遊戯王カードWiki - 《走破するガイア》

《走破(そうは)するガイア/Galloping Gaia》 †

フィールド魔法
このカード名の(2)の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：自分のモンスターゾーンに「竜騎士ガイア」が存在する限り、相手はバトルフェイズ中に効果を発動できない。
(2)：以下の効果から１つを選択して発動できる。
●手札の「暗黒騎士ガイア」モンスター１体を相手に見せて発動できる。
デッキからドラゴン族・レベル５モンスター１体を手札に加える。
●手札のドラゴン族・レベル５モンスター１体を相手に見せて発動できる。
デッキから「暗黒騎士ガイア」モンスター１体を手札に加える。

　RISE OF THE DUELISTで登場したフィールド魔法。
　《竜騎士ガイア》が存在する場合にバトルフェイズ中の相手の効果の発動を封じる効果、暗黒騎士ガイアかレベル５のドラゴン族１体を相手に見せてもう一方をサーチする効果を持つ。

　(1)はバトルフェイズ中相手の効果の発動を封じる効果。
　しかし、《竜騎士ガイア》が存在する場合という制限がある。
　(2)によるサーチでの速やかな融合召喚を狙うか、《ファントム・オブ・カオス》などでカード名をコピーして使うことになる。

　《ジェムナイト・マディラ》等のように戦闘を安全に行える上、相手のバトルフェイズの効果も封じられる。
　ただ、《ジェムナイト・マディラ》同様発動しない永続効果までは防げないので、《邪神アバター》などには戦闘破壊される。
　また当然バトルフェイズ以外は無力であり、相手はバトルフェイズに入る前にフリーチェーンのカードを使って《竜騎士ガイア》やこのカードを除去してくる可能性が高い。

　(2)は暗黒騎士ガイアあるいはレベル５ドラゴン族をサーチする効果。
　どちらか一方を公開すればもう一方が揃うことになり、《天翔の竜騎士ガイア》・《竜魔道騎士ガイア》の融合素材が揃う。
　《魔道騎士ガイア》と《呪われし竜－カース・オブ・ドラゴン》か《獄炎のカース・オブ・ドラゴン》を揃えれば、《魔道騎士ガイア》の召喚でそちらを特殊召喚でき、融合召喚が可能となる。

　同じく暗黒騎士ガイアのサポートカードでありフィールド魔法の《混沌の場》とは相性が良く、あちらでまず《魔道騎士ガイア》をサーチしてこちらに張り替えれば融合召喚の準備が整う。
　《混沌の場》を《盆回し》で送りつけてフィールド魔法の使用を制限するコンボも狙える。

「走破(そうは)」は「予定通りに道を走り抜ける行為」を意味する。

原作・アニメにおいて―
イラストの背後で《カース・オブ・ドラゴン》が炎を吐いて周辺を火の海にしていることから、原作の「闇遊戯vsインセクター羽蛾」戦において《森》を焼き払った後に《進化の繭》を戦闘破壊するシーンが元ネタと思われる。
また、《魔道騎士ガイア》のアングルは、原作の「闇遊戯vs舞」戦において《カオスの儀式》を発動した際の《暗黒騎士ガイア》がモチーフになっている。