魂源への影劫回帰(プルシャドール・アイオーン)/Purushaddoll Aeon》

通常罠
(1):自分フィールドの「シャドール」モンスター1体を対象として発動できる。
手札から「シャドール」カード1枚を墓地へ送る。
対象のモンスターは攻撃力・守備力が1000アップし、
エンドフェイズに裏側守備表示になる。

 レイジング・テンペストで登場した通常罠
 単体強化を行いシャドール墓地へ送りエンドフェイズ裏側守備表示にする効果を持つ。

 このカード含め2枚の消費で1000しか上がらず、単体強化としては《ライジング・エナジー》に劣る。
 効果シャドールカード墓地へ送るので、その効果を利用するのがメインと言える。
 コンバットトリックであるため、ダメージステップ誘発効果発動させれば対処されにくい。
 シャドール魔法・罠カード墓地へ送ることができ、《影依の原核》墓地へ送ることでこのカードの回収も可能。
 もちろんフリーチェーンであるため、任意のタイミングで使うこともできる。

 対象となったカードエンドフェイズ裏側守備表示となる。
 シャドールリバースモンスターリバースした時の効果を再利用でき、相手ターンでの発動であれば《エルシャドール・ミドラーシュ》特殊召喚封じを途切れさせられるなどのメリットがある。
 一方、自分ターン発動した場合、相手ターン《エルシャドール・ミドラーシュ》永続効果が消えてしまい除去されてしまう可能性が高い。

  • 「プルシャ」とはサンスクリット語で、「私、霊魂、自我、人間、男性」などを意味する言葉。
    インド神話に登場する万物の元となった存在の名前でもあり、千の頭と千の眼と千の足を持った巨人であるとも言われている。
    「アイオーン(aion)」はギリシャ語で「時、時代、世代」を意味し、古代ギリシアの哲学者プラトンは「永劫」の意味で用いている。
    グノーシス主義においては、ソピアも属する高次存在の真の神を指し、世界を支配している偽の神「アルコーン」と対峙する存在である。
    また、アレイスター・クロウリーによるトート版タロットにおいて、「永劫(アイオーン)」は「審判」に該当し、「再誕生、ターニングポイント」などといった意味を持つ。
    • 「影劫回帰」は「永劫回帰」の捩りだろう。
      ドイツの哲学者ニーチェが著書『ツァラトゥストラはかく語りき』で提唱した思想で、人生には前世も来世もなく、今の生を永劫に繰り返すものであるというもの。

関連カード

イラスト関連

収録パック等

FAQ

Q:《ダーク・シムルグ》がいる時、発動できますか?
A:はい、発動できます。(16/10/07)

Q:エンドフェイズ《ダーク・シムルグ》がいる時、1000アップは次のターン以降も継続しますか?
A:次のターン以降も攻撃力守備力が1000アップした状態のままです。(16/10/07)


Tag: 《魂源への影劫回帰》 通常罠 シャドール

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