《窮鼠の進撃/Attack of the Cornered Rat》 †
永続罠
自分フィールド上に存在するレベル3以下の通常モンスターが戦闘を行う場合、
そのダメージステップ時に100の倍数のライフポイントを払って発動する事ができる。
このターンのエンドフェイズ時まで、
戦闘を行う相手モンスター1体の攻撃力は払った数値分ダウンする。
※エンドフェイズに適用終了となるカードに対するエラッタに伴い、テキスト内の「エンドフェイズ時」は「ターン終了時」と読み替えて使用する。
RAGING BATTLEで登場した永続罠。
レベル3以下の通常モンスターが戦闘を行う時、ライフコスト分だけ戦闘を行う相手モンスターを弱体化させる効果を持つ。
類似効果の《プライドの咆哮》・《冥王の咆哮》とは異なり永続罠であるため、ライフコストさえ払えれば何度でも使えるのが強み。
効果の発動範囲から採用できるのは【ローレベル】や【大革命】くらいだが、素の状態では戦闘で不利になりやすいこれらのデッキにおいてはなかなか頼もしい1枚となる。
相手の攻撃力を下げることで擬似的に戦闘破壊耐性を付与させる事ができ、着々とコンボパーツを揃えられる。
レベル3以下のモンスタートークンを利用するデッキでも使え、ライフコストさえ払えれば突破は容易になる。
だが、心配なのはやはりライフコストであろう。
レベル3以下・通常モンスターの最高攻撃力は1750・最高守備力は2100。
下級モンスターが相手ならまだしも、上級・最上級モンスター相手に何度も使うとみるみるライフが減っていく。
ライフ調整が必要な【大逆転クイズ】や【自爆スイッチ】に投入するにしても通常モンスターを投入するわけでもないので相性が悪い。
さらにモンスター同士の戦闘時にしか効果を発動できないため、フィールド上のモンスターを除去されると脆い。
このカードがあるからといって安心したりせず、ノーコストで使える《下克上の首飾り》も併用してライフを節約していきたい。
《魂の一撃》との相性は良く、ライフ減少を攻撃力に転換できるため、大きな強化が可能。
- 「窮鼠」とは追い詰められた鼠のこと。
「窮鼠猫を噛む」の諺にある通り、弱小モンスターだと甘く見ると手痛い一撃を返されうる。
- コナミのゲーム作品において―
デュエルリンクスでは、スタンダードデュエリストが使うデッキ「凶暴化するLV3」で多用してくる。
基本的にライフコストを払えるだけ払い、攻撃力を0にして戦闘破壊を狙う。
初期ライフポイントも手札枚数も少ないこのゲームとの相性が良く、肉を切らせて骨を断つ戦術でプレイヤーを追い込んでくる。
関連カード †
―イラスト関連
収録パック等 †
FAQ †
Q:このカードの効果は対象をとりますか?
A:はい、戦闘を行う相手モンスター1体を対象にとる効果です。(09/03/19)
Q:ダメージ計算時に発動できますか?
A:いいえ、発動できません。(14/03/21)
Q:相手モンスターの攻撃力を超えるライフを払うことはできますか?
A:できません。
例えば攻撃力1550のモンスターと戦闘する場合、払える数値は1500まであり、1600以上のライフを払うことはできません。(09/02/14)
Q:このカードの効果は同一チェーン上で複数回発動できますか?
A:同一ダメージステップにて複数回発動する事はできません。(09/04/10)
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