《エクリプス・ワイバーン/Eclipse Wyvern》

効果モンスター(禁止カード)
星4/光属性/ドラゴン族/攻1600/守1000
(1):このカードが墓地へ送られた場合に発動する。
デッキから光属性または闇属性のドラゴン族・レベル7以上のモンスター1体を除外する。
(2):墓地のこのカードが除外された場合に発動できる。
このカードの(1)の効果で除外されているモンスターを手札に加える。

 ストラクチャーデッキ−ドラゴニック・レギオン−で登場した光属性ドラゴン族下級モンスター
 墓地へ送られた場合にデッキから特定のモンスター除外する誘発効果、自身が墓地から除外された場合に特定のモンスター手札加える事ができる誘発効果を持つ。

 (1)(2)の効果は連動しており、間接的なサーチが行える。
 だが、サーチのためにはこのカード墓地へ送り除外する必要があるため、少々回りくどい。
 (2)の効果を使わずに《闇次元の解放》《救援光》で直接帰還させるという手もあるが、それはあくまで緊急時の手段に留めておくべきだろう。

 (1)の効果はどこから墓地へ送られた場合にも発動し、タイミングを逃すこともないので、手札コスト《おろかな埋葬》《竜の渓谷》《竜の霊廟》などで素早く墓地へ送りたい。
 墓地のこのカード除外する方法としては、《龍の鏡》《ライトパルサー・ドラゴン》《混沌帝龍 −終焉の使者−》等が挙げられ、それらのカード【ドラゴン族】にも自然に採用しやすい。
 《ダークフレア・ドラゴン》は1枚でどちらも行えるため、特に相性が良い。
 《終焉龍 カオス・エンペラー》特殊召喚コストでこのカード除外でき、ペンデュラム効果除外したモンスターを直接サルベージできることから安定性を高められ相性が良い。

 【ドラゴン族】における一種のキーカードとなっている程強力なカードだが、効果に必要なカードが多い事からデッキスペースを多く取られる上に、手札事故のリスクも避けられない。
 上手く使いこなすには、デッキ構成とプレイングの両方が問われるカードと言えるだろう。

  • 「ワイバーン(Wyvern)」については《ワイバーン》を参照。
    「エクリプス(Eclipse)」とは「食(蝕とも)」の事で、ある天体が他の天体に覆い隠され見えなくなる現象の事である。
    日食」・「月食」・「星食」等がこれに該当する。
    イラストの背景には重なりあった太陽と赤銅色の月が描かれており、日食と月食を同時に表現している。

関連カード

このモンスターの効果で除外可能なモンスター一覧

闇属性

光属性

このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等

FAQ

Q:2つの効果は、それぞれ「墓地へ送られた場合」、「除外された場合」に発動する誘発効果ですか?
A:はい、どちらの効果誘発効果となります。(11/12/12)

Q:(2)の効果ダメージステップ中に発動できますか?
A:はい、発動できます。(11/12/10)

Q:(2)の効果はこのカードの効果除外したモンスター対象に取りますか
A:いいえ、取りません。(11/12/10)

Q:このカードの効果モンスター除外、その後、墓地のこのカード蘇生して再びこのカード墓地へ送られ効果モンスター除外しました。
  そして、墓地のこのカード除外された場合、最初にこのカードの効果除外したモンスター手札加える事ができますか?
A:いいえ、その場合、手札加えるのは最後に除外したモンスターだけになります。(11/12/10)

Q:同一チェーンブロック上でこのカード墓地へ送られ除外された場合、それぞれの効果発動できますか?
A:その場合、条件を満たしたモンスターデッキから除外しますが、手札加えることはできません。(12/01/13)

Q:《サンダー・ブレイク》コストとしてこのカード墓地へ送られた時、《サンダー・ブレイク》チェーンする形でこのカードの効果発動しますか?
A:いいえ、一連のチェーンの処理が終わった後に、このカードの効果発動します。(11/12/11)

Q:このカードが(1)の効果発動した時、それにチェーンしてこのカード除外されました。
  この場合、このカードの(2)の効果発動できますか?
A:発動できません。(12/01/13)


Tag: 《エクリプス・ワイバーン》 効果モンスター モンスター 星4 光属性 ドラゴン族 攻1600 守1000

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