《DD魔導賢者ニュートン/D/D Savant Newton》 †
ペンデュラム・効果モンスター
星7/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
【Pスケール:青10/赤10】
(1):自分は「DD」モンスターしかP召喚できない。
この効果は無効化されない。
(2):このカードがPゾーンに存在する限り1度だけ、
自分にダメージを与える罠カードの効果が発動した場合、その効果を無効にできる。
その後、このカードを破壊する。
【モンスター効果】
「DD魔導賢者ニュートン」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを手札から捨て、「DD魔導賢者ニュートン」以外の自分の墓地の、
「DD」カードまたは「契約書」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
ストラクチャーデッキ−ペンデュラム・ドミネーション−で登場した闇属性・悪魔族の最上級ペンデュラムモンスター。
DD以外のペンデュラム召喚を封じ、自身を破壊する代わりに自分に効果ダメージを与える罠カードの効果を無効にするペンデュラム効果、自身を手札から捨てる事で墓地のDDか契約書をサルベージする起動効果を持つ。
同じスケール10の《DD魔導賢者ケプラー》と違って、ペンデュラムスケールが変動することがなく、DD以外を破壊するデメリットもない。
そのため、レベル8DDを毎ターン安定してペンデュラム召喚できる上に、DD以外のモンスターも気兼ねなく使える。
またレベル7なので、破壊されてもペンデュラム召喚でフィールドに戻る事ができ、融合素材などに活用できる。
総じてペンデュラム召喚を軸とするなら、こちらの方が使いやすい。
罠カードによる効果ダメージを無効にする(2)のペンデュラム効果も持つが、このカードが自壊してしまうので使いにくい。
そもそも契約書は罠カードよりも魔法カードの方が重要度が高く、【DD】は他にもダメージ回避手段が豊富なので、あまり使う機会はないだろう。
モンスター効果は、DDか契約書をサルベージする効果。
コストは自身を手札から捨てるだけなので、召喚権を温存できる。
《DD魔導賢者コペルニクス》と合わせれば擬似サーチとして運用する事ができる。
契約書を再利用しつつ、《DDネクロ・スライム》等のために墓地を肥やす事にもなる。
また、このカードは《悪夢再び》や《ダーク・バースト》で手軽にサルベージできるため、これらのカードを他のDDや契約書に変換させる役割も期待できる。
- モチーフは、17〜18世紀のイングランドの物理学者「アイザック・ニュートン」だろう。
万有引力をはじめ、慣性の法則、加速度の法則、作用・反作用の法則などを発見し、物理学の発展に多大な功績を残した。
- イラストの右側にある「複数の振り子が並んだ装置」は、「ニュートンのゆりかご」と呼ばれる物理学の実験器具である。
運動量保存則と力学的エネルギー保存の法則を実演する装置であり、ニュートンにちなんで名付けられた。
右端の振り子を右から2番目の振り子にぶつけると、ぶつけられた振り子は全く動かず、不思議な事に左端の振り子が弾き飛ばされる。
左端の振り子は戻ってきて左から2番目の振り子にぶつかるが、やはりぶつけられた振り子は動かず、今度は右端の振り子が弾き飛ばされる…という動きを繰り返す。
- 本体から突き出ている円筒形の物体は「ニュートン式望遠鏡」であろう。
考案はジェームス・グレゴリーに先行されたが、実物を製作された初の反射望遠鏡であり、ニュートンがロンドン王立協会の会員に推薦される理由となった。
関連カード †
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
Tag: 《DD魔導賢者ニュートン》 モンスター ペンデュラムモンスター 効果モンスター 星7 闇属性 悪魔族 攻0 守0 スケール10 DD