《ブリキの大公/Tin Archduke》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/地属性/機械族/攻2200/守1200
レベル4モンスター×3
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
相手フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターの表示形式を変更する。
この時、リバース効果モンスターの効果は発動しない。
この効果は相手ターンでも発動できる。
DUEL TERMINAL −破滅の邪龍 ウロボロス!!−で登場した地属性・機械族のエクシーズモンスター。
相手モンスターの表示形式を変更する誘発即時効果を持つ。
攻撃力の高いモンスターを守備表示にして突破したり、壁モンスターを攻撃表示にして大ダメージを狙うことができる。
攻撃力は低めだが、攻撃モンスターを守備表示にすることで、相手の攻撃を止めることもできる。
守備表示で攻撃してきた超重武者に関しては攻撃は止まらないものの、守備力を攻撃力として扱いダメージ計算を行う効果が消えるため返り討ちにできる可能性は高い。
ただ、守備表示の存在しないリンクモンスターの攻撃は防ぐことはできない。
素材3体で表示形式変更だけでは力不足と言わざるをえない。
大体のモンスターは《鳥銃士カステル》でバウンスしたり、裏側守備表示にすればいいし、効果使用後の相手ターンに突破されにくいカードが欲しいなら《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》で十分。
低攻撃力の壁モンスターを攻撃表示にしたいなら《フォトン・バタフライ・アサシン》、リバースモンスターを潰したいなら《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》でよい。
以上のモンスターはすべてレベル4×2で出すことができ、その点でもこのカードは大きく水をあけられている。
素材3体であることに意味のある【光天使】では採用できるかもしれない。
リバースモンスターであり、カードの効果で墓地へ送られた場合の効果を持つ【シャドール】に対しては比較的強い。
もっともこのカードが立っていると《影依融合》が発動しやすくなるので、天敵といえるほどの強さではないのだが。
- カード名の由来はドイツのノーベル賞作家ギュンター・グラスの小説『ブリキの太鼓』だと思われる。
- 「大公」はヨーロッパ圏で用いられる爵位であり、公爵よりも上の位を指す。
- 効果などはアニメで判明したが、姿自体は漫画ZEXAL特別編で先駆けて登場していた。
- アニメARC-Vの126話において、赤馬零王がリアルソリッドビジョンに関する話をしている際の回想シーンで、その姿が登場している。
関連カード †
―《ブリキの大公》の姿が見られるカード
収録パック等 †
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