No.(ナンバーズ)33 先史遺産(オーパーツ)超兵器(ちょうへいき)マシュ=マック/Number 33: Chronomaly Machu Mech》

エクシーズ・効果モンスター
ランク5/光属性/機械族/攻2400/守1500
レベル5モンスター×2
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、
元々の攻撃力と異なる攻撃力を持つ相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力とその元々の攻撃力の差分のダメージを相手に与え、
このカードの攻撃力はこの効果で与えたダメージの数値分アップする。

 RETURN OF THE DUELISTで登場した光属性機械族エクシーズモンスター
 相手モンスター1体の攻撃力の変動分ダメージを与え、さらにその数値分自己強化する起動効果を持つ。

 やや重いランク5でありながら、モンスター効果はかなり限定的。
 大体の状況では、同じランク5の《No.61 ヴォルカザウルス》除去しつつ効果ダメージを与え、《迅雷の騎士ガイアドラグーン》につなげて攻撃した方が有効である。
 ただ、相手モンスター攻撃力が大きく変化している状況では容易に1ターンキルしうる爆発力を秘めたカードでもあるため、専用デッキを組めば大きな活躍が期待できる。
 特に《原始生命態ニビル》と相性が良く、攻撃力が8000以上の原始生命態トークン効果を使用すれば、1ターンキルが可能となる。

 攻撃力の変動は、元々の攻撃力から変化していればアップ・ダウンのどちらでも構わない。
 基本的には攻撃力をダウンさせて戦闘ダメージも増加させたほうが有効であり、できるだけ0に近い数値にできるカードがよいだろう。
 《ミニマム・ガッツ》攻撃力1900以上のモンスターに、または《魔界の足枷》攻撃力2900以上のモンスターに使用し、このカード効果攻撃を決めると1ターンキルとなる。

 【ガガガ】では《ガガガガール》を使用してエクシーズ召喚する筆頭候補であり、元々の攻撃力が2800以上のモンスターに対してなら、バーン攻撃1ターンキルとなる。
 《ガガガマジシャン》の他、《ガガガシスター》効果を使えばレベル5となりエクシーズ召喚可能。
 《ガガガシスター》の場合は《ガガガリベンジ》サーチできるため、蘇生から繋ぐこともできる。

 【先史遺産】では単体でも活用できる《No.36 先史遺産−超機関フォーク=ヒューク》《ゴルゴニック・ガーディアン》が採用できるため、状況に合わせて1ターンキルを狙える。

 特定のモンスター相手にした場合、無類の強さを誇る。
 《力の代行者 マーズ》《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》等の自身の効果攻撃力を増加させるモンスターにとっては天敵である。
 《冥府の使者ゴーズ》によって特殊召喚される冥府の使者カイエントークン《トラゴエディア》のようなモンスターにも刺さる

 これらの攻撃力の上昇幅が大きいモンスター《転晶のコーディネラル》送りつけ、このカード対象にするのも有効。
 中でも《究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン》《アーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》送りつけられれば高確率で1ターンキルとなる。
 《究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン》トークンを(リンク1を経由する形で)《転晶のコーディネラル》リンク素材にでき、《アーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》《レイダーズ・ナイト》を利用すればレベル闇属性2体からエクシーズ召喚できる手軽さが魅力。
 これらを展開した上でランク5であるこのカードを出さなければならないため構築難度は高いが、そのリターンの大きさから【メガリス】の様に大会で結果を残す例も見られる。

  • イラストでは、下部の柱の前面に自身のナンバーである「33」が書かれている。
  • 空中に浮かぶ巨大な建造物、という点は「マチュ=ピチュ」をモチーフにしているものと思われる。
    インカ文明が残した「空中都市」と呼ばれる遺跡で、山裾から確認できない高所に建造されたことからこの名前で称されている。
  • 下記の攻撃名にある「ヴリル(Vril)」とは、アトランティスを霊視したと主張する英国の神秘家ウィリアム・スコット・エリオットが、自身の著作の中でオリハルコン製戦闘用飛行船の動力源としたエネルギーである。
    建造物であり岩石族にも見えるが、機械族になっているのはそのためだろう。
  • 英語名からは「超兵器」の部分が丸々抜け落ちている。
  • 効果発動した際には壁面から無数の大砲が現れ、相手に対して一斉掃射しダメージを与える。
    また、攻撃時には天に向かって光線を放ち、そこから発生した巨大な火球を相手にぶつける。
    「遊馬vsIII」戦ではこの「ヴリルの火」の他に、塔の先端から発した青い光線での攻撃も行っていた。
  • 主要キャラが使用するNo.では初めて、変形前の姿が登場していない。
  • アニメ5D'sの「遊星vsアンチノミー」戦にて、遊星が類似効果を持つ下級モンスター《バランス・シューター》を使用している。

関連カード

―《No.33 先史遺産−超兵器マシュ=マック》の姿が見られるカード

このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等

FAQ

Q:効果処理時相手モンスターフィールド上に表側表示で存在しなくなった場合、どうなりますか?
A:その場合、ダメージを与えて攻撃力がアップする効果適用されません。(12/04/19)

Q:ダメージと数値アップは同時に行う扱いですか?
A:はい、同時に行う扱いです。(12/04/14)

Q:自身の効果攻撃力3000の《ワイトキング》(変動した数値は元々の攻撃力扱い)を対象効果発動できますか?
A:いいえ、発動自体ができません。(12/04/23)

Q:自身の効果攻撃力3000の《ワイトキング》《収縮》発動攻撃力を1500としました。
  この場合、効果発動できますか?
A:いいえ、《収縮》効果で半分になっている攻撃力元々の攻撃力として扱いますので発動できません。(14/04/07)

Q:自身の効果攻撃力2400の《トラゴエディア》(変動した数値は元々の攻撃力扱いではない)を対象効果発動できますか?
A:はい、発動でき2400のダメージと強化を行います。(12/04/23)


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