遊戯王カードWiki - 《ヴィクティム・カウンター》

《ヴィクティム・カウンター/Gemini Counter》 †

カウンター罠
自分フィールド上に表側表示で存在する
デュアルモンスター１体を裏側守備表示にし、
相手の魔法カードの発動を無効にし破壊する。

　魔法カードしか防げないが、デュアルモンスターを裏側表示にするだけなのでボード・アドバンテージを失わない点が強み。
　表側表示で真価を発揮するデュアルにとって、表側表示のカードを対象にする魔法カードは弱点になりうるため、採用するのも悪くはない。

　ただし、裏側表示にする事で再度召喚状態も解けてしまう。
　１：１交換になるものの、通常召喚権を消費してまで得た効果を失ってしまってはノーコストとは言えない。
　一応、効果使用後の《ダーク・ヴァルキリア》であれば、再び再度召喚することで効果を使用できるようになるので相性はいい。
　元々再度召喚する意味の薄い《Ｅ・ＨＥＲＯアナザー・ネオス》を使用したり、《スーペルヴィス》を用意しておくのも手だろう。

デュエリストパック－爆炎のデュエリスト編－でカウンターがカテゴリ化され、たまたま条件に合致していたこのカードも含まれることとなった。
だが、《バスター・カウンター》同様ＢＫには発動条件となるモンスターが存在しない。
更には【ＢＫ】は縛りが厳しいため炎属性・戦士族というシナジーこそあれど【デュアル】と共存させること自体が困難である。

「ヴィクティム（victim）」とは「犠牲者」の意味で、《スターダスト・ドラゴン》の効果名「ヴィクテム・サンクチュアリ」にも使われている。
「（神への）生け贄」という宗教的な意味もあるためか、英語名は「Gemini Counter」となった。

Ｑ：裏側守備表示化は効果処理ですか？
　　魔法カードの発動を無効にし破壊するのと同時扱いですか？
Ａ：効果処理時に、裏側守備表示とします。
　　また、裏側守備表示化の後に破壊するという順に処理を行います。(12/03/02)

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