《トゥーン・ゴブリン突撃部隊/Toon Goblin Attack Force》 †
トゥーンモンスター
星４/地属性/戦士族/攻2300/守 0
このカードは召喚・反転召喚・特殊召喚したターンには攻撃する事ができない。
自分フィールド上に「トゥーン・ワールド」が存在し、
相手フィールド上にトゥーンモンスターが存在しない場合、
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。
フィールド上の「トゥーン・ワールド」が破壊された時、このカードを破壊する。
このカードは攻撃した場合、バトルフェイズ終了時に守備表示になり、
次の自分のターンのエンドフェイズ時まで表示形式を変更する事ができない。
※エンドフェイズに適用終了となるカードに対するエラッタに伴い、テキスト内の「エンドフェイズ時」は「ターン終了時」と読み替えて使用する。
STRUCTURE DECK−ペガサス・Ｊ・クロフォード編−で登場した地属性・戦士族の下級トゥーンモンスター。
トゥーン化された《ゴブリン突撃部隊》。
元々《ゴブリン突撃部隊》は高い攻撃力で即座に攻撃する奇襲性が最大のメリットである。
ゆえに、直接攻撃できるメリット以上に召喚ターンに攻撃できないデメリットが目立つ。
《トゥーンのもくじ》・《トゥーンのしおり》でサーチできるメリットは大きいが、あちらにも高い汎用性を誇る《増援》がある。
一応【スキルドレイン】では、デッキ圧縮を行なえる４枚目の《ゴブリン突撃部隊》としての運用が見込めなくもないが、メインデッキ枠を消費してわざわざ組み込む意義は薄い。
ゴブリンの１体でもあり対応するサポートカードは存在するが、【ゴブリンライダー】ではそれこそ元々の《ゴブリン突撃部隊》か、ダイレクトアタッカーとしても《ゴブリン暗殺部隊》の方が使いやすく、これもトゥーンである意義に乏しい。
では【トゥーン】で使えるかというと、トゥーンは直接攻撃主体であるために攻撃力が少々高くても大きな利点にならず、このカードを使うメリットは乏しい。
攻撃力はやや下がるものの、攻撃でメリット効果を得られる《トゥーン・ヂェミナイ・エルフ》などのほうが長期的に見て有用なことが殆どである。
デッキの構成上強制守備表示化のデメリットもあるため攻め手が二重に遅くなり、やはり主力として見るのは厳しく優先順位は低い。
ただ、【トゥーン】では比較的陥り易い「高攻撃力の相手モンスターに並ばれた状態で《トゥーン・キングダム》の耐性を活かし直接攻撃を行いたいが、サンドバッグになるのが怖い」場合にはこのデメリットも有効に働くので、それを想定するならば１枚挿しておくのも戦略である。
【トゥーン】はどうあっても《トゥーン・ワールド》（《トゥーン・キングダム》）を守り抜かねばならないデッキであるため、《神の宣告》・《神の通告》の様なライフコストの大きいカウンター罠を積む傾向にあり、ライフの温存が可能になる効果自体の相性は悪くない。
【ヌメロン】を相手取る場合はこの2300という攻撃力数値が初期ライフからの１ターンキルに届かせない絶妙な数値となり、次のターン以降は直接攻撃+守備表示で逃げる事ができる。
他には、それ１体で破格の攻撃力に加え強固な耐性を備える《ジ・アライバル・サイバース＠イグニスター》や、《海晶乙女の闘海》で耐性と強化を得たマリンセスの高リンクモンスターなどの攻撃にも同じ戦法を使って直接攻撃を通し続ける事が可能となる。
《珠の御巫フゥリ》で耐性を付与した御巫らからの攻撃に対しても、最初のターンさえどうにかできれば守備力が０なのが逆に好都合となり反射ダメージを避ける事ができる。
無論ターンが経過すれば隣に《アクセスコード・トーカー》などを展開されるおそれがあるため、【トゥーン】ご用達の《カイザーコロシアム》や《センサー万別》辺りを併用して更なる展開は防いでおきたい。
ただしこれも、《ブルーアイズ・カオス・ＭＡＸ・ドラゴン》の様な高攻撃力の貫通持ちには通用しない戦法である事、そうでなくとも単純に攻撃を受ける回数が増える・《増殖するＧ》程度のモンスターの攻撃ですらデッキを削られるため、《トゥーン・キングダム》の除外コストで削られるメインデッキの残り枚数にも気を配っておく事にも注意が必要である。
この様に、単純な汎用性やアドバンテージの点では《トゥーン・ヂェミナイ・エルフ》に劣る部分が多いが、局地的状況ではあちらに勝る可能性を秘めたトゥーンであるとも言える。
《センサー万別》と《御前試合》下ではあちらと共存できるので、両者を組ます構築も考えられる。
相手を選ぶ特性でもあるので、サイドデッキに忍ばせる形でも良いだろう。
関連カード †
収録パック等 †
Tag: 《トゥーン・ゴブリン突撃部隊》 トゥーンモンスター 効果モンスター モンスター 星4 地属性 戦士族 攻2300 守0 トゥーン ゴブリン