星遺物(せいいぶつ)醒存(せいぞん)/World Legacy Survivor》

通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分のデッキの上からカードを5枚めくる。
その中に「クローラー」モンスターまたは「星遺物」カードがあった場合、
その内の1枚を選んで手札に加え、残りのカードは全て墓地へ送る。
無かった場合、めくったカードを全てデッキに戻す。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はリンクモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。

 CYBERNETIC HORIZONで登場した通常魔法
 デッキトップ5枚の中にあるクローラー1体か星遺物1枚をサーチする効果を持つ。

 多少の運は絡むが、【クローラー】ならば墓地肥やしと手札の質の向上を同時に行える可能性が高い。
 クローラーの関連カードには墓地から効果発動できる《星遺物の交心》《クローラー・グリア》などの墓地利用を行うモンスターも存在するため、墓地肥やしが有用な場面は多い。
 エクストラデッキからリンクモンスターしか特殊召喚できなくなる制約が課されるが、【クローラー】ならば特に問題はないだろう。

 また、【クローラー】以外でも、星遺物を多用するデッキならば採用の余地がある。
 特に【ジャックナイツ】の場合は、《明星の機械騎士》効果によりこのカードサーチできる為、デッキに組み込むのは比較的容易。
 【レベル9】においても、必須カードである《星遺物の胎導》サーチできる可能性があるため有用。
 蘇生を行う《星遺物を継ぐもの》手札に加えつつ、蘇生させたいモンスター墓地へ送るといった動きができる可能性もある。
 《星遺物−『星鍵』》サーチできれば《星鍵士リイヴ》召喚条件をクリアしながらリンク素材を用意でき、《星鍵士リイヴ》セットした魔法・罠カード発動条件も満たせる。

 しかし、星遺物がめくられない場合デメリットのみが残り、確実に手札に加えたいカードを加えられるとも限らないので使いどころは難しい。
 残りデッキ枚数が35枚でクローラー星遺物がその内17枚(約半分)ある場合は約97%の確率で何かしら手札に加えられる。
 10枚(3割)の場合でも約84%、7枚(2割)の場合でも約70%と、期待値的には大きい方である。
 成功確率を高めるためにもデッキの3割程度は星遺物で固めた方が良いだろう。

関連カード

イラスト関連

このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等


Tag: 《星遺物の醒存》 魔法 通常魔法 星遺物

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