《ポルターガイスト/Spiritualism》

通常魔法
(1):相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
その相手のカードを持ち主の手札に戻す。
このカードの発動と効果は無効化されない。

 Labyrinth of Nightmare −悪夢の迷宮−で登場した通常魔法
 カードの発動効果無効にされない効果外テキスト相手フィールド魔法・罠カード1枚をバウンスさせる効果を持つ。

 効果範囲は《ハリケーン》に劣るが、発動効果無効化されないため、各種魔法カード無効の影響を受ける事がない。
 そのため、これらを絡めた永続魔法永続罠を多用するロックデッキ相手には力を発揮するだろう。

 現在では、《ナチュル・ビースト》《煉獄龍 オーガ・ドラグーン》等の無効効果や、《宵星の機神ディンギルス》等の破壊耐性付与を添えて、伏せカード制圧を行うデッキへの対策となる。
 バウンスのため一時しのぎにしかならないという欠点も、デュエルが高速化した現在ではそれほど大きな問題とはならない。

 ただし、このカードの発動に対して、対象にした魔法・罠カードチェーンされると、永続系以外は当然のことながらバウンスする事ができない。
 また、通常魔法ゆえに相手魔法・罠カードに対してチェーンして発動する事もできないため、意外とメタ対象が狭い。

  • バウンス及び無効化されないという珍しい効果から、たびたび注目を浴びたことはある。
    しかし、実際に環境で活躍が見られたのは上述した2014年の世界大会程度である。
  • 「ポルターガイスト(Poltergeist)」とはドイツ語で「騒々しい幽霊」の意味であり、室内の物が何の外的要因も無しに振動・浮遊したりする心霊現象の一種である。
    英語名の「Spiritualism」とは「交霊術」という意味である。
  • 原作・アニメにおいて―
    原作「バトルシティ編」の「闇バクラvsゴースト骨塚」戦にて闇バクラが使用したカード
    このデュエルは経過が描写されず、バクラがこのカード発動して骨塚が敗北した事しか分からないため、原作での効果は不明である。
    なお、アニメ版の同デュエルでは使用されていない。
    また、原作の「闇遊戯vs闇バクラ」戦でもこれらしきカードがバクラの手札に確認できる。
  • コナミのゲーム作品において―
    中国版のデュエルリンクスでは、霊の顔つきが微妙に描き変えられている。

関連カード

発動効果無効化されないカード

―他のカード発動効果無効化されなくするカード

イラスト関連

収録パック等

FAQ

Q:《大寒波》効果適用中にこのカードを発動できますか?
A:いいえ、できません。

Q:《邪神アバター》召喚時の誘発効果適用中にこのカードを発動できますか?
A:いいえ、できません。

Q:セットされているこのカード《心鎮壷》で指定されているとき、このカードを発動できますか?
A:できません。(09/02/05)

Q:相手フィールド《The splendid VENUS》が存在する場合、相手はこのカードに対し、《神の宣告》発動することはできますか?
A:できません。(09/02/05)

Q:「発動効果無効にする」ではなく、「発動できず、全てのフィールド魔法カード効果無効になる」効果をもつ《マジック・キャンセラー》表側表示で存在している場合、このカード発動できますか?
A:できません。(07/06/12)

Q:このカードに対して《マジック・ジャマー》チェーンできますか?
A:できますが、発動効果無効にされません。(14/11/16)

Q:このカード発動したとき、《光と闇の竜》効果発動しますか?
A:発動しますが、《光と闇の竜》効果適用されません。(12/12/17)

Q:《闇の取引》《魔轟神ディアネイラ》効果を書き換えられますか?
  できる場合、《王宮の勅命》フィールド上に存在する時でも効果は有効ですか?
A:はい、このカードの効果は、《闇の取引》《魔轟神ディアネイラ》効果を書き換えることができます。
  この場合でも、『このカードの発動と効果は無効化されない。』効果適用されているため、《王宮の勅命》効果によって、効果無効にされません。(14/03/19)

Q:フィールド上に《エンド・オブ・アヌビス》が存在する時、《D−HERO ダイヤモンドガイ》効果発動した《ポルターガイスト》の効果無効になりますか?
A:無効になりません。(14/07/18)


Tag: 《ポルターガイスト》 魔法 通常魔法

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