ドラゴンメイド/Dragonmaid

 デッキビルドパック ミスティック・ファイターズカテゴリ化された「ドラゴンメイド」と名のついたカード群。
 属するモンスターは全てドラゴン族で統一されている。

  • 下級モンスター攻撃力は500、守備力レベル2が1600、レベル3が1700、レベル4が1800であり、以下の共通テキストを持つ。
    このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
    (1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
    (固有効果)
    (2):自分・相手のバトルフェイズ開始時に発動できる。
    このカードを持ち主の手札に戻し、
    自分の手札・墓地から(特定のレベル)の「ドラゴンメイド」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
  • メインデッキ最上級モンスターレベル7が攻撃力2600・守備力1600、レベル8が攻撃力2700・守備力1700で、以下の共通テキストを持つ。
    このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
    (1):このカードを手札から捨て、(固有効果)
    (2):自分フィールドに融合モンスターが存在する限り、
    このカードは効果では破壊されない。
    (3):自分・相手のバトルフェイズ終了時に発動できる。
    このカードを持ち主の手札に戻し、
    手札からレベル(自身のレベル−5)の「ドラゴンメイド」モンスター1体を特殊召喚する。
    なお、(1)の固有効果自分ターンでのみ発動できるものとフリーチェーン発動できるものの2種類が存在する。

  • カテゴリ名は下記の「ドラゴンメイド(Dragonmaid)」と「ドラゴンのメイド」をかけていると思われる。
  • 「ドラゴンメイド(Dragonmaid)」とは、キャロル・ローズ著『世界の怪物・神獣事典』で、「半人半竜の女性」や「ドラゴンに姿を変えられた女性」の分類に用いられた用語。
    ローズの事典では以下の2種の伝承が紹介されている。
    • 不妊に悩む夫婦の前に現れて彼らから親切にされれば子どもを授け邪険に扱われれば罰を与える、ケルト神話に登場するとされる怪物
    • 『東方旅行記』で描かれた、呪いをかけられ不気味な竜の姿に変えられた「島の女王(lady of the land)」

      ローズの事典を典拠としたWikipedia記事を主に経由してその名が日本に広まったが、当のWikipediaでは「ドラゴンメイド」という言葉がローズの造語と推定されることを理由に、2021年10月、記事が削除された。

  • 下級モンスター及び《ドラゴンメイド・ハスキー》イラストはメイド服を着ており、体や装飾に竜の要素が取り入れられた女性である。
    また、人間態のカード名はヴィクトリア朝時代におけるメイドの専門職をモチーフとしている。

関連リンク

―「ドラゴンメイド」と名のついたモンスター
 ※は「ドラゴンメイド」に関する効果を持つモンスター

―「ドラゴンメイド」と名のついた魔法・罠カード
 ※は「ドラゴンメイド」に関する効果を持つ魔法・罠カード

―「ドラゴンメイド」を素材に指定するモンスター

―その他のリンク

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