な！」と書かれている。
当時はモンスターをフィールドに２体揃える事さえ大変だったのである。

原作・アニメにおいて―
アニメ5D'sの「クロウvs太郎」戦において太郎が使用。
《コピックス》・《ザリガン》と引き換えに《ブラックフェザー・ドラゴン》を破壊しようとしたが、《ボム・ガード》（アニメ効果）によって《ブラックフェザー・ドラゴン》の破壊が回避された。

Ｑ：このカードの効果処理時に対象に選択したモンスターがフィールド上から存在しなくなった場合、残りの対象に選択したモンスターは破壊されますか？
Ａ：いいえ、破壊されません。(10/05/13)

Ｑ：《Ｅ・ＨＥＲＯワイルドマン》等を対象に選択して、効果処理時に対象に選択したモンスターが破壊されない場合、残りの対象に選択したモンスターは破壊されますか？
Ａ：はい、その場合でも破壊されます。(10/05/13)

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