《アビスコール/Abyss-squall》 †
通常罠
自分の墓地の「水精鱗」と名のついた
モンスター3体を選択して表側守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、
攻撃宣言できず、エンドフェイズ時に破壊される。
ABYSS RISINGで登場した通常罠。
墓地の水精鱗をデメリットを付与して3体蘇生させる効果を持つ。
一度に3体の水精鱗を蘇生させられるが、効果無効化、攻撃不可、エンドフェイズに自壊という大きなデメリットが付与される。
罠カードであるため速攻性に欠け、加えて墓地に3体の水精鱗が存在しないと発動すらできない等、小回りに欠ける。
蘇生対象の縛りは緩く、レベルや同名カードの制限もないため、素材に3体必要なエクシーズモンスターを出したり、《水精鱗−メガロアビス》を2体蘇生してランク7に繋げたりすることもできる。
効果は無効になってもモンスター効果の発動自体はするので、《水精鱗−アビスパイク》等の手札コストとして《水精鱗−アビスグンデ》を捨て、効果を利用することができる。
いずれにせよ、爆発力を増す代わりに安定性が犠牲になる面が強い。
- イラストから考えると、名前は「アビス」に、激しいにわか雨などを意味する「スコール」を掛けたのだろう。
同時に特殊召喚するという点から、「呼ぶ」を意味する「コール」とも掛け合わせているとも考えられる。
- イラストに描かれている金色の輪は、《水精鱗−ガイオアビス》の左腕に装着されている腕輪であり、ワーグナーの楽劇『ニーベルングの指環』が由来であると考えられる。
イラストの3体の由来である3人の水の妖精に守られていた黄金が奪われ、指環の材料となった。
- OCGの設定としても、天候を操り炎を鎮める豪雨を呼べる「世界を制する力を秘めた黄金の指輪」と解説されている。
- アニメDMのKCグランプリ編に登場したジーク・ロイドが、装備魔法《ニーベルングの指環》を使用している。
関連カード †
―イラスト関連
収録パック等 †
FAQ †
Q:3体は、発動時に対象をとるのですか?
A:はい、発動時に選択し対象をとります。(12/07/28)
Q:《D.D.クロウ》で効果処理時に2体しか墓地にいない場合どうなるのですか?
A:その場合でも、残りの選択したモンスターは特殊召喚されます。(12/07/28)
Q:破壊する効果はチェーンブロックが作られますか?
A:いいえ、作られません。(12/08/04)
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