《アーティファクト・ムーブメント/Artifact Ignition》 †
速攻魔法
(1):フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊し、デッキから「アーティファクト」モンスター1体を選んで
魔法カード扱いとして自分の魔法&罠ゾーンにセットする。
(2):このカードが相手によって破壊された場合に発動する。
次の相手バトルフェイズをスキップする。
PRIMAL ORIGINで登場した速攻魔法。
魔法・罠カード1枚を破壊してデッキのアーティファクト1体を魔法&罠ゾーンにセットする効果、相手に破壊された場合に相手のバトルフェイズをスキップする効果を持つ。
(1)は《サイクロン》とアーティファクトをセットする効果が合わさった効果。
アーティファクトを使用するデッキでは《サイクロン》の上位互換となり、魔法・罠カードを除去しつつアーティファクトをセットできるので、発動するだけで1枚のアドバンテージが得られる。
また、相手ターンで自分の魔法カード状態のアーティファクトを破壊し、そのアーティファクトを特殊召喚させることもできる。
《アーティファクト−ベガルタ》や《アーティファクト−ヴァジュラ》と相性が良く、セットされたこれらを破壊しつつ新たなアーティファクトをセットする事で連続特殊召喚へ繋げられる。
(2)は自身が相手に破壊された場合に、次の相手のバトルフェイズをスキップする効果。
伏せカードの除去はバトルフェイズで攻撃を仕掛けたいターンに行われることが多く、攻め手を阻害できる。
更に、このカードが破壊される時にチェーンしてこのカードを発動すれば、前半の効果と後半の効果を両方使用でき、大幅なアドバンテージが得られる。
- 「ムーブメント(movement)」は運動を意味する英単語だが、そこから転じて時計などの動作機構を指す場合がある。
Vジャンプ2014年2月号の記事では、アーティファクトにはめ込まれた部位を「機械式時計のようなもの」と表現している。
アーティファクトを起動する効果を含めて二重の意味での命名の様である。
関連カード †
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
(1)の効果について †
Q:デッキにアーティファクトが存在しない場合に発動できますか?
A:できません。(13/02/15)
Q:既に自分の4つの魔法&罠ゾーンが埋まっている時に手札からこのカードを発動できますか?
また、このカードがセットされているゾーンを含む自分の5つの魔法&罠ゾーンが埋まっている時にセットされているこのカードを発動できますか?
A:できますが、その場合、必ず自分のフィールド魔法以外の魔法・罠カードを破壊しなければならず、相手のカードを破壊することはできません。(17/03/24)
Q:破壊とセットは同時扱いですか?
A:同時扱いです。(14/02/15)
Q:選択したカードが破壊できなかった場合、 デッキのアーティファクト1体をセットする効果は適用できますか?
A:いいえ、できません。(14/02/19)
Q:デッキの中にアーティファクトモンスターが1体だけいます。
「チェーン1:《アーティファクト・ムーブメント》(A)」「チェーン2:《アーティファクト・ムーブメント》(B)」と発動できますか?
A:発動できます。
この場合、チェーン2は通常の処理をしチェーン1では破壊のみ処理をします。(14/03/26)
(2)の効果について †
Q:バトルフェイズをスキップする効果はチェーンブロックを作りますか?
A:はい、作ります。(14/02/15)
Q:表側表示のこのカードが破壊された場合も、バトルフェイズのスキップは発生しますか?
A:発生します。(14/02/15)
Q:スキップする効果が発動した後、相手がバトルフェイズに移行する宣言をせずにターンを終了した場合、バトルフェイズをスキップしたことになりますか?
A:いいえ、スキップする効果はまだ適用されていないため、その後相手がバトルフェイズに移行する宣言をした時スキップします。(14/02/24)
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