王宮/Royal(Imperial) †
「王宮の」と名のついた罠カード群。
《王宮の陥落》はカウンター罠、《王宮の重税》は通常罠、それ以外は永続罠である。
《王宮の重税》・《王宮の鉄壁》・《王宮の牢獄》以外のカードはカードの効果や特殊召喚等、何かを無効にする効果を持っている。
中でも特殊召喚メタの《王宮の弾圧》、魔法カードメタの《王宮の勅命》は屈指の汎用性を誇り、禁止カードに指定されていた程である。
後者はエラッタによる弱体化を受けて一度は制限復帰したが、それにもかかわらず再び禁止カードに指定された史上初のカードでありその強力さがうかがえる。
それ以外でも、除外メタの《王宮の鉄壁》、罠カードメタの《王宮のお触れ》も刺さるデッキにはかなり刺さり、環境次第では大きな活躍が見込める。
特に《王宮の鉄壁》は除外を行うデッキが増えた事により、時を経る毎に評価が上昇気味である。
リバースモンスターメタの《王宮の号令》も一部のデッキへのメタとしてサイドデッキへ採用される事もある(特に第9期初期の【シャドール】環境で見られた)。
- 原作・アニメにおいて―
DM(アニメオリジナルストーリー)やGXでは《王宮のお触れ》や《王宮の勅命》が度々使用されている(詳細は個別のページを参照)。
- アニメ5D'sでは、イェーガーが「王宮」ではなく「宮廷」と付いたカードを使用している。
イラストは《王宮の勅命》等のイラストに見られる王と思われる人物が描かれている事から、既存の「王宮」シリーズと同じ舞台設定なのだろう。
通常罠《宮廷のマナー》では、自身の座る玉座の前にいるモンスター3体(左から《ゴブリン突撃部隊》・《暴鬼》・《地獄戦士》)にハンマーを振りかざしている。
《宮廷のしきたり》では、巻物に書かれた文章をひざまずく2人の男性に読み上げている。
さらには、このデュエルでイェーガーの使用した永続罠《レイト・ペナルティ》にも登場しており、自身の座る玉座から指を指し、訪問者3人に文句を言う様子が描かれている。
《宮廷のマナー》と《レイト・ペナルティ》のイラストでは、玉座に座る王が巨大に描かれている。
永続罠《宮廷の帳簿》では、ひざまずく男性に対して怒っているようだ。
「ジャックvsシド」戦においてシドが使用した永続魔法《ブロック・ダグアウト》や、「ジャックvs紅蓮の悪魔のしもべ」戦において紅蓮の悪魔のしもべが使用した永続魔法《魔導戒厳令》も、イラストから察するに同じ舞台設定の模様。
関連リンク †
―「王宮の」と名のついた罠カード
―「王宮」シリーズと舞台設定が同じカード
―その他のリンク