《キックバック/Forced Back》 †
カウンター罠
モンスターの召喚・反転召喚を無効にし、
そのモンスターを持ち主の手札に戻す。
ENEMY OF JUSTICEで登場したカウンター罠。
モンスターの召喚を無効にし、バウンスする効果を持つ。
発動はノーコストだが、類似効果を持つ《昇天の角笛》や《神の警告》に比べて無効にできる範囲が狭い。
特殊召喚を無効にできずシンクロ召喚やエクシーズ召喚に対応できないのは現環境においては大きな欠点。
融合召喚や儀式召喚やペンデュラム召喚が主体の場合はフィールドを介さずに特殊召喚する事が多いので腐る事もあるだろう。
同じノーコストのカウンター罠で現在メタカードとして機能する《昇天の黒角笛》とは対照的である。
もっとも、下級モンスターの召喚に成功した時の誘発効果を起点に動くデッキは少なくないため、高速化した環境で一手遅らせるという点は評価できる。
上級・最上級モンスターがアドバンス召喚される機会は減ったものの、環境の高速化に伴い、下級モンスターに対して使う価値も高まっている。
しかし、同じ罠カードでエクストラデッキのモンスターに対処できる《強制脱出装置》が存在している。
前述のようにライバルの多いカードであるが、ノーコストである点は魅力であり、《豊穣のアルテミス》等のカウンター罠をトリガーとするカードを多数採用するデッキならば採用を検討できるだろう。
- 「キックバック(Kickback)」とは、「跳ね返す」「蹴り返す」という意味。
転じて「賄賂」「割り戻し金」といった意味もある。
海外版のカード名の「Forced Back」は「強制して戻される」という意味。
関連カード †
―イラスト関連
収録パック等 †
FAQ †
Q:召喚を無効にするということは、通常召喚を無効にされた後で別のモンスターを召喚することはできますか?
A:召喚を無効にされても「召喚機会を使用した」事実は残るので、もうこのターンは通常召喚できません。
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