《契約洗浄/Contract Laundering》 †
通常罠
(1):自分の魔法&罠ゾーンの「契約書」カードを全て破壊する。
破壊した数だけ自分はデッキからドローする。
その後、自分はドローした数×1000LP回復する。
ブースターSP−レイジング・マスターズ−で登場した通常罠。
自分の魔法&罠ゾーンの契約書を全て破壊し、その枚数に比例したドローとライフ回復を行う効果を持つ。
《機甲忍法ゴールド・コンバージョン》と《非常食》を合わせたような効果を持っており、ドローとライフ回復が同時に行える。
通常であれば、《DDD反骨王レオニダス》や《DDD神託王ダルク》でダメージを防ぎつつ維持した方がアドバンテージを取れるが、契約書には同名カードの効果の発動を1ターンに1度に限定する制限があるため、重複した契約書を入れ替える事で手札事故を解消できる。
契約書をサルベージできる《DDD烈火王テムジン》が破壊されそうになった時に発動するのも有効だろう。
便利な効果だが、必ず全ての契約書を破壊するので、残したい契約書を1枚だけ残すといったことは不可能な点には注意。
また、このカード自体は契約書ではないことから、気軽にサーチ・サルベージができないため、このカードに依存するような戦術は難しい。
重複した契約書の処理という役割では、契約書をコストとして要求する《DDラミア》・《DDオルトロス》・《DDD死謳王バイス・レクイエム》等と競合する。
これらはDDに属している事からサポートカードが豊富であるため、単体性能で劣るこちらの立場は少々厳しい。
- モチーフは「資金洗浄」だと思われる。
資金洗浄とは、犯罪によって得た「汚いお金」を口座から口座へ転々とさせる等して、あたかも正当な収益で得た「綺麗なお金」のように見せかける行為のことである。
効果で新たな契約書をドローする事を表したカード名だろうが、イラストでやっていることは「契約洗浄」というより「契約破棄」に近い。
実際、零児はこのカードの効果で契約書を破壊する際、「契約書?そんなもの……」と不敵な笑みを浮かべており、「契約は無効になった」と発言している。
- カード名に使われているリースは、広い意味では賃貸借取引を意味するが、多くは指定した製品を耐用年数に応じて期間設定し借りることを指す。
初期費用を抑えられるなどのコスト削減のメリットが大きいが、支払総額が割高になるケースもある。
- イラストでは、王宮に見られる王が何らかの契約書を燃やしている様子が見られる。
臣下や商会などとの契約を踏み倒しているのだろうか。
関連カード †
―イラスト関連
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
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