《ゴーストリックの猫娘/Ghostrick Nekomusume》 †
効果モンスター
星2/闇属性/魔法使い族/攻 400/守 900
自分フィールド上に「ゴーストリック」と名のついたモンスターが存在する場合のみ、
このカードは表側表示で召喚できる。
このカードは1ターンに1度だけ裏側守備表示にする事ができる。
また、フィールド上にこのカード以外の「ゴーストリック」と名のついたモンスターが存在する限り、
レベル4以上のモンスターが召喚・特殊召喚に成功した時、そのモンスターを裏側守備表示にする。
LEGACY OF THE VALIANTで登場した闇属性・魔法使い族の下級モンスター。
ゴーストリックの共通テキストと召喚・特殊召喚に成功したレベル4以上のモンスターを裏側守備表示にする誘発効果を持つ。
自分フィールドに他のゴーストリックを展開している必要があるが、相手への拘束力は大きい。
1ターンに1度などの制限もなく、強制効果であるため、タイミングを逃すことなく発動でき、ダメージステップ中も発動可能。
レベル4モンスターを主軸としているデッキは特に多く、そのようなデッキにおけるモンスターの展開を遅らせることができる。
相手のすべてのモンスターを裏側守備表示にできれば、《ゴーストリック・ハウス》による直接攻撃も狙えるようになる。
効果を発動する際には表側表示である必要があり、かつ自身のステータスが低いため、防御手段が必須となる。
基本的には《ゴーストリック・ランタン》や《ゴーストリック・アウト》で守ることになるだろう。
《ゴーストリック・アルカード》はこのカードを戦闘から守り、裏側守備表示にしたモンスターを破壊できるため特に相性が良い。
ただし、除去された場合は動きが止まるのでフォローできる構築を目指したい。
《ゴーストリック・ナイト》を併用すれば相手のレベル4以上を裏側守備表示にして行動を封じることも可能。
- LEGACY OF THE VALIANT ブースターズパックガイドによると、面倒見が良くいつも悪戯の後始末をしており、昼間は人間の姿で館内を見回っている、と解説されている。
- 公式動画「カリスマ研究生がゆく!」では、闇津ますみがこのカードをパックから引き当てている。
その際、闇津に「ゴーストトリックの猫娘」とカード名を間違えられていた。
- 「猫娘」は日本の妖怪であり、いわゆる化け猫の一種。
雌の化け猫、猫又などが美女に化け人間を喰い殺す、という話はいくらか存在しているが、「猫娘」となると『ゲゲゲの鬼太郎』に登場する同名キャラクターが最も有名、というよりもこの作品で現在のイメージが確立されたと言っても良い。
江戸時代のオカルト本『狂歌百鬼夜興』に猫娘が載っているが、これは他人の体や行燈の油を舐めるという奇行を猫に例えた「猫のような行動をする娘」といったもので、現在の様な「娘の姿に変じた猫の妖怪」のイメージとは全く異なる。
この元祖猫娘は、後の時代の文献では「嘗女」という名前で記述されている事が多い。
- コナミのゲーム作品において―
- デュエルリンクスでは、VRAINSワールドに出現するスタンダードデュエリストの一人にこのモンスターを模したと思われる猫耳コスプレイヤーというデュエリストが存在する。
AIにあたるデスガイドと違い、こちらはれっきとした人間である。
関連カード †
―《ゴーストリックの猫娘》の姿が見られるカード
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:召喚・特殊召喚に成功したレベル4以上のモンスターを裏側守備表示にする効果はチェーンブロックが作られますか?
A:はい、誘発効果でチェーンブロックが作られます。(13/11/16)
Q:ダメージステップ中にもこの効果は適用されますか?
A:はい、されます。(13/11/16)
Q:自分のモンスターにもこの効果は適用されますか?
A:適用されます。(13/11/16)
Q:裏側守備表示にする効果の処理時にこのカード以外のゴーストリックと名のついたモンスターがフィールド上に表側表示で存在しなくなった場合、効果は適用されますか?
A:いいえ、適用されません。(13/12/06)
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