《冥界流傀儡術/The Puppet Magic of Dark Ruler》 †
通常魔法
自分の墓地に存在する悪魔族モンスター１体を選択して発動する。
レベルの合計が選択したモンスターのレベルと同じになるように、
自分フィールド上に存在するモンスターをゲームから除外する。
その後、選択したモンスターを墓地から特殊召喚する。
Struggle of Chaos −闇を制する者−で登場した通常魔法。
自分のフィールドのモンスターを合計レベルが同じになるように除外する事で悪魔族１体を蘇生する効果を持つ。
悪魔族専用の蘇生カードであるが、蘇生するには自分のフィールドのモンスターを蘇生対象と同じレベルになるように除外する必要がある。
そのため、レベルを統一するか合計が同じになるように展開することになるが、統一する場合はエクシーズ召喚、合計を同じにする場合はシンクロ召喚のギミックを併用できるため、除外するモンスター自体は揃えやすい。
ただし、自分のモンスターがフィールドにいる、それも複数ともなれば何らかのリンク召喚を行える筈であり、そうなれば《星遺物を継ぐもの》の方が基本的に扱いやすい。
やはり同レベルモンスターが大半を占めるデッキや、積むリンクモンスターを最小限に抑えたりリンク召喚自体を含まないようなデッキでこそのカードと言える。
闇属性ならば《トランス・デーモン》の(2)の効果で除外ゾーンからサルベージできるので、併用しても良いだろう。
除外するのは悪魔族以外でもよいので、《終末の騎士》とは相性が良く、《ジェノサイドキングデーモン》等のレベル４を墓地へ送り、このカードで除外すれば擬似リクルートとなる。
《ガガガマジシャン》も簡単に自身のレベルを操作でき、闇属性という点も悪魔族との相性は悪くない。
《アストラル・クリボー》ならレベルを操作しつつ特殊召喚できる悪魔族であり、相性は良い。
《ファントム・オブ・カオス》を《地獄の暴走召喚》で大量展開したい場合はトリガーとして活用できる。
【混沌幻魔アーミタイル】等で併用されることの多い《終末の騎士》・《Ｅ・ＨＥＲＯ プリズマー》はレベル４であり、除外してもそれほど困らない。
《精神操作》や《堕落》等でコントロール奪取したモンスターを除外するのも手。
《トラゴエディア》ならばコントロール奪取もできる上、自身のレベルの調整と組み合わせることもできる。
除外されても帰還する《異次元の生還者》・《異次元の偵察機》を利用する手もある。
《バトルフェーダー》で相手の攻撃を防いだ後に、《ヘル・セキュリティ》などのチューナーを特殊召喚するのも良いだろう。
トークンを除外することもできるので、銃士トークンとの併用で損失を抑えることもできる。
- イラストに描かれているのは《冥界の魔王 ハ・デス》。
マスターガイドによればハ・デスの逆鱗に触れたものは彼の操り人形にされ、永遠の強制労働に従事させられるとの事。
ザ・ヴァリュアブル・ブック５によれば死者を操るのはハ・デスには造作もない事であるが、そのために必要な犠牲は計り知れなく、そんなことはハ・デスにとって全く関係ない事でもあると説明されている。
関連カード †
―イラスト関連
収録パック等 †
FAQ †
Ｑ：このカードはフィールドと墓地のモンスターを対象にとりますか？
Ａ：墓地のモンスターを対象に取りますが、フィールドのモンスターは対象に取りません。(09/01/27)
Ｑ：除外するモンスターに裏側表示のモンスターを選択できますか？
Ａ：できます。(09/01/27)
Ｑ：エクシーズモンスターを選択及び除外できますか？
Ａ：できません。(13/02/08)
Ｑ：除外と蘇生は同時ですか？
Ａ：同時ではありません。(09/01/27)
Ｑ：フィールド上に５体モンスターが存在する場合でも発動できますか？
Ａ：フィールドに空きがない場合でも発動可能です。(09/01/27)
Ｑ：このカードの除外する効果でモンスタートークンを選択できますか？
Ａ：可能です。(09/01/20)
Ｑ：《王宮の鉄壁》をチェーンされた場合、どうなりますか？
Ａ：除外できないため、蘇生できません。(09/01/27)
Ｑ：このカードの効果処理時に、対象にとった墓地のモンスターが墓地に存在しなくなった場合、自分フィールド上のモンスターを除外する処理は行う必要がありますか？
Ａ：いいえ、除外する処理は適用されません。(13/10/26)
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