遊戯王カードWiki - 《幻奏の音女スコア》

《幻奏(げんそう)の音女(おとめ)スコア/Score the Melodious Diva》 †

効果モンスター
星２/光属性/天使族/攻 200/守 200
(1)：自分の「幻奏」モンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時、
このカードを手札から墓地へ送って発動できる。
その相手モンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで０になる。

　自分のモンスターを強化するか、相手のモンスターを弱体化させるかという違いはあるが、使用した場合は《オネスト》とほぼ同様の結果となる。
　幻奏は全て光属性なので《オネスト》も使用できるため、局面によって使い分けると良いだろう。
　このカードは対象をとらない効果ではあるものの、相手モンスターに効果が及ぶので、モンスター効果に耐性を持つモンスターには通用しない。
　また、こちらのステータスを上昇させる《オネスト》は、後続の攻撃も凌ぎやすくなるが、相手モンスターを弱体化させるこちらはその場限りとなる。
　だが、こちらは幻奏のサポートカードに対応するという利点があり、《幻奏の歌姫ソプラノ》や《幻奏の華歌聖ブルーム・プリマ》でサルベージすれば相手へのプレッシャーにもなる。
　さらに、守備力も０にする関係上、守備力が高くて攻撃力が低い守備表示モンスターの突破にも使いやすい。
　また、こちらの幻奏が守備表示で攻撃を受けた場合でも、戦闘破壊を防ぐと同時に反射ダメージを与えられる。

　《オネスト》とは互いの穴を埋め合う関係にあるので、どちらか一方を採用するのではなく、両方を採用して局面に応じて使い分けるのが望ましい。
　【幻奏】は全体的に打点が低いので、このカードと《オネスト》を併用して困る場面は少ないだろう。

　基本的に手札に持っておき、攻撃補助として使うことになるが、《幻奏の音女ソナタ》を《トランスターン》で特殊召喚したり、幻奏を融合召喚したりするならフィールドに出すのも手か。

アニメでは効果が全く異なり、同名の魔法カード２枚を墓地から除外してその効果を発動するというものだった。
ちなみに、この効果で発動した《立体交差》は戦闘するモンスターのステータスに影響する効果だったため、OCGの効果はそこからきているのかもしれない。
とはいえ、《立体交差》は戦闘を行うモンスターの攻撃力を入れ替えるという効果であり、使った結果相手のステータスが０になったわけでもないので、ステータス変化以外の類似性は見られない。