安全地帯(あんぜんちたい)/Safe Zone》

永続罠
フィールドの表側攻撃表示モンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
その表側表示モンスターは、相手の効果の対象にならず、
戦闘及び相手の効果では破壊されず、相手に直接攻撃できない。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
そのモンスターがフィールドから離れた時にこのカードは破壊される。

 EXTREME VICTORYで登場した永続罠
 対象モンスター相手効果の対象にならず、戦闘及び相手効果破壊されない代わりに使用者から見た相手プレイヤーへの直接攻撃を封じ、自身がフィールドから離れた場合に破壊する効果を持つ。

 戦闘破壊効果破壊もされなくなるというのは確かに強力な耐性である。
 ただし対象へのカード効果無効にするわけではないので、破壊以外の対象を取る効果に対処するには、予め発動適用させておく必要がある。

 強固な耐性と言えども、魔法・罠除去破壊されるという弱点も付くため、このカード破壊から守れるモンスターと併用して、互いに守り合う使い方が主流である。
 例えば《閃こう竜 スターダスト》《No.66 覇鍵甲虫マスター・キー・ビートル》等をこのカードで守れば簡単には突破されない。
 とは言え、このコンボすら突破しうる《鳥銃士カステル》《氷結界の龍 トリシューラ》は採用率が高いモンスターであり、長持ちを期待するのは難しいだろう。

 《プロミネンス・ドラゴン》《ワーム・リンクス》等、フィールドに存在するだけでアドバンテージとなるモンスターに使ってやると、相手としては厄介である。
 《アルティメットサイキッカー》《コアキメイル・ヴァラファール》《ネオス・ワイズマン》等、このカード除去されても自身の耐性により破壊されないモンスターとも相性が良い。
 これらは貫通効果バーン効果も持ち合わせており、直接攻撃できないデメリットも気にならない。
 《ロード・オブ・ザ・レッド》との相性も良く、あちらの戦闘破壊を防げるだけでなく、このカードの発動によってあちらの破壊効果発動できる。
 またこのカード《ロード・オブ・ザ・レッド》除去するために、壊獣などの例外を除いて相手効果の発動を強要させられるので、それもあちらの破壊効果トリガーとなる。

 また、表側攻撃表示なら相手モンスターにも発動する事ができる。
 《サイクロン》等でこのカード除去されそうになった時にチェーン発動すれば、相手モンスターを道連れに除去できる。
 セット状態なら、《魔導戦士 ブレイカー》《ダーク・アームド・ドラゴン》等による除去に対しても有効である。
 似たようなカード《ポールポジション》があるが、こちらは安定して相手モンスター1体を狙う事ができる。
 この効果【セルフ・バウンス】で活かす手もあるが、《ビッグバン・シュート》と役割が被るので、デッキと相談して決めたい。

 相手モンスター対象にする場合は、《マジック・プランター》との相性も良い。
 コストとして墓地へ送るので、《安全地帯》の発動が通れば、ほぼ確実にそのモンスター除去できる。
 そして、《マジック・プランター》効果適用されれば、0:1交換アドバンテージとなる。

  • 原作・アニメにおいて―
    アニメVRAINS第25話にて、SOLテクノロジー社の北村セキュリティ部長を叩くネットユーザーのハンドルネームの1つに「エレキ安全地帯ロック」なる名前が確認できる。
  • コナミのゲーム作品において―
    「安全地帯」とは「敵機の弾が飛んで来ず、自機が被弾しない安全な場所」の事を表すシューティングゲーム用語である。
    この安全地帯には、開発者が予期せずにできてしまったものや、お遊び要素で意図的に作られたものが存在する。
    イラストクリスタルコアの「安全地帯」にビック・バイパーが突っ込む、『GRADIUS II』の1シーンを切り出している。
    余談だがこの安全地帯が活用できるのは『II』のみで、『III』のボスラッシュに登場するクリスタルコアには通用しない。
  • デュエルリンクスでは御伽に専用ボイスが用意されている。

関連カード

イラスト関連

収録パック等

FAQ

Q:このカード対象となったモンスター破壊する効果や、このカード破壊する効果チェーンブロックを作りますか?
A:いいえ、どちらもチェーンブロックを作りません。(11/02/14)

Q:このカード対象となったモンスター効果処理時裏側表示になっていた場合、効果適用されますか?
A:いいえ、適用されずこのカードは意味のないカードとしてフィールドに残ります。(11/06/19)

Q:このカードの効果適用されているモンスター裏側表示になった場合、このカードの効果適用され続けますか?
A:いいえ、適用されずこのカードは意味のないカードとしてフィールドに残ります。(12/10/01)

Q:このカード対象となったモンスター効果処理時表側守備表示になっていた場合、効果適用されますか?
A:はい、適用されます。(11/08/25)

Q:《安全地帯》の発動チェーンして、その対象《神竜騎士フェルグラント》効果発動適用された場合、そのモンスターは『対象にならない』などの効果を受けられますか?
A:ご質問の順番で発動した場合は、先に《神竜騎士フェルグラント》効果適用されますが、既に《安全地帯》の対象として選択されていますので、《安全地帯》はフィールドに残り続け、モンスター対象に取り続ける事になります。
  また、《神竜騎士フェルグラント》効果適用されている間は《安全地帯》の効果を受けませんが、《神竜騎士フェルグラント》効果適用されなくなった後は《安全地帯》の効果を受けます。(15/05/23)

Q:このカード相手モンスターを選択した場合、そのモンスターはどちらのプレイヤー効果の対象にならず、効果破壊されなくなりますか?
A:このカードコントローラーから見た相手効果の対象にできず、破壊されなくなります。
  よって、自分は選択した相手モンスター対象に選択したり、効果破壊する事ができます。(11/02/11)

Q:このカード相手モンスターを選択した場合、そのモンスターはこのカードコントローラー直接攻撃できなくなりますか?
A:いいえ、このカードの指す「相手」とはこのカードコントローラーから見た相手となりますので直接攻撃は可能です。(11/05/30)

Q:自分モンスター直接攻撃宣言時にそのモンスターに対してこのカード発動した場合、その攻撃無効になりますか?
  それともバトルステップ巻き戻しが発生するのですか?
A:この場合発生するのはバトルステップ巻き戻しです。(11/06/19)

Q:自分モンスター直接攻撃宣言時に《次元幽閉》発動されたためそれにチェーンしてこのカード発動しました。
  この場合攻撃モンスター除外されますか?
A:除外されます。(11/07/07)

Q:装備魔法装備している《パワー・ツール・ドラゴン》に対して発動しているこのカードフィールド離れる場合、装備魔法を代わりに破壊して身代わりにする事はできますか?
A:はい、できます。(11/02/12)

Q:《ライフ・ストリーム・ドラゴン》に対して発動しているこのカードフィールド離れる場合、墓地装備魔法を代わりに除外して身代わりにする事はできますか?
A:はい、できます。(11/02/12)

Q:六武衆対象にして発動しているこのカードフィールド離れる場合、他の六武衆を代わりに破壊して身代わりにする事はできますか?
A:はい、可能です。(11/05/29)

Q:このカードフィールド離れる時に対象モンスター破壊する効果を、《スターダスト・ドラゴン》無効にする事はできますか?
A:いいえ、できません。(11/02/14)

Q:自分表側攻撃表示モンスターに対して相手《強制脱出装置》発動しました。
  それに対しこのカードをそのモンスターチェーン発動した場合、対象となったモンスター手札戻りますか?
A:はい、戻ります。(11/02/19)

Q:相手《団結の力》装備されている相手モンスターに対してこのカードの効果適用させました。
  《団結の力》効果無効になりますか?
A:その《団結の力》効果はそのまま適用し続けます。(11/06/19)

Q:このカードコストとして、フィールドから墓地へ送られた場合、どのタイミングで破壊されますか?
A:コストとして墓地へ送られた直後です。(12/03/10)

Q:このカード相手《甲虫装機 ダンセル》を選択して発動しました。
  その《甲虫装機 ダンセル》墓地手札甲虫装機装備できますか?
A:《甲虫装機 ダンセル》効果対象をとる扱いではないので、発動できます。(12/03/29)
  そしてその後は装備されたままとなります。(12/06/27)

Q:対象に選択したモンスターエクシーズ素材になった場合破壊されますか?
A:破壊されずフィールドに残り続けます。(12/09/27)

Q:このカードの効果適用された《ギガプラント》再度召喚に対し《神の警告》発動された場合、《ギガプラント》破壊されますか?
A:いいえ、破壊されずフィールドに残ります。(13/05/10)

Q:このカードの効果相手《コアキメイル・クルセイダー》に対して発動しました。
  相手エンドフェイズにどちらのコストも払わなかった場合、《コアキメイル・クルセイダー》破壊されますか?
A:はい、破壊されます。(14/02/03)


Tag: 《安全地帯》 永続罠

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