拮抗勝負(きっこうしょうぶ)/Evenly Matched》

通常罠
自分フィールドにカードが存在しない場合、このカードの発動は手札からもできる。
(1):相手フィールドのカードの数が自分フィールドのカードより多い場合、
自分・相手のバトルフェイズ終了時に発動できる。
自分フィールドのカードの数と同じになるように、
相手は自身のフィールドのカードを裏側で除外しなければならない。

 CIRCUIT BREAKで登場した通常罠
 特定の状況下で手札からも発動でき、ボード・アドバンテージに劣る場合という発動条件自分フィールドのカードと同じ数になるよう相手フィールドのカード相手自身に裏側表示で除外させる効果を持つ。

 裏側表示の除外相手プレイヤーに強要する効果なので、除外されない耐性以外の耐性を突破でき、除外されたカードの再利用もほぼ防げる。
 ただし、発動タイミングがバトルフェイズ終了時なので、普通にセットしていると伏せ除去を受けやすく、相手バトルフェイズに入ってくれる保証もない。
 モンスターがいなくてもバトルフェイズに入ることができるため、カードがない状況でバトルフェイズに入り、その終了時発動はできる。
 この場合、除去した後に攻め込むことはできないので、発動後は相手からの反撃を封じる布陣を構築する必要がある。
 一方、除外するカード相手が選ぶ上に、このカード発動した時点で自分フィールドには1枚カードが存在するため、最低でも相手カードは1枚残ってしまい、本当に除去したいカードがどうしても残る場合もある点は留意したい。

 自分フィールドカードが存在しない場合は手札から発動可能であり、伏せ除去の問題をある程度緩和できる。
 発動条件効果ともシナジーするが、やはりバトルフェイズ終了時というタイミングと噛み合わない。
 相手ターンで使用する場合はバトルフェイズが終わる前にライフポイントが尽きる事になりかねない。
 《和睦の使者》など、フィールドに残らないカードライフポイントを守りたい。

 バトルフェイズを強制終了させる《速攻のかかし》《超電磁タートル》ならば、他にカードが1枚もない状態でバトルフェイズ終了時のタイミングを生み出せる。

  • このカードは2017年6月21日に公式Twitterで公開された。
    この日(6月21日)は《大将軍 紫炎》の元ネタと思われる織田信長が謀反された事件である本能寺の変が起こった日(1582年6月21日)である。

関連カード

イラスト関連

収録パック等

FAQ

Q:自分フィールドに《拮抗勝負》を含めて2枚、相手フィールドトークン3体とそれ以外2枚が存在しています。
  《拮抗勝負》を発動した場合、どのような処理になりますか?
A:相手フィールドにはトークンが3体残り、他の2枚は除外されます。(17/07/08)

Q:自分フィールドカードが存在せず、相手フィールドカードが1枚のみの場合、自分手札からこのカード発動できますか?
A:いいえ、発動できません。(18/01/24)

Q:このカードによって裏側表示で除外されたカードは、どの程度の区別が付くように置きますか?
  このカードによって除外されたと分かる状態に、一纏めにするだけでよいですか?
  それとも、どのゾーンから、どの表示形式除外されたかまで分かるように分ける必要がありますか?
A:どのゾーンから、どの表示形式除外されたかまでは分ける必要はありません。
  例えば、このカードによって相手カードが3枚除外された場合、その3枚をまとめて裏側表示で置くことになります。(22/11/10)


Tag: 《拮抗勝負》 通常罠

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