《魔導弓士 ラムール/Amores of Prophecy》 †
効果モンスター
星３/地属性/魔法使い族/攻 600/守2000
１ターンに１度、手札の「魔導書」と名のついた
魔法カード１枚を相手に見せて発動できる。
手札からレベル４以下の魔法使い族モンスター１体を特殊召喚する。
RETURN OF THE DUELISTで登場した地属性・魔法使い族の下級モンスター。
手札の魔導書１枚を公開する事で、手札から魔法使い族の下級モンスターを特殊召喚する起動効果を持つ。
情報アドバンテージの損失だけでモンスターを展開できる。
基本的に召喚し、チューナーを出してシンクロ召喚したり、ランク３のエクシーズ召喚に利用することになる。
チューナーやレベル３のモンスターが手札にいない場合でも、何かしらのモンスターを特殊召喚できれば《魔導原典 クロウリー》などのリンク召喚に繋げられる。
【魔導書】はサーチやコストなどで魔導書を相手に見せる機会が多いため、一度見せた魔導書をまた見せれば実質情報アドバンテージの損失も無い。
手札に来た《ナイトエンド・ソーサラー》・《ジェネクス・ブラスト》・下級占い魔女の効果のトリガーとなる。
《ナイトエンド・ソーサラー》はチューナーなので《ＴＧ ハイパー・ライブラリアン》などに繋ぐことができる。
《ジェネクス・ブラスト》は《レアル・ジェネクス・オラクル》のサーチから《レアル・ジェネクス・ヴィンディカイト》・《Ａ・ジェネクス・アクセル》のシンクロ召喚や《神聖魔皇后セレーネ》のリンク召喚に繋がる。
魔導書関連では同じレベル３に《魔導召喚士 テンペル》や《魔導教士 システィ》がいるが、このカードと即座にエクシーズ素材にするよりリクルート・サーチ効果を活用したい場面が多い。
《魔導戦士 フォルス》とは相性が良く、このカードのレベルを上げればランク４のエクシーズ召喚に繋げられる。
このカードで《召喚僧サモンプリースト》を出し、見せたカードをコストに《魔導戦士 フォルス》を呼べば即座に《アルケミック・マジシャン》をエクシーズ召喚する事もできる。
その他、特殊召喚した魔法使い族の属性に対応した憑依覚醒に繋ぐこともでき、《地霊使いアウス》なら《憑依装着−アウス》に繋ぐこともできる。
また、《ワンダー・ワンド》・《ルドラの魔導書》がある場合、通常召喚する予定だったモンスターをこのカードから特殊召喚しつつ２ドローに変換するという芸当が可能である。
特に後者は魔導書であるため、相手に見せるカードにもなる。
《魔導書士 バテル》等の通常召喚を必要とするモンスターとの相性は悪いものの、展開力を妨げず場に出せるこのカードの特性を活かす事ができる。
《マジカル・コンダクター》を特殊召喚する場合、このカードの効果のために見せた魔導書を発動すれば魔力カウンターが貯まるためスムーズに蘇生へと繋けられる。
レベル１・２チューナーを蘇生すれば、このカードを素材としてレベル４〜９のシンクロ召喚が可能。
レベル４魔法使い族チューナーが手札・墓地に居れば《グリモの魔導書》とその効果でサーチした魔導書を発動し《アーカナイト・マジシャン》と並べる事もできる。
《ネクロの魔導書》使用後、このカードと手札のレベル３と共に《虚空海竜リヴァイエール》をエクシーズ召喚し、除外したモンスターを帰還させるという手段もある。
蘇生と除外の２体を並べる事ができ、例えばレベル１・２のチューナーとレベル３のモンスターという組み合わせなら《アーカナイト・マジシャン》をシンクロ召喚できる。
《ネクロの魔導書》での蘇生対象としても選択でき、発動時に見せた魔導書をこのカードでも見せることでコストを気にせず効果を使用できる。
《ガガガマジシャン》等のレベルを変更できるモンスターと相性が良く、召喚権を消費せず幅広いエクシーズ召喚を狙う事ができる。
あるいはチューナーを特殊召喚すれば、召喚権を消費せずにシンクロ召喚を狙う事ができる。
- カード名の由来は、タロットカードの大アルカナの一つ「The Lovers（恋人）」のフランス語での呼び名「L'amoureux」だろう。
カード番号は６で、正位置では「合一、恋愛、調和、絆」、逆位置では「誘惑、不道徳、空虚、失恋」などを意味するカードである。
- このカードのイラストそのものは「恋人達」ではなく、マルセイユ版タロットにて恋人達の頭上で弓を構える天使を模しているものと思われる。
頭を下に向け身体を捻っているポーズも、その代表例を踏襲しているものだろう。
関連カード †
収録パック等 †
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