遊戯王カードWiki - 《霊魂鳥

《霊魂鳥(エスプリット・バード)－忍鴉(しのびがらす)/Shinobird Crow》 †

スピリット・効果モンスター
星４/風属性/鳥獣族/攻   0/守   0
このカードは特殊召喚できない。
(1)：１ターンに１度、このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時からダメージ計算前までに、
手札からスピリットモンスター１体を捨てて発動できる。
このカードの攻撃力・守備力はバトルフェイズ終了時まで、
捨てたモンスターの攻撃力・守備力のそれぞれの数値分アップする。
(2)：このカードが召喚・リバースしたターンのエンドフェイズに発動する。
このカードを持ち主の手札に戻す。

　レイジング・テンペストで登場した風属性・鳥獣族の下級スピリットモンスター。
　スピリットモンスター共通の召喚条件・誘発効果と、スピリットモンスターを捨てることで自身を強化する誘発即時効果を持つ。

　タイミングの関係上裏側守備表示でセットしておいても発動可能で、スピリットモンスターは性質上手札にたまりやすくコストに困ることも少ない。
　しかし自身のステータスが０であり、エンドフェイズにバウンスされるため基本的に相手ターンの返り討ちもできない。
　下級モンスターを捨てるなら最初からそのモンスターをそのまま出せば良く、フィールドに出しづらい上級以上のモンスターを捨てるにしても結局は１ターン限りなのでジリ貧になってしまう。
　《和魂》を使えばドローにより手札交換ができるが戦闘をこなすには不十分であり、このカードが戦闘破壊されては結局のところディスアドバンテージにしかならない。
　厄介なモンスターの対策にしても《月読命》や《羅刹》などの方が使いやすく、手札にたまったスピリットモンスターを処理するにも他の手段を使った方が良いだろう。