儀式(ぎしき)(おり)/Ritual Cage》

永続魔法
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
自分の儀式モンスターの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
(2):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
自分フィールドの儀式モンスターはモンスターの効果の対象にならず、
モンスターの効果では破壊されない。

 ABSOLUTE POWERFORCEで登場した永続魔法
 儀式モンスター戦闘で発生する超過ダメージを0にし、モンスター効果による破壊対象耐性を付与する効果を持つ。

 自分への戦闘ダメージを0にする効果があるが、モンスター戦闘破壊は防げない。
 《メガリス・ポータル》戦闘破壊耐性を付与する【メガリス】あたりで活かせるかといった程度。

 メインとなるのは儀式モンスター効果への耐性を持たせる効果だろう。
 モンスター効果除去の軸とするデッキは増加傾向にあり、対象および破壊耐性により、場持ちは良くなる。
 だが、破壊以外の対象を取らない除去は防げない他、このカード自体は耐性を持たず、永続魔法であることもあって除去されやすい。
 対象をとる効果については儀式召喚《儀式魔人デモリッシャー》を使うことでも耐性を獲得できる。

 基本的には不意を付ける《ブレイクスルー・スキル》や、モンスターを直接除去できるカウンター罠などが優先される。

 なお、《闇の支配者−ゾーク》自壊防止になる点は、《天罰》にはないメリットといえる。
 また、《終焉の王デミス》効果を使用する際に、儀式モンスターを守ることもできる。
 擬似的な戦闘破壊耐性を持つ《サクリファイス》も強固な耐性を得られるが、相手ダメージを与えられなくなるため相性はいいとは言いがたい。

  • コナミのゲーム作品において―
    デュエルリンクスには、デュエル開始時にこのカード発動できるスキル「儀式の使い手2」が存在する。

関連カード

イラスト関連

収録パック等

FAQ

(1)の効果について

Q:《サクリファイス》の超過ダメージ相手にも与える効果の処理はどうなりますか?
A:自分戦闘ダメージを受けないため、適用されません。(10/07/10)

(2)の効果について

Q:《儀式の檻》と《精霊術師 ドリアード》自分フィールド表側表示で存在しているとき、相手《終焉の王デミス》全体除去発動しました。
  この場合、《精霊術師 ドリアード》はこのカードの効果によって破壊を免れますか?
A:はい、この場合《儀式の檻》は破壊されますが、《精霊術師 ドリアード》破壊できません。(09/11/18)

Q:自分フィールド儀式モンスター効果の発動《死霊騎士デスカリバー・ナイト》等の効果チェーンしたとします。
  効果の処理はどうなりますか?
A:儀式モンスター効果無効になりますが、破壊はされません。(10/11/21)


Tag: 《儀式の檻》 魔法 永続魔法

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