《武力(ブリキ)の軍奏(ぐんそう)/Martial Metal Marcher》 †

シンクロ・チューナー・効果モンスター
星３/風属性/機械族/攻 500/守2200
チューナー＋チューナー以外のモンスター１体以上
このカード名の(1)の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードがＳ召喚に成功した場合、自分の墓地のチューナー１体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
(2)：このカードをＳ素材としたＳモンスターは、
フィールドに表側表示で存在する限りチューナーとして扱う。

　プロモーションパック2017で登場した風属性・機械族のシンクロモンスターのチューナー。
　シンクロ召喚に成功した場合にチューナーを効果を無効にして守備表示で蘇生させる誘発効果、自身をシンクロ素材にしたシンクロモンスターをチューナーとして扱う分類されない効果を持つ。

　シンクロ召喚に成功した場合の効果はチューナーの蘇生。
　大抵の場合、自身のシンクロ素材としたチューナーが墓地に存在するはずなので、蘇生対象には困らない。
　しかし、このカードと蘇生したモンスターの両方がチューナーなので、そこからさらにシンクロ召喚するには他の非チューナーを用意しなければならない。
　リンク召喚に利用する、レベル３のチューナーを蘇生させ、自身と共にエクシーズ召喚する等すればこの点は解消できる。
　もしくはチューナー２体を要求する《レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラント》などを使ってもいいだろう。
　なお、このカードをシンクロ素材とすると(2)の効果によりそのシンクロモンスターがチューナーとなるため、蘇生させたチューナーとシンクロ召喚できない。
　連続でシンクロ召喚を行いたい場合は蘇生させたチューナーを先に別のシンクロモンスターにすることで対処したい。

　(2)は自身をシンクロ素材としたシンクロモンスターをチューナーにする効果。
　上述の通り、効果を活用するには非チューナーを大量展開できる状況でなければならない。
　手間に見合わないが、効果を受けたシンクロモンスターは《チューナーズ・バリア》等のサポートカードに対応ができるようになる。

　トークンを大量生成できる《クラスター・ペンデュラム》などとは相性が良く、このカードと蘇生させたチューナーのシンクロ素材が狙える。
　また、このカードのシンクロ素材に《ドッペル・ウォリアー》を使えばこのカードとドッペル・トークンでレベル４をシンクロ召喚でき、さらにもう１体のドッペル・トークンとレベル５にすれば非チューナーとなるので蘇生させたチューナーとシンクロ召喚可能になる。

  • 海外ではThe Yusei Mega-Tinで登場となったのだが、５枚の内このカードだけが遊星の使ったカードでも遊星を意識したカードでもないチョイスとなっている。
    強いて言えば、シンクロチューナーであることだろうか？
    ただ、イラストではジャンクと思われる楽器を組み合わせた様な姿をしており、サテライトの工場を思わせる背景も描かれているため、5D's序盤を意識したという意味合いなのかも知れない。
  • カード名は「武力」と書いて「ブリキ」と読み、合金の「ブリキ」と掛けている。
    また、「軍奏」は「軍曹」の捩りとなっている。
  • 英語名は「Ｍ」で始まる３つの単語で揃えられている。
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関連カード †

―ブリキのモンスター

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収録パック等 †

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