道連(みちづ)れ/Michizure》

通常罠
(1):モンスターが戦闘で破壊され自分の墓地へ送られた時、
またはフィールドのモンスターが自分の墓地へ送られた時、
フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。 

 Thousand Eyes Bible −千眼の魔術書−で登場した通常罠
 フィールドモンスター自分墓地へ送られた時に、モンスター破壊する効果を持つ。

 自分はこのカード発動し、相手モンスター1枚を破壊するので、一見1:1交換のように見える。
 しかし発動条件として自分モンスター墓地へ送られる必要があるため、実際にはモンスター1体とこのカードの2枚を消費して相手カード1体を破壊しており、自分の方が1枚のディスアドバンテージになっている。
 それならば同様のカード消費でありながらフリーチェーンで、魔法・罠カード破壊できる《サンダー・ブレイク》の方が幾分扱いやすい。

 《シャインエンジェル》等のリクルーター破壊時に発動すれば、戦闘破壊によるディスアドバンテージは生じないので1:1交換になる。
 《強制転移》などで送りつけ自分リクルーター破壊し、それをトリガーにこのカードを使えば、相手モンスターのみを除去できる。
 もっとも、それによって他の除去罠カードより別段優れた働きができる訳でもなく、力不足は否めない。

  • テキストは以下の通り
    フィールド上に存在するモンスターが自分の墓地へ送られた時に発動する事ができる。
    フィールド上に存在するモンスター1体を破壊する。
  • 登場から数年の間はこのカード戦闘破壊によって発動するかどうかは裁定が揺れていた。
    その後、戦闘破壊に対応する裁定に定まったものの、ルール整備によって上記のような基本ルールが生まれたため、矛盾するようになってしまった。
    ルールによるダメージステップ内での発動制限が設けられた後でも、以前と変わらない使い方を可能とするために、戦闘破壊にも対応した特殊裁定が出たものと見られる。
  • 英語名はローマ字で「づ」が「zu」となっており違和感を感じるかもしれないが、「du」で書かれるのは日本式かローマ字入力で使われるもので、比較的一般に使われるヘボン式では「zu」と書かれる。
    これは今の日本語では「ず」と「づ」の音の区別がなく、英語でより近い発音になるのが共に「zu」だからである。
    これ以降に登場したカードも同様の表記となっている(《武神−ミカヅチ》《スモウ魂 YOKO−ZUNA》など)。
    なお、正式なローマ字は訓令式と呼ばれるものだが、現状ヘボン式・日本式・訓令式・ローマ字入力方式・それ以外の慣例的な表記(「おう」を「oh」と書くなど)が入り乱れており統一性がない。

関連カード

―名前関連

収録パック等

FAQ

Q:同一チェーンブロックで複数枚発動できますか?
A:はい、発動できます。(07/07/28)

Q:《死のデッキ破壊ウイルス》などの自分フィールドモンスターコストとするカードの発動自分チェーンしてこのカード発動することはできますか?
A:発動コストとしてモンスターリリースした時に、その墓地送りトリガーにして発動する事はできません。(08/11/06)
  コストとして自分フィールドモンスター墓地へ送られた後、カードの効果が入るため発動不可能です。(08/11/04)

Q:このカードダメージステップ発動できますか?
A:ダメージステップモンスター戦闘破壊され墓地へ送られた時には発動できます。(16/07/28)
  ダメージステップ効果破壊され墓地へ送られた時も発動できます。(17/01/26)

Q:相手《光霊使いライナ》効果ダメージ計算後発動し、相手モンスターゾーンに空きがないため対象モンスター破壊され墓地へ送られました
  このように効果以外によってダメージステップ中にモンスター自分墓地へ送られた場合でも、このカード発動できますか?
A:《光霊使いライナ》効果チェーン1で発動していたなら、発動できます。(17/02/09)


Tag: 《道連れ》 通常罠

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