紫炎(シエン)寄子(よりこ)/Shien's Squire》

チューナー(効果モンスター)
星1/地属性/戦士族/攻 300/守 700
自分フィールド上に存在する「六武衆」と名のついたモンスターが戦闘を行う場合、
そのダメージ計算時にこのカードを手札から墓地へ送って発動する。
そのモンスターはこのターン戦闘では破壊されない。

 STORM OF RAGNAROKで登場した地属性戦士族下級モンスターチューナー
 戦闘を行う六武衆に、戦闘破壊耐性を付与する誘発即時効果を持つ。

 六武衆戦闘破壊から守る手札誘発効果を持つ。
 戦闘破壊耐性はそのターン中持続するため、後続の攻撃も凌げるが、戦闘ダメージを0にする効果はないので、六武衆攻撃表示の場合はダメージを受けてしまう。
 その上、手札誘発カードは現在モンスター効果を対策するほうが主流であり、戦闘破壊対策となる手札誘発の需要は多くない。
 《紫炎の狼煙》《六武の門》サーチできないなど取り回しもイマイチで、効果の有用性は高いとはいえない。

 効果を無視して地属性レベルチューナーとして利用するという手もある。
 レベル戦士族なので《トゥルース・リインフォース》に対応しており、《聖騎士の追想 イゾルデ》でもリクルートしやすい。
 ただ、同属性・同種族レベルチューナーには《アタック・ゲイナー》も存在し、あちらの方が効果を活用できる機会は多い。

 【六武衆】においては、《紫炎の道場》リクルートしやすいのも利点となっていたが、後に同じくレベルチューナー《影六武衆−フウマ》が登場している。
 あちらは六武衆に属するため、《紫炎の狼煙》《六武衆の結束》《諸刃の活人剣術》などにも対応し、受けられるサポートカードの数が段違いである。
 地属性なので《真六武衆−キザン》と共に《ナチュル・ビースト》シンクロ召喚できるのは利点であるが、サポートカードの差は如何ともしがたく、かなり厳しい立場に置かれている。

  • 「寄子」とは「寄親」の対になる言葉。
    中世日本において親子を模して結ばれた主従関係の内、寄親の配下にある者を指す。
    分かりやすく言えば「親分・子分」の「子分」となるだろうか。
    • 英単語「Squire」には「地方裁判官」などいくつかの意味があるが、この場合は「騎士の従者」「高官のお供」あたりだろう。

関連カード

―類似効果

―《紫炎の寄子》の姿が見られるカード

このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等

FAQ

Q:効果分類は何ですか?
A:誘発即時効果です。(10/12/02)

Q:1回の戦闘で複数のこのカード発動できますか?
A:1度の戦闘につき、1枚だけ使えます。(10/11/27)

Q:このカードモンスター効果適用された六武衆《月の書》裏側守備表示にされた場合、その効果は消えますか?
A:裏側守備表示になっために効果が適用されず、戦闘破壊されるようになります。(11/12/08)


Tag: 《紫炎の寄子》 チューナーモンスター 効果モンスター モンスター 星1 地属性 戦士族 攻300 守700 紫炎

広告