《ジェルエンデュオ/Gellenduo》 †
効果モンスター
星4/光属性/天使族/攻1700/守 0
(1):天使族・光属性モンスターをアドバンス召喚する場合、
このカードは2体分のリリースにできる。
(2):このカードは戦闘では破壊されない。
(3):自分が戦闘・効果でダメージを受けた場合に発動する。
フィールドの表側表示のこのカードを破壊する。
ストラクチャーデッキ−閃光の波動−で登場した光属性・天使族の下級モンスター。
天使族をアドバンス召喚する場合に2体分のリリースとなる分類されない効果、戦闘破壊されない永続効果、自身を破壊する誘発効果を持つ。
天使族専用のダブルコストモンスター。
戦闘破壊耐性を持ち生存しやすいのはダブルコストモンスターとしては大きなメリットで、1ターン生き残れば《大天使クリスティア》等のリリースに使用できる。
特に《エンジェルO7》との相性は抜群であり、アドバンス召喚でなければ効果を発揮しない《エンジェルO7》のアドバンス召喚サポートになり、他の《ジェルエンデュオ》の自壊効果が発動しなくなる。
【神の居城−ヴァルハラ】等の天使族最上級モンスターを主力とするデッキでも召喚サポートになる。
また、戦闘破壊耐性を持つレベル4モンスターは少ないので、ランク4のエクシーズ素材とするのも良い。
ただ、何らかのダメージを受けるだけで自壊してしまうので、壁としてはさほど強固な部類ではない。
このカードを守備表示にしても、自分フィールド上に他の攻撃表示モンスターが居ればそれらの戦闘ダメージや反射ダメージで自壊してしまう。
バーンを行う《ガガガガンマン》、直接攻撃する《No.82 ハートランドラコ》、貫通能力を持つ《迅雷の騎士ガイアドラグーン》などで容易に突破されてしまう。
《天空の聖域》を貼れば多少場持ちは良くなるが、いずれにせよ耐性を過信せず早めにリリースかエクシーズ素材に使うのが望ましい。
なおこの自壊効果はコントローラーがダメージを受けた時に発動する誘発効果であり、チェーンブロックを作る。
《失楽の魔女》の召喚により《禁じられた聖衣》をサーチして即セットし、相手ターンに《失楽の魔女》のリクルート能力でこのカードをリクルートして《禁じられた聖衣》を使えば、そのターン中は「ダメージを受けても自壊せず、戦闘破壊もされない」状態になり、対象を取らない破壊以外の除去でなければ排除できない壁として居残り易くなる。
上記《エンジェルO7》以外にも《閃光を吸い込むマジック・ミラー》を利用する事で自壊のみ防げる。
《閃光を吸い込むマジック・ミラー》は《光神機−轟龍》などとも相性がよいのでこれらを集めたデッキを組むのも面白い。
- イラストには2体のモンスターが描かれている。
カード名はおそらく「エンジェル(天使)・デュオ(2)」のアナグラムなのだろう。
しかし英語名はアナグラムになっていないので意味不明なものとなっている。
- 原作・アニメにおいて―
アニメARC-V第40話の「柚子vs斜芽美伎代」戦で斜芽が使用。
経過が省略されたが、攻撃表示だった《幻奏の音女カノン》を戦闘破壊している。
攻撃名は「エンジェルループ」。
- データ放送での字幕は「ジェルエンディオ」となっていた。
- Dチーム・ゼアルの「遊馬(小鳥からの引き継ぎ)vsオボット(改)」戦において、小鳥から引き継いだ遊馬の手札に存在していたのが確認できる。
関連カード †
―戦闘で破壊されないモンスター
―《ジェルエンデュオ》の姿が見られるカード
対応するモンスター †
―レベル7
―レベル8
―レベル9
―レベル10
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
Q:《魔鏡導士リフレクト・バウンダー》に攻撃した場合、どのように処理しますか?
A:《魔鏡導士リフレクト・バウンダー》の効果によるダメージ処理後に《ジェルエンデュオ》の誘発効果である自壊処理を行い、その後に《魔鏡導士リフレクト・バウンダー》の自壊処理のタイミングが訪れます。
処理タイミングの詳細はダメージステップを参照。
《地獄の扉越し銃》などで《魔鏡導士リフレクト・バウンダー》の効果による《ジェルエンデュオ》のコントローラーへのダメージが発生しなかった場合、《ジェルエンデュオ》の自壊は発生しないため、《魔鏡導士リフレクト・バウンダー》は戦闘により破壊されます。
Q:《神の宣告》などのコストの場合、破壊されますか?
A:いいえ、このカードはダメージを受けたときに破壊されるので、コストによるライフの減少では破壊されません。
Tag: 《ジェルエンデュオ》 効果モンスター モンスター 星4 光属性 天使族 攻1700 守0