遊戯王カードWiki - 《暗黒界の鬼神ケルト》

《暗黒界(あんこくかい)の鬼神(きしん) ケルト/Lucent, Netherlord of Dark World》 †

効果モンスター
星６/闇属性/悪魔族/攻2400/守   0
(1)：このカードが効果で手札から墓地へ捨てられた場合に発動する。
このカードを特殊召喚する。
相手の効果で捨てられた場合、さらに自分はデッキから悪魔族モンスター１体を自分または相手フィールドに特殊召喚できる。

　暗黒界共通の自己再生効果に加えて、相手によって捨てられた場合、悪魔族のリクルートが可能になる。
　リクルート対象は悪魔族である事以外問われないので、レベル６の悪魔族を出せばエクシーズ召喚に繋げることができ、チューナーをリクルートすればシンクロ召喚に繋げることもできる。
　《暗黒界の導師セルリ》との相性が良好で、このカードの効果を発動させるトリガーにも、リクルート対象にもなる。
　この時に自分フィールドに出せば相手の手札破壊ができ、相手フィールドに出せば自分の手札の暗黒界を捨てることで追加効果のトリガーとなる。
　変わったところでは《超魔神イド》を相手に送りつけ、召喚行為全般へのロックをかけることも可能。
　闇属性で守備力０という点も利点が多く、《暗黒界の術師スノウ》などと《悪夢再び》や《カメンレオン》を共有できる。

　大きな欠点として《灰流うらら》に追加効果の条件を満たしていなくても無効にされるため、墓地からの特殊召喚ごと止められてしまう。

自己再生は強制であり、対象を取る効果ではない。
追加効果は効果処理時に使うかどうかを決定し、どちらのフィールドに特殊召喚するか選ぶ。
なお、自己再生とリクルートは同時扱いとならない。

デザインにおいて「スケルトン」とは「透明」を指すのではなく「大部分を切除もしくは透明素材に置き換え、内部構造が見えるようにした構造」の事である。
全体が透明な物は「トランスルーセント(Translucent)」と呼ぶ。
英語名はこちらに由来している。
「クリア」はほぼ和製英語的表現であり、ネイティブには通じないため覚えておくと役立つだろう。