《モンスターゲート/Monster Gate》

通常魔法
(1):自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。
通常召喚可能なモンスターが出るまで自分のデッキの上からカードをめくり、
そのモンスターを特殊召喚する。
残りのめくったカードは全て墓地へ送る。

 天空の聖域で登場した通常魔法
 デッキトップをめくってモンスター特殊召喚し、残りのめくったカード墓地へ送る効果を持つ。

 類似カード《名推理》と比較すると、リリースコストが必要となっているが、特殊召喚が行われない可能性が少なくなっている。
 《名推理》と異なり相手デッキトップが知られていても問題ないので、《鳳凰神の羽根》《ゾンビキャリア》《エッジインプ・シザー》といったカードデッキトップを操作することで、確実にモンスター特殊召喚できるようになる。
 後者2枚はこのカードコストにもできるため、その点でも相性が良い。
 ただし、単に特殊召喚するだけではディスアドバンテージを負うことになるので、他のコンボに繋げるなどの工夫が必要である。
 リリースそのものをアドバンテージとする【聖刻】なら十分活かせるだろう。
 変わったところでは、不要になったエクシーズモンスターをこのカードコストで退かし、《酒呑童子》デッキトップに置いた《馬頭鬼》を再利用しつつ、新たにエクシーズ召喚に繋げる使い方もある。

 モンスター特殊召喚以外の活用法として、墓地へ送る処理に着目したものがある。
 デッキ通常召喚できないモンスター魔法・罠カードを多く投入することで大量の墓地肥やしが可能となり、墓地アドバンテージを利用した戦術が狙いやすくなる。
 それを主要ギミックとして利用したデッキが、【カオスゲート】【ドグマブレード】【マジカルエクスプロージョン1キル】である。

  • 《名推理》とは規制される場合は常に同じタイミングで同じ規制を受けているが、緩和される場合はそれぞれの時期がずれている。
    この辺りは規制当時の主流デッキに影響される面が強いと思われ、例えば2012年ではリリースを活用できる【聖刻】の存在がこちらの緩和を遅らせた可能性がある。
    逆に2016年ではレベルがばらけているが1体でもフィールドに出せれば怒涛の攻めを見せる【Kozmo】《名推理》の相性の良さが懸念されたのかもしれない。
  • KONAMIから同名のシリーズのアーケードゲーム・GBAソフト・TCGが発売されていたため、おそらく元ネタだろう。
    このカードの登場時期とシリーズ展開時期は被っているが、TAG FORCEシリーズの「正午(まひる)の星座」では収録されていない。
  • コナミのゲーム作品において―
    遊戯王ONLINE DUEL EVOLUTIONシーズン7では、《名推理》と共に制限カードに指定されている。

関連カード

イラスト関連

このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等

FAQ

Q:《虚無の統括者》など、通常召喚は可能だが特殊召喚できないモンスターが出た場合はどうなりますか?
A:めくったカードと一緒に墓地へ送り、効果処理が終了します。(07/09/18)

Q:《モンスターゲート》の効果墓地へ送られるカードはどこから墓地へ送られた事になりますか?
A:デッキからです。

Q:《フォッシル・ダイナ パキケファロ》《虚無魔人》が存在する時に《モンスターゲート》を発動することはできますか?
A:いいえ、できません。
  発動コストとして《フォッシル・ダイナ パキケファロ》等をリリースにする事もできません。(09/01/07)

Q:通常召喚が可能なモンスターカードデッキに存在しない状態で《モンスターゲート》を発動することはできますか?
A:いいえ、できません。(09/01/31)

Q:《モンスターゲート》の効果特殊召喚されたモンスターはどこから特殊召喚された事になるのですか?
A:デッキから特殊召喚された扱いとなります。(12/04/12)

Q:めくったカード《時械神メタイオン》だった場合、特殊召喚できますか?
A:いいえ、特殊召喚できず、めくったカードと一緒に墓地へ送り、効果処理が終了します。(12/04/09)

Q:効果処理時《虚無空間》フィールドが存在する場合、自分デッキをめくる処理は行われますか?
A:いいえ、行われません。(15/01/22)


Tag: 《モンスターゲート》 魔法 通常魔法

広告