遊戯王カードWiki - 《転生炎獣ウルヴィー》

《転生炎獣(サラマングレイト)ウルヴィー/Salamangreat Wolvie》 †

効果モンスター
星４/炎属性/サイバース族/攻1700/守1000
このカード名の(2)(3)の効果は１ターンに１度、いずれか１つしか使用できない。
(1)：このカードを素材としてリンク召喚に成功したモンスターは、
そのターン戦闘・効果では破壊されない。
(2)：このカードが墓地からの特殊召喚に成功した場合、
自分の墓地の炎属性モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
(3)：このカードが効果で自分の墓地から手札に加わった場合、
このカードを相手に見せ、自分の墓地の炎属性モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。

　SAVAGE STRIKEで登場した炎属性・サイバース族の下級モンスター。
　自身をリンク素材としたリンクモンスターにそのターン限定の破壊耐性を与える分類されない効果、蘇生及びサルベージされた場合に炎属性１体をサルベージする２つの誘発効果を持つ。

　(1)は自身をリンク素材としたリンクモンスターに１ターン限定の破壊耐性を付与する効果。
　自分の効果による破壊にも耐えられるようになるので全体除去とコンボさせてみるのも良い。

　(2)(3)はそれぞれ蘇生及びサルベージされた場合に炎属性１体をサルベージする効果。
　１ターンに２つの効果を併用する事はできないが発動条件は比較的緩く、サルベージ対象も広いので利便性は高い。
　【サラマングレイト】ならば、《転生炎獣の意志》や《転生炎獣サンライトウルフ》などがトリガーとして扱いやすい。

　サラマングレイトに属するモンスターではあるが、どの効果もサラマングレイトを必要としない汎用的な効果である。
　そのため、炎属性を主体とするデッキであれば、【サラマングレイト】でなくても採用を検討してもいいだろう。

その体形・カード名から、北国に生息する肉食哺乳類「クズリ（英名：Wolverine)」がモチーフと思われる。

原作・アニメにおいて―
アニメVRAINSにおいて穂村尊/Soulburnerが使用するモンスター。
初登場は「vs葵/ブルーガール」戦であり、後攻１ターン目に召喚され、直後に《転生炎獣ヒートライオ》のリンク素材に使用された。
同ターンに相手のコンバットトリックで攻撃力を上回られた《転生炎獣ヒートライオ》の戦闘破壊を自身の効果で防ぎ戦線維持に貢献した。
- アニメでは(2)(3)の効果であらゆるカードがサルベージ可能であった。
  このカードのOCG化後に行われた「vs了見/リボルバー(２戦目)」においても、罠カードである《サラマングレイト・ゲイザー》をサルベージしている。