霊魂/Shinob †
レイジング・テンペストで登場した「霊魂」と名のついたカード群。
属するモンスターは風属性・鳥獣族のスピリットモンスターで統一されている。
また、儀式召喚とバウンスを戦術の核としており、「儀式モンスターに属するスピリットモンスター」を擁するのも特徴。
- なお、YU-GI-OH.JPでは「霊魂鳥」と紹介されている。
このテーマに属するモンスターは、霊魂鳥、霊魂鳥影、霊魂鳥神の3種類で構成されている。
霊魂鳥 †
いずれもレベル4の通常召喚モンスターであり、スピリットモンスター共通の召喚条件とセルフバウンス効果を持つ。
いずれも、テーマに属するモンスターとシナジー自体は形成できるものの、戦術の核となる儀式モンスター及び儀式召喚のサポートをしていない。
これにより、テーマデッキを作成する際に特段「霊魂鳥」を採用する必要がない、という事態になっている。
霊魂鳥影 †
いずれもレベル4の儀式モンスターであり、以下の共通テキストを持つ。
「霊魂の降神」により降臨。
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのカード名は、手札・フィールドに存在する限り「霊魂鳥神−◯◯◯」として扱う。
(2):(固有効果)
(3):このカードが除外された次のターンのスタンバイフェイズに発動する。
除外状態のこのカードを特殊召喚する。
(4):このカードが特殊召喚したターンのエンドフェイズに発動する。
このカードを手札に戻す。
霊魂鳥神 †
いずれもレベル8の儀式モンスターであり、以下の共通テキストを持つ。
「霊魂の降神」により降臨。
このカードは儀式召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードが儀式召喚に成功した場合に発動できる。
相手フィールドの(モンスター/魔法・罠カード)を3枚まで選んで持ち主の(特定の場所)に戻す。
その後、(特定の場所)からレベル4以下のスピリットモンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚できる。
(2):このカードが特殊召喚したターンのエンドフェイズに発動する。
このカードを持ち主の手札に戻し、
自分フィールドに「霊魂鳥トークン」(鳥獣族・風・星4・攻/守1500)2体を特殊召喚する。
その他 †
- イラストには共通する丸いシンボルの装飾があり、また孔雀をモチーフとしていないモンスターにも必ずどこかに孔雀の羽を模した装飾がある。
- 「エスプリット(esprit)」とはフランス語で「精神」や「魂」等を表す言葉であり、英語の「スピリット(spirit)」に相当する。
- 英語名は霊魂鳥が「Shinobird」、霊魂鳥神はモンスターの性別に合わせ「Shinobaron」または「Shinobaroness」となっている。
織姫や彦星がモチーフと思われるのを顧みると、「偲ぶ」という単語を由来にしているのだろうか。
他には、忍者を意味する「忍び(Shinobi)」の可能性もあるが、忍者要素のあるカードは《霊魂鳥−忍鴉》程度である。
関連リンク †
―「霊魂」と名のついたモンスター
―「霊魂」と名のついた魔法・罠カード
―その他のリンク