《オリファンの角笛(つのぶえ)/Horn of Olifant》

通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分のフィールド・墓地から装備魔法カード1枚を選んで除外する。
その後、フィールドのカード1枚を選んで破壊できる。
●自分フィールドの「ローラン」モンスター1体を選んで破壊する。
その後、レベルの合計が9になるようにデッキから戦士族・炎属性モンスターを3体まで選んで
効果を無効にして守備表示で特殊召喚する。
この効果の発動後、次の自分ターンの終了時まで自分は戦士族モンスターしか特殊召喚できない。

 RISE OF THE DUELISTで登場した通常罠
 「フィールド墓地装備魔法1枚を除外してフィールドのカード1枚を破壊する」または「自分フィールドローラン1体を破壊し、レベル合計9の戦士族炎属性効果無効で3体までリクルートする」のいずれかを使用できる効果を持つ。

 1つ目の効果装備魔法除外フィールドのカード単体除去
 基本的にはアドバンテージ面を考慮して墓地装備魔法除外したい。
 フィールドから除外する場合も、共通効果により墓地から装備した焔聖騎士や、《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》効果装備した相手モンスターを選ぶことで消費を抑えられる。
 除去カードの種類や表裏を問わず、対象も取らない性能の高い除去であり、除外する装備魔法さえ用意できれば非常に有用性は高い。
 【焔聖騎士】では除外された装備魔法《焔聖騎士−リナルド》《焔聖騎士−モージ》で容易に再利用できるため、墓地アドバンテージの損失もあまり気にならない。
 2つ目の効果に比べると得られるアドバンテージは小さいが、その分発動はしやすく、使用後の制約も特に無いため汎用性は高い。
 このカード除去される場合など、意図しないタイミングで発動するならこちらのほうが扱いやすいだろう。

 2つ目の効果は3体までのレベル合計9の戦士族炎属性リクルート
 効果無効となるので活用法は単純な戦闘要員か素材に限られやすいが、チューナーを混ぜることで《焔聖騎士帝−シャルル》等のシンクロ召喚も可能になる。
 墓地へ送られた場合やフィールド離れた場合の効果無効にならないので、それらを持つものを選べばより有効なコンボとなる。
 《焔聖騎士−モージ》《焔聖騎士−ローラン》《焔聖騎士−オリヴィエ》リクルートすれば、《焔聖騎士導−ローラン》を経由して2サーチ&1ドロー&1墓地送りしつつ《焔聖騎士帝−シャルル》シンクロ召喚できる。

 予め破壊するローランを展開しておく下準備が必要だが、低レベル且つサポートカードも豊富な《焔聖騎士−ローラン》ならば特殊召喚はしやすい。
 《聖騎士の追想 イゾルデ》とは相性が良く、あちらの効果装備魔法墓地へ送りつつ《焔聖騎士−ローラン》リクルートすれば発動条件を満たせる。
 また、このカードサーチできる《聖剣を巡る王姫アンジェリカ》デッキエクストラデッキからローラン特殊召喚する効果も併せ持つため、それを利用すれば効率よく発動まで繋げられる。

 効果の発動後は次の自分ターン終了時まで戦士族しか特殊召喚できなくなる制約は気にかけたい。
 影響を受ける期間が長く、他種族特殊召喚が行えなくなるのは【戦士族】でも非常に重い制限であり、使い処はよく考えたい。
 アドバンス召喚及びリクルートしたモンスターへのリリースに関しては制約がないので《連撃の帝王》《ライバル・アライバル》を用いて相手ターンアドバンス召喚する手もある。
 このカードリクルートに対応しているモンスターとしては《大将軍 紫炎》《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》が特に優秀。

  • 「オリファン(Olifant)」とは「象」を意味しており、転じて「象牙」や「象牙製の角笛」を意味する。
    モチーフを考慮すると『ローランの歌』に登場する角笛のことを指しているのだろう。
    養父ガヌロンの陰謀によって、ローラン達が40万人のイスラム軍と戦うことになった際、吹けば本隊が救援に駆けつけるこの角笛をローランは所持していたが、体裁に拘ったローランはこれを使うことを拒絶する。
    オリヴィエにそのことを咎められたことで考えを改め、この笛を使おうとしたものの、既に全滅間近だったため救援は間に合わず、ローラン達は討たれてしまったという。

関連カード

サポートカード

イラスト関連

このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等


Tag: 《オリファンの角笛》 通常罠

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