《マアト/Ma’at》 †
効果モンスター
星10/光属性/天使族/攻 ?/守 ?
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上に表側表示で存在するドラゴン族・光属性モンスター1体と、
天使族・光属性モンスター1体を墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる。
1ターンに1度、カード名を3つ宣言して発動できる。
自分のデッキの上からカードを3枚めくり、宣言したカードは手札に加える。
それ以外のめくったカードは全て墓地へ送る。
このカードの攻撃力・守備力は、この効果で手札に加えたカードの数×1000ポイントになる。
PREMIUM PACK 14で登場した光属性・天使族の特殊召喚モンスター。
光属性のドラゴン族・天使族を墓地へ送り特殊召喚する召喚条件、カード名を3つ宣言してデッキを3枚めくり、宣言したカードを手札に加え、その枚数×1000の攻撃力・守備力となる起動効果を持つ。
数ある特殊召喚モンスターの中でも特に異質な召喚条件、および効果の持ち主。
種族・属性以外には指定がないものの、あまりシナジーのない種族同士を墓地へ送る必要がある上、同じデッキで効果のサポートまでこなす必要がある。
このカードの特殊召喚を行いつつ効果を成功させるには専用のデッキを組むことが必須になるだろう。
また、このカード自身は戦闘よりもむしろハンド・アドバンテージ稼ぎを得意とする。
通常のエースモンスターとは異なり、《豊穣のアルテミス》に代表されるドローエンジンがするような守りの運用を求められることにも注意しておきたい。
特殊召喚のコストは《人形の幸福》1枚で満たせる。
あちらで《おもちゃ箱》をサーチ・破壊することで《ドール・モンスター ガールちゃん》と《ギャラクシーサーペント》をリクルートすればよい。
その他特殊召喚コストとして相性が良いカードは以下の通り。
- 《シャインエンジェル》:光属性のドラゴン族をリクルートでき、自身は光属性の天使族である。
安定して動かせる反面展開速度の遅さがネックのため、漫然と投入するのではこちらの展開が間に合わない。
投入するなら、【光属性】を主軸にリクルーターを多数積む形での構築を心がけたい。
- 《天輪の葬送士》:光属性・レベル1・ドラゴン族の《伝説の白石》などを蘇生すればコストが揃う。
- シンクロ・エクシーズ・リンクモンスター:《フォトン・サンクチュアリ》からリンク召喚できる《銀河眼の煌星竜》や《破壊剣士の守護絆竜》が光属性・ドラゴン族なので、そのモンスター効果は扱えないが【光属性・天使族】のほぼ純構築でも無理無く可能。
効果モンスター2体で《アーティファクト−ダグザ》をリンク召喚するのもいい。
逆に天使族に《機装天使エンジネル》などを用いるのも良い。
光属性・天使族のエクシーズモンスターは多くのランクに分布しているため、メインデッキを【ドラゴン族】寄りにすると比較的召喚しやすい。
一方の光属性・ドラゴン族はシンクロもエクシーズモンスターも高レベル・高ランクに集中しているため、それらの召喚に特化する必要があるだろう。
- 通常モンスター:《ギャラクシーサーペント》など、該当する通常モンスターを《予想GUY》でリクルートして利用してもよい。
また、聖刻モンスターをリリースして光属性・天使族モンスターをアドバンス召喚すればすぐに準備が整う。
- 《バスター・スナイパー》:エクストラデッキの該当種族・属性のモンスターを公開すれば準備できる。
- 《鏡像のスワンプマン》・《量子猫》:種族・属性を任意に決められるため、足りない方を補う事ができる。
- 《外神ナイアルラ》:墓地に該当モンスターさえあれば、足りない方の種族・属性となれる。
《ゲール・ドグラ》を使えば、メインデッキの圧迫も軽微で済む。
- ホーリーナイツ:すべてが天使族である上、光属性・ドラゴン族の特殊召喚も得意とする。
効果に成功すれば毎ターン最大3枚ずつ手札を増やせるが、そのためには十分な仕込みが必要である。
《絶対王 バック・ジャック》や《魔導書整理》などで予めデッキトップ3枚を確認しておく事が望ましい。
《ゾンビキャリア》や《エッジインプ・シザー》は展開とデッキトップ操作を同時に行う事ができ、シンクロ・エクシーズモンスターに繋げることで召喚コストにもなる。
《パーシアスの神域》ならデッキトップに3枚のカードを戻せるため確実に3枚のアドバンテージとなり、天使族軸とすれば特殊召喚もしやすい。
《予見者ゾルガ》なら天使族であり、デッキトップから5枚のカードを確認しつつ《フェアリー・チア・ガール》のエクシーズ召喚を補助できる。
《D・モバホン》や《D・スマホン》の守備表示の効果なら高確率でデッキトップから3枚以上のカードの確認ができるが、種族が合わない。
フィールドに維持できずに1度しか効果を適用できなかった場合、3枚手札に加えた場合でもカード・アドバンテージは+2、《魔導書整理》を使った場合は+1である。
これでは種族の異なる2体のモンスターを展開する手間に見合わないので、《神縛りの塚》や《刻剣の魔術師》などを併用してこのカードを除去から守りたい。
除去に対するケアとして《ファントム・オブ・カオス》で効果を再利用する手もあり、特殊召喚を狙えない状況でも効果を使用できる。
ランク6軸の【聖刻】で《永遠の淑女 ベアトリーチェ》を併用するなら、墓地へ送るモンスターを無理なく用意できる。
《永遠の淑女 ベアトリーチェ》の効果で《絶対王 バック・ジャック》を落とせばデッキトップから3枚を把握でき、確実に3枚手札に加えられる。
天使族・光属性を選択し、《妖醒龍ラルバウール》の効果を使えばこのカードをサーチできる。
《妖醒龍ラルバウール》をその後に《破壊剣士の守護絆竜》にすることで墓地へ送るモンスターとして使える。
《青天の霹靂》で特殊召喚し、ドローのみを狙うのも手。
《魔導書整理》などを併用したとしても3枚の手札交換となる。
- 攻撃力は「なる」であるため、原作と異なり、複数ターンかけて4枚以上を手札に加えても攻撃力3000を超えることはできない。
- 全身に千年アイテムを身に付けている。
額に千年眼、首元に千年タウク、胸部に千年輪、腰部に千年錐、右手の杖に千年錫杖と千年錠、左手に千年秤が確認できる。
- 漫画では、この千年アイテムは神官が《ハネクリボー》の中に隠して宿らせたものであると説明されている。
- 「マアト(Ma'at)」とは古代エジプト神話の女神であり、「真理」「正義」を司るとされている。
頭上にダチョウの羽が乗っており、この羽と死者の心臓を天秤にかけて罪の重さを量り、心臓の方が重ければ大ワニに食べさせるという。
原作ではシャーディが金倉館長に対し同様の闇のゲームを行なっている他、漫画GXにもこれを由来とした場面がある。
- このシーンでは、十代の頭の中にこれからドローするカードのイメージが現れ、この助けを得て5連続で宣言したカードをドローし続けるという非現実的な奇跡を起こすことができた。
これは《マアト》が自身の持つ千年アイテムの力で十代に力を貸したものであり、トラゴエディアはこのことを感知している。
関連カード †
収録パック等 †
FAQ †
Q:効果の種別は何ですか?
A:カード名の宣言からステータスの上昇までが1つの起動効果となります。(13/06/24)
Q:このカードの攻撃力・守備力が自身の効果で3000の時に、再び効果を発動し宣言したカードを1枚もめくれなかった場合、攻撃力・守備力は0になりますか?
A:はい、なります。(11/12/17)
Q:このカードの攻撃力が自身の効果で変化している時に《収縮》の効果を受けた時、攻撃力はどうなりますか?
A:0になり、《収縮》の効果が適用されなくなっても0のままです。(11/12/17)
Q:このカードの攻撃力が自身の効果で変化している時に《巨大化》を装備した場合、攻撃力はどうなりますか?
A:0になり、《巨大化》がフィールド上から離れればこのカードの攻撃力は自身の効果で変化している数値に戻ります。(11/12/17)
Tag: 《マアト》 特殊召喚モンスター 効果モンスター モンスター 星10 光属性 天使族 攻? 守? 正規の方法以外での特殊召喚不可