海竜族(かいりゅうぞく)

デッキの概要

 海竜族モンスターを主体にした種族統一デッキ
 現在主流のギミックを使うものでは、事実上OCG種族統一デッキで最後にできたデッキである。

 なお、モンスター海竜族で統一することで得られるメリットを考えると以下のようになる。

  1. 《深海のディーヴァ》レベル3以下をデッキから特殊召喚リクルート)できる。
  2. 《海皇の咆哮》レベル3以下の3体を墓地から特殊召喚蘇生)できる。
  3. 《海皇の竜騎隊》デッキからサーチでき、レベル3以下は直接攻撃できる。
  4. 《海皇の重装兵》レベル4以下を通常召喚に加えて追加で召喚できる。
  5. 《海皇の狙撃兵》レベル4以下の海皇デッキから特殊召喚リクルート)できる。
  6. 《シャーク・サッカー》魚族)を手札から特殊召喚できる。
  7. 《浮上》レベル3以下を墓地から特殊召喚蘇生)できる。
  8. 《ニードル・ギルマン》《海底に潜む深海竜》《海》全体強化できる。
  9. 《アクア・ジェット》単体強化できる。
  10. 《エアジャチ》の万能除去効果発動できる。
  11. 《深海の怒り》魚族)のステータス強化される。
  12. 《キラー・ラブカ》魚族)で攻撃無効にできる。
  13. 《機海竜プレシオン》機械族)をリリース無しで召喚できる。
  14. 《真海皇 トライドン》効果リリースできる。

 また、除外に関連したサポートカードも存在する。

  1. 《ウイングトータス》水族)を特殊召喚できる。
  2. 《忘却の海底神殿》レベル4以下のモンスター除外特殊召喚できる。
  3. 《フィッシュアンドキックス》《ギョッ!》発動できる。
  4. 《フィッシュ・レイン》《魔製産卵床》を被除外時に発動できる。

 サポートカードには魚族水族も指定するカードが多く、【魚族】【水族】との関連性が高い。
 また、属性面では《海竜−ダイダロス》《コダロス》海皇の存在から、【水属性】との互換性も高い。

 ストラクチャーデッキ−海皇の咆哮−の発売前は、RAGING BATTLEにて登場した、《深海のディーヴァ》中心のデッキとなりやすく、シンクロ召喚エクシーズ召喚を狙っていくことになることが多かった。

 また、GENERATION FORCEにて魚族水族との混合サポートが多数収録されたことで、【除外海産物】という派生デッキも生まれている。

 ストラクチャーデッキ−海皇の咆哮−の発売後は、強力な蘇生カードである《海皇の咆哮》海竜族に関する効果をもった海皇の登場によって、【海竜族】は水族魚族との混合デッキである前提でなくなり、種族デッキとして大きく強化された。

《深海のディーヴァ/Deep Sea Diva》
チューナー(効果モンスター)(制限カード)
星2/水属性/海竜族/攻 200/守 400
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
デッキからレベル3以下の海竜族モンスター1体を特殊召喚する。
《海皇の竜騎隊/Atlantean Dragoons》
効果モンスター(準制限カード)
星4/水属性/海竜族/攻1800/守   0
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分フィールド上のレベル3以下の海竜族モンスターは
相手プレイヤーに直接攻撃できる。
また、このカードが水属性モンスターの効果を発動するために墓地へ送られた時、
デッキから「海皇の竜騎隊」以外の海竜族モンスター1体を手札に加える。
《海皇の咆哮/Call of the Atlanteans》
速攻魔法
自分の墓地のレベル3以下の海竜族モンスター3体を選択して発動できる。
選択したモンスター3体を墓地から特殊召喚する。
このカードを発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。

デッキ構築に際して

 《海皇の咆哮》《深海のディーヴァ》が特に優秀なサポートカードであり、前者の発動を補助するため後者はフル投入することになる。
 水属性が多く、海皇を筆頭に水属性に関連したカードがあり、【水属性】のギミックを採用しやすい。
 また、レベル3以下のサポート及びレベル4以上へのメタ効果を持つカードも存在する。
 《レベル制限B地区》《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》との相性も良い。

モンスターカードについて

魔法・罠カードについて

派生

《深海のディーヴァ》を軸としたギミック

 《深海のディーヴァ》召喚時に発動する効果なので、手札戻す《サルベージ》と非常に相性が良く、損失なしでレベルシンクロモンスターランク2のエクシーズモンスターを呼び出せる。
 ただし再利用する際、デッキ海竜族を必要とするのがネックで、これらリクルート対象が単体では扱いづらいことから大量投入は事故の原因となる。
 《貪欲な壺》では《サルベージ》などと相性が悪いため、《強欲なウツボ》《転生の予言》《ゴブリンのやりくり上手》の投入が考えられる。
 《非常食》ならばロック解除にも使えるが、再利用できないことを考えるとシンクロ召喚自体を乱発しないことが重要か。
 単体での使用ではシンクロ召喚の幅が狭いため、レベル4以上のモンスターも採用したい。
 デッキ内のほぼ全てに対応する《グリズリーマザー》《サルベージ》ロックカード、海皇と相性のよい《アビス・ソルジャー》が適任か。
 レベル6には【フィフティ・フィフティ】と特に相性のよい《氷結界の虎王ドゥローレン》が存在する。

《海皇の長槍兵》を軸としたギミック

 《海皇の長槍兵》《深海のディーヴァ》からリクルートできる通常モンスターであり、豊富なサポートを持つため、これを活用することで柔軟な動きが可能となる。
 容易に墓地に送れるため、《思い出のブランコ》が安定して使え、シンクロ召喚レベル調整に一役買ってくれる。
 シンクロモンスター蘇生が行える《戦線復活の代償》が使える点も見逃せない。
 《下克上の首飾り》を最も活用できるモンスターであるため、アタッカーとしての運用も可能。
 これらをサーチできる《アームズ・ホール》の投入も考えられる。

その他のカード

 レベル3の海竜族である《シー・アーチャー》シンクロ召喚以外の選択肢を得られるため是非採用したい。

 《ジェネクス・ウンディーネ》《スクリーチ》《海皇の咆哮》発動を補助してくれる。
 前者は《ジェネクス・コントローラー》を採用する必要があるためデッキスペースを取り、後者は戦闘破壊される必要があるため除去が蔓延する環境では発動できないことも多い。
 周りの環境にもよるが、デッキスペースに余裕があるなら前者を優先したい。
 特に前者は海皇効果発動できる大きなメリットも存在する為、積極的に使用したい。

 レベル3以下のモンスターが多いことを活かし、【フィフティ・フィフティ】寄りにするならロックカードは、《レベル制限B地区》《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》に加え、《平和の使者》も検討する。
 これらのロックカードは基本的にカウンター罠などで守るのが基本だが、【フィフティ・フィフティ】の性質上守り抜いても直接勝利にはつながらず、自分から解除する手間があることを考えると、防衛手段は最小限にとどめたい。
 《海皇の突撃兵》《ニードル・ギルマン》ロック下でのアタッカーとしてはなかなか強力である。
 《神の宣告》《マジック・ドレイン》ならばアドバンテージを失いにくく、別用途にも使える。

 また、墓地を肥やすまでは、相手にもキーカードを引かせる時間を与えるため、《水霊術−「葵」》も採用したい。
 シンクロ召喚《水霊術−「葵」》サポートとして《黄泉ガエル》も有効である。

戦術

 序盤は《海皇の咆哮》を活用できるように《深海のディーヴァ》によるリクルートはもちろん、《ジェネクス・ウンディーネ》《スクリーチ》等で積極的に墓地を肥やしていく
 墓地が肥えるまでの間は【フィフティ・フィフティ】要素を取り入れ、ロックカードで時間稼ぎをするのも良いだろう。
 墓地に十分海竜族が溜ったら、《海皇の咆哮》で大量展開しシンクロ召喚エクシーズ召喚《海皇の竜騎隊》直接攻撃を行いゲームエンドに持ち込みたい。
 このデッキ《忘却の海底神殿》を採用している場合は《コダロス》《海竜−ダイダロス》除去効果を活用できるが、さらに【伝説の都 アトランティス】のギミックを取り入れることでそれらのモンスター《海皇の竜騎隊》より活かすことができる。
 ただし、このデッキキーカードである《深海のディーヴァ》は、《伝説の都 アトランティス》の下でも活用はできるが高レベルシンクロ召喚を行いにくく、そのままでは真価を発揮できない。
 それらの兼ね合いに関する具体的な注意点・改善策は【伝説の都 アトランティス】を参照。

デッキの派生

【海皇】

 水属性モンスターコストになると効果を発揮する、海皇を軸としたデッキ
 詳しくは該当ページを参照。

【除外海産物】

 除外に関連した魚族海竜族水族とそのサポートを主体にしたデッキ
 詳しくは該当ページを参照。

このデッキの弱点

 《深海のディーヴァ》を起点にし、《海皇の咆哮》を切り札とする以上特殊召喚封じには弱い。
 また、全般に低ステータスモンスターを多く採用するため《王虎ワンフー》も天敵と言える。
 これらのカードに遭遇した場合は素早く除去したい。
 

代表的なカード

関連リンク

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