【暗黒墓守】

デッキの概要

 【墓守】【暗黒界】の混成デッキ
 《王家の眠る谷−ネクロバレー》適用下で、《王家の生け贄》によるハンデス暗黒界によるアドバンテージ確保を狙う。

《暗黒界の龍神 グラファ/Grapha, Dragon Lord of Dark World》
効果モンスター
星8/闇属性/悪魔族/攻2700/守1800
(1):このカードは「暗黒界の龍神 グラファ」以外の自分フィールドの
「暗黒界」モンスター1体を持ち主の手札に戻し、墓地から特殊召喚できる。
(2):このカードが効果で手札から墓地へ捨てられた場合、相手フィールドのカード1枚を対象として発動する。
その相手のカードを破壊する。
相手の効果で捨てられた場合、さらに相手の手札をランダムに1枚選んで確認する。
それがモンスターだった場合、そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚できる。
《王家の生け贄/Royal Tribute》
通常魔法
「王家の眠る谷−ネクロバレー」が自分フィールド上に
存在している時に発動する事ができる。
お互いの手札にあるモンスターカードを全て墓地に捨てる。
《王家の眠る谷−ネクロバレー/Necrovalley》
フィールド魔法
(1):フィールドの「墓守」モンスターの攻撃力・守備力は500アップする。
(2):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、
お互いに墓地のカードを除外できず、墓地のカードへ及ぶ効果は無効化され、適用されない。

※16/12/17に公表された公式FAQによって判明した裁定変更によって、それまで可能だった「《王家の眠る谷−ネクロバレー》適用下での《暗黒界の龍神 グラファ》《暗黒界の軍神 シルバ》自己再生」が不可能になった。
資料的価値を重視し、以下は裁定変更前の記述となる。

デッキ構築に際して

 【墓守】を軸として構築を進める。

モンスターカードについて

魔法・罠カードについて

デッキの種類

ハンデス特化型

墓守関連のカードを切り捨て、《王家の眠る谷−ネクロバレー》《王家の生け贄》コンボのみに特化したタイプ。
《手札抹殺》《暗黒界の取引》《トレード・イン》《無の煉獄》《成金ゴブリン》などと、《暗黒界の術師 スノウ》《暗黒界の狩人 ブラウ》をフルに使いデッキを極限まで圧縮する。
これによって《王家の生け贄》を高速で呼び込み、最も威力を発揮する1ターン目での発動を狙う。

手札交換中に特殊召喚した《暗黒界の龍神 グラファ》若しくは《Sin スターダスト・ドラゴン》コストに、《闇のデッキ破壊ウイルス》発動できればさらなる追い打ちをかけられる。
《闇のデッキ破壊ウイルス》魔法・罠カードのどちからを選ぶ必要があるものの、既にピーピングを行なっているため、相手手札によって対応する事が可能。
特定のカードの種類に依存したデッキに壊滅的な被害を与える事ができる。

このデッキの弱点

《王家の眠る谷−ネクロバレー》の突破

 《王家の眠る谷−ネクロバレー》破壊される戦闘力が激減してしまうので、全力で守る必要がある。
 高い攻撃力とともに《王家の眠る谷−ネクロバレー》を潰す《氷帝メビウス》《邪帝ガイウス》は最大の天敵と言える。
 《王家の生け贄》で落とす事ができればいいが、やはり《天罰》《昇天の角笛》《畳返し》で対抗したい。

暗黒界メタ

 暗黒界を封じる《マクロコスモス》《虚無魔人》にも注意が必要。
 特に《マクロコスモス》《王家の生け贄》で落とす事ができない。
 《砂塵の大竜巻》破壊するか、《マインドクラッシュ》で防止する必要がある。

【暗黒界】ミラーマッチ

 うかつに《王家の生け贄》を使用した場合、逆にこちらが窮地に追い込まれかねない。
 これを防ぐのはかなり困難なため、2戦目以降にサイドデッキから純正の【墓守】【暗黒界】にシフトし、《王家の生け贄》も抜いてしまったほうがいい。

歴史

 上述の通り、16/12/17に大きな裁定変更が行われた。
 そのため、自己再生するには《墓守の長》を事前に出しておくか「《墓守の巫女》《王家の生け贄》で大量展開→《王家の眠る谷−ネクロバレー》発動」という手順を踏む必要が出てきてしまっている。
 もしくは自己再生ではない暗黒界効果アドバンテージを獲得する流れになる。
 もっとも、大きな強みを失ったことは否めず、裁定変更により実質的にデッキが消滅しているのが現状である。

代表的なカード

関連リンク

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