遊戯王アーク・ファイブ オフィシャルカードゲーム/Yu-Gi-Oh! Official Card Game

 ●遊戯王アーク・ファイブ オフィシャルカードゲームとは?
 このゲームは、「週刊少年ジャンプ」に連載されていたマンガ「遊☆戯☆王」に登場するカードゲームを作品中の設定に基づいてカードゲーム化したものです。
 さまざまなモンスター魔法カードを駆使しながら敵モンスターを打ち負かし、相手のライフポイントを0にすることがこのゲームの目的です。
 また使用するカードには、たくさんの種類が存在します。
 本商品に入っているカードだけでも遊ぶ事はできますが、パックを購入したり、友達とカードを交換していく事によって、あなたのデッキはどんどん進化していく事でしょう。

 (公式ルールブック マスタールール3対応 バージョン1.0より引用)


 BEFORE:遊戯王ゼアル オフィシャルカードゲーム

 遊戯王OCGの4代目の商品名。
 2014年3月21日発売のスターターデッキ(2014)から使用されている。

 KONAMIが製造・販売しているトレーディングカードゲーム。
 集英社の「週刊少年ジャンプ」に連載された高橋和希原作の漫画「遊☆戯☆王」に登場するトレーディングカードゲームを再現したゲームである。
 略称はOCG、または遊戯王OCG。
 本Wikiではこの「遊戯王アーク・ファイブ オフィシャルカードゲーム」の情報を取り扱う。

 1999年に発売を開始し、原作の高い人気を背景に一躍カードゲームブームを巻き起こした。
 その後現在にいたるまで国内のトレーディングカードゲーム業界ではトップシェアを維持している。
 原作である「遊☆戯☆王」の漫画およびアニメの終了後も、「遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX」「遊☆戯☆王5D's」「遊☆戯☆王ZEXAL」とTVおよび漫画の新シリーズを継続して発表、メディアミックスによって高い人気を維持している。
 日本国内のみならず海外でも好評を博し、2000年にはアジア大会、2003年以降は毎年世界大会を開催している。
 また公式ホームページ内の「デュエルスタートガイド」によると「カードの種類は(スターターデッキ(2014)発売時点で)6000種類以上」とされており、「カードゲーム界のロングセラー商品(または大人気商品)」と宣伝される場合も多い。

 他のTCGとルールを比較すると、非常にコストの概念が希薄な点が特異である。
 たとえばMagic: the Gatheringであれば「マナ」のように、他のTCGでは一般的にほとんどの行動を行うにあたり、何らかのコストが必要となる。
 しかし遊戯王OCGでは「手札を1枚捨てる」等と明記されていない限り、魔法・罠カード発動モンスター召喚攻撃モンスター効果の使用に至るまで特にコストを要しない。
 これをはじめ、ルールは全体的に直感的でわかりやすく、初心者への敷居が低いのが大きな特長といえる。

 もっとも、ルールは表面的には分かりやすいものの、優先権ダメージステップタイミングを逃す等といった高度なルールは非常に難解。
 また、個々のカードに対し調整中を頻発させる、《ポールポジション》のような根本的に欠陥を抱えたカードを製造してしまう等、ルールの整備やテストプレイの不足を疑われる事例も多い。
 かつては対象をとる効果かどうかやコストと効果の違い等が分かりにくい点も問題とされていたが、これらについてはマスタールール2を導入した辺りから改善傾向にある。
 強力なカードエラッタを出して調整を行うことが少ないため、リミットレギュレーションが合計100枚以上という膨大な数にのぼっているのも名物(?)の1つである。

  • 現在2つのギネス記録を有している。
    • 「世界で最も販売枚数の多いトレーディングカードゲーム」
      2009年に225億枚を突破したとして申請、受理された。
      その後、2011年には251億枚を突破したとして再び世界記録として認定された。
    • 「参加人数が最も多いトレーディングカードゲームトーナメント」
      2012年3月24日〜25日に米国カリフォルニア州ロングビーチで開催された「Yu-Gi-Oh! Championship Series」第100回の参加者が4364人にのぼり、世界記録として認定された。
  • 漫画やアニメなどのメディアミックスも展開するTCGは遊戯王OCGに特有のものではなく、他にも漫画やアニメなどと並行して展開されているTCG商品は数多く存在する。
    その中でも遊戯王OCGに顕著な特徴は、「漫画・アニメを原作とするカードゲームである」ことだろう。
    遊戯王OCGは、他のTCGに比べ「漫画・アニメにのみ登場するカードが非常に多い」「漫画・アニメで登場したカードがOCG化してもテキストや挙動がそれらと異なる」といった事例が非常に多く、時にプレイヤーやメディア作品のファンや他のTCGから批判されることがある。
    しかし、そういった互換性を持つTCGのメディア作品は、多くの場合「(ゲームシーンのみであることもあるが)そのTCGを原作として制作されている」のであり、漫画・アニメで登場したカードゲームの再現に過ぎない遊戯王OCGをそれらのTCGと一緒くたにして批判することは的外れであると言える。
    • 効果変更の主な要因としては、そのままでは強力過ぎたり汎用性が高過ぎてゲームバランスに支障をきたす場合や、ルールの関係で再現自体が困難な場合が多い。
      どの様な例にせよ1枚のカードが環境を大きく変えるのは様々な問題が発生するため、ゲームバランスやルールへの干渉を極力避けるのは致し方ないと言える。
      しかし、中には実戦での使用にすら耐えられない様な弱体化を施される例も存在し、原作への扱いが悪いとファンから批判される事もある。
      アニメ5D's放送時期まではこうした例が特に顕著であったが、批判に配慮してかアニメZEXAL放送時期辺りからは極端な弱体化は避ける様になっている。
    • 「遊☆戯☆王 Dチーム・ゼアル」は、他の遊戯王シリーズの漫画作品と異なり、ゲームシーンを遊戯王OCGに準拠させて制作されているため、OCGと完全互換である。
    • こうした齟齬に敏感な海外に配慮し、遊戯王シリーズのアニメ作品が海外で放送される際には、「アニメと実物のTCGが異なる」ことを明示するためカードフォーマットを全面的に変更している。
      日本でも、アニメZEXALでは途中からカードの裏側のデザインを、実物のものからオリジナルのものに変更している。
  • 原作・アニメにおいて―
    漫画「遊☆戯☆王」に登場したトレーディングカードゲーム「マジック&ウィザーズ(M&W)」が本ゲームの原型である。
    M&Wは「Magic: the Gathering」をモチーフとしており、高橋和希氏いわく「ルールは一晩で考えた」とのこと。
    元々「遊☆戯☆王」は1話ごとに異なるゲームで対決する漫画だったが、M&Wが人気になった事でカードゲーム漫画へと方針を転換、ジャンプ有数の人気漫画となり大ヒットとなった。
  • 劇中設定では、M&Wは米国人のペガサス・J・クロフォードが、古代エジプトの神官が石版から魔物を呼び出し戦った様子にヒントを得て制作したものとされている。
  • 原作および原作の世界観を継承する「遊戯王R」でのカードゲームの呼称は「M&W」であるが、アニメでは一貫して「デュエルモンスターズ」と呼ばれている。
    この呼称は現在知られる遊戯王デュエルモンスターズシリーズが放映される前にテレビ朝日系列で放送されていた東映版遊戯王から使用され、東映版からDMへと受け継がれた数少ない要素となった。
    なお、5D's以降はOCGの商品名から「デュエルモンスターズ」の文字は消えているが、劇中でのカードゲームの名前はその後も「デュエルモンスターズ」とされている。

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