【クロノダイバー】 †
クロノダイバーを中心とした【ランク４】のエクシーズ召喚デッキ。
除外により身を隠しつつ相手のカードをエクシーズ素材として盗み出しアドバンテージを得るというトリッキーな動きができる。
《クロノダイバー・リダン/Time Thief Redoer》
エクシーズ・効果モンスター
ランク４/闇属性/サイキック族/攻2400/守2000
レベル４モンスター×２
このカード名の(2)の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：自分・相手のスタンバイフェイズに発動できる。
相手のデッキの一番上のカードをこのカードの下に重ねてＸ素材とする。
(2)：自分・相手ターンに発動できる。
このカードのＸ素材を３種類（モンスター・魔法・罠）まで取り除く。
その後、以下を適用する。
●モンスター：このカードをエンドフェイズまで除外する。
●魔法：自分はデッキから１枚ドローする。
●罠：相手フィールドの表側表示のカード１枚を選んで持ち主のデッキの一番上に戻す。
《クロノダイバー・パーペチュア/Time Thief Perpetua》
エクシーズ・効果モンスター
ランク４/闇属性/サイキック族/攻1900/守2500
レベル４モンスター×２
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：自分・相手のスタンバイフェイズにこのカードのＸ素材を１つ取り除き、
「クロノダイバー・パーペチュア」以外の自分の墓地の
「クロノダイバー」モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
(2)：このカード以外の自分フィールドのＸモンスター１体を対象として発動できる。
デッキから「クロノダイバー」カード１枚を選び、
対象のモンスターの下に重ねてＸ素材とする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
安定してクロノダイバーエクシーズモンスターをエクシーズ召喚するためにレベル４モンスターを多く採用する。
いずれもエクシーズ素材の縛りはないため自由度は高い。
特殊召喚しやすいレベル４モンスターについては【ランク４】のページも参照のこと。
―クロノダイバーモンスター
いずれもレベル４の闇属性で統一されており、サイキック族と機械族で構成されている。
―レベル４モンスター
《クロノダイバー・レギュレーター》は、他のモンスターと並べるとリクルート効果を発動できない。
効果を使用したい場合はモンスターを出すタイミングに注意が必要。
―その他のモンスター
クロノダイバーエクシーズモンスターと使い分けられるランク４が中心となる。
汎用性の高いランク４については【ランク４】のページも参照のこと。
―エクシーズモンスター
―リンクモンスター
―クロノダイバー魔法・罠カード
《クロノダイバー・リューズ》でサーチできるほか、《クロノダイバー・パーペチュア》等で直接デッキからエクシーズ素材にすることもできる。
―その他の魔法・罠カード
戦術 †
《クロノダイバー・リダン》を自身のサクリファイス・エスケープ等で維持し、少しずつアドバンテージを獲得していくのが基本となる。
ただし、ただ維持して相手のデッキトップを奪うだけでは妨害もできないので、エクシーズ素材を補充する手段を用意する必要がある。
そのため、まずは素早くレベル４モンスターを並べ、《クロノダイバー・リダン》と《クロノダイバー・パーペチュア》を揃えるようにしたい。
一度エクシーズ素材の補充体制が整えば、ほぼ毎ターン継続して妨害が可能となる。
相手のカードをエクシーズ素材として奪う一方で、自分は《クロノダイバー・パーペチュア》の蘇生や《クロノダイバー・ベゼルシップ》の自己再生によって高リンクのリンクモンスターや更なるランク４のエクシーズモンスターを出すこともできる。
相手が疲弊した所をそれらの高リンクのリンクモンスターや《クロノダイバー・ハック》による直接攻撃等で止めを刺すといいだろう。
【紋章クロノダイバー】 †
同じくランク４のエクシーズ召喚に長けた【紋章獣】との混成デッキ。
クロノダイバーエクシーズモンスターはサイキック族なので《昇華する紋章》・《顕現する紋章》のデメリットを無視できるのが利点。
《高等紋章術》で１枚からランク４を出せるだけでなく《紋章獣ユニコーン》で蘇生もでき、《無限起動要塞メガトンゲイル》のリンク召喚も狙いやすい。
《紋章獣ツインヘッド・イーグル》で《紋章獣レオ》をエクシーズ素材として補充し、相手ターンに取り除いてサーチを行うといったことも可能。
ただし、《昇華する紋章》は自分の魔法・罠カードも対象に取れなくなるので、《クロノダイバー・ハック》の強化や《クロノダイバー・フライバック》での補充をしたい場合には注意が必要。
【幻影クロノダイバー】 †
【幻影騎士団】との混成デッキ。
上記にある通り《幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ》や《幻影騎士団シェード・ブリガンダイン》とのシナジーが抜群であるため無理は生じにくい。
幻影騎士団はレベル３が多いが、《幻影騎士団ブレイクソード》で自身を破壊すれば幻影騎士団をレベル４にして蘇生できる。
《捕食植物オフリス・スコーピオ》＆《捕食植物ダーリング・コブラ》の出張セットも《幻影騎士団ブレイクソード》のエクシーズ素材にできるので用途が広がる。
【幻影ＲＲクロノダイバー】 †
上述した《ＲＲ−フォース・ストリクス》を初動にしつつ《幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ》とのシナジーも活かした構築。
一例ではあるが、１ターン目に《クロノダイバー・レギュレーター》１枚から以下の布陣を作れる。
- 《クロノダイバー・レギュレーター》の効果で《クロノダイバー・リューズ》と《クロノダイバー・ベゼルシップ》をリクルート。
- 《クロノダイバー・リューズ》の効果で《クロノダイバー・レトログラード》をサーチした後に２体で《ＲＲ−フォース・ストリクス》をエクシーズ召喚。
- 《ＲＲ−フォース・ストリクス》で《ＲＲ−シンギング・レイニアス》をサーチして特殊召喚し、残ったエクシーズ素材を取り除いて《クロノダイバー・ベゼルシップ》を自己再生。
- 《ＲＲ−フォース・ストリクス》と《ＲＲ−シンギング・レイニアス》で《ＲＲ−ワイズ・ストリクス》をリンク召喚し、効果で《レイダーズ・ウィング》をリクルート。
- 《クロノダイバー・ベゼルシップ》と《レイダーズ・ウィング》で２体目の《ＲＲ−フォース・ストリクス》をエクシーズ召喚して効果を発動。この時、エクシーズ素材にした《レイダーズ・ウィング》を取り除く。
- 《ＲＲ−ワイズ・ストリクス》の効果で《ＲＵＭ−ソウル・シェイブ・フォース》をデッキからセット。
- 《ＲＵＭ−ソウル・シェイブ・フォース》を発動して墓地の《ＲＲ−フォース・ストリクス》を素材に《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》をエクシーズ召喚。
- 《レイダーズ・ウィング》の効果で《ＲＲ−フォース・ストリクス》の余った素材を使用して自己再生した後、《ＲＲ−ワイズ・ストリクス》と《ＲＲ−フォース・ストリクス》で《幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ》をリンク召喚。
- 効果で《幻影騎士団サイレントブーツ》を墓地へ送った後に《幻影騎士団シェード・ブリガンダイン》をデッキからセットして即座に発動。
- 《レイダーズ・ウィング》と《幻影騎士団シェード・ブリガンダイン》で《クロノダイバー・リダン》をエクシーズ召喚。
- 墓地の《幻影騎士団サイレントブーツ》を除外して《幻影霧剣》をサーチしてセット。
以上より、手札１枚の消費で罠カードをエクシーズ素材に持つ《クロノダイバー・リダン》＆《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》＆《幻影霧剣》＆《クロノダイバー・レトログラード》の４妨害の構えが作れる。
２体目の《ＲＲ−フォース・ストリクス》のサーチ先を《ＲＲ−ストラングル・レイニアス》にすれば、最後に《クロノダイバー・パーペチュア》まで立てられる。
《クロノダイバー・パーペチュア》で《クロノダイバー・リダン》に魔法カードを供給すれば、ドロー効果で手札消費が実質０になる。
とにもかくにも《クロノダイバー・リダン》が軸となるので、《禁止令》や除外状態から移動させるカードなどで徹底的にメタを張られると苦しくなってくる。
自身の一時除外を封じてくる《王宮の鉄壁》あたりにも注意。
《灰流うらら》も苦手で、効果処理時にエクシーズ素材を取り除いて効果を選ぶので、魔法カードを持っていなくても「ドローを含む効果」とみなされ無効にされてしまう。
エクシーズ召喚を中心とするので【エクシーズ召喚】の弱点も共通して持つ。
クロノダイバーカードはほぼエクシーズモンスターありきの効果なので、エクシーズ召喚自体を封じられるとメインデッキで対応する手段がない。
メタカードに対するメタカードを増やすと今度はエクシーズ召喚がスムーズに行えなくなるので、サイドデッキを含めたバランス調整はしっかり行っておきたい。
代表的なカード †
関連リンク †