*《ゴブリン&ruby(とつげきぶたい){突撃部隊};/Goblin Attack Force》 [#l53b8c4b]
 効果モンスター
 星4/地属性/戦士族/攻2300/守   0
 このカードは攻撃した場合、バトルフェイズ終了時に守備表示になり、
 次の自分のターンのエンドフェイズ時まで表示形式を変更できない。

 [[Thousand Eyes Bible −千眼の魔術書−]]で登場した[[地属性]]・[[戦士族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[攻撃]]した[[バトルフェイズ]]終了時に[[守備表示]]になり、自身の[[表示形式]]の変更を封印する[[永続効果]]を持つ。~

 [[《増援》]]で[[サーチ]]できる[[下級]][[戦士族]]としては最高の[[攻撃力]]を持ち、[[攻撃]]せずに[[攻撃力]]2300の[[壁]]としても扱える。~
 ただ、[[レベル]]4・[[戦士族]]の[[デメリット]]を持ち合わせる[[アタッカー]]には[[《フォトン・スラッシャー》]]・[[《ダーク・ヒーロー ゾンバイア》]]など、優秀な[[モンスター]]が多く存在する。~
 この[[カード]]はこれらより[[戦闘破壊]]できる範囲が広いが、自身の持つ[[デメリット]]も起用を遠ざける要因となっており、[[貫通]]や[[戦闘破壊]][[トリガー]]系の[[モンスター]]が致命傷につながる場合も少なくない。~
 この[[カード]]はこれらより[[戦闘破壊]]できる範囲が広いが、自身の持つ[[デメリット]]が痛く、[[貫通]]や[[戦闘破壊]][[トリガー]]系の[[モンスター]]が致命傷につながる場合も少なくない。~
 この点は[[シンクロ素材]]や[[エクシーズ素材]]に活用するなどしてカバーができ、[[《ゴブリンドバーグ》]]による[[特殊召喚]]から[[攻撃]]後に[[《H−C ガーンデーヴァ》]]に繋げる事もできる。~
 前述の[[下級]][[戦士族]]でも同じ[[コンボ]]ができてしまうのだが、[[攻撃]]後の[[デメリット]]を軽減させる手段としては悪くなく、単純に打点が高いため、この[[カード]]で処理できる範囲は広いのが[[メリット]]といえる。~
 また、[[下級モンスター]]では[[通常召喚]]のみで、[[《No.16 色の支配者ショック・ルーラー》]]もこの[[カード]]1枚で[[相打ち]]に持ち込めるのは覚えておいて損は無い。~

 [[《最終突撃命令》]]や[[《スキルドレイン》]]等で[[攻撃表示]]を維持し続けられるのだが、現在は[[攻撃力]]2400以上の[[モンスター]]も珍しくないためサポートが必要となる。~
 [[《スキルドレイン》]]を使うならば[[《神獣王バルバロス》]]等もあるが、[[《愚鈍の斧》]]が共有しやすいので一緒に採用していいだろう。~
 また、[[守備表示]]の自身が[[攻撃]]された場合に[[《最終突撃命令》]]や[[《ガムシャラ》]]を[[発動]]すれば[[攻撃表示]]で迎え打てるが、安定して成功させるのは難しい。~

-「[[表示形式]]を変更する事ができない[[永続効果]]」は「[[カードの効果]]ではない『[[1ターンに1度]]』の[[表示形式]]の変更ができない」という意味である。~
他の[[カードの効果]]によって[[表示形式]]を変更することは可能である。~

-[[《魔法の筒》]]や[[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]]などによって[[ダメージステップ]]に入る前に[[攻撃]]が中断された場合は[[守備表示]]にならない。~
また、[[《閃光弾》]]によって[[バトルフェイズ]]終了時を[[スキップ]]した場合も同様である。~

-この[[カード]]は登場当初の[[下級モンスター]]としては最高の[[攻撃力]]で、従来の[[デメリット]][[アタッカー]]達に比べ[[デメリット]]も直接的な被害は少ない。~
このため、登場した当時にしては革新的な[[効果モンスター]]で、かなり騒がれた。~
第2期の頃は、一部の[[上級モンスター]]を[[戦闘破壊]]するために[[《黒き森のウィッチ》]]から[[サーチ]]されていた。~
[[DUELIST LEGACY Volume.3]]では[[レアリティ]]が[[スーパーレア>Super]]に昇格し、現在でも類似[[効果]]を持つ[[下級>下級モンスター]][[デメリット]][[アタッカー]]が時々登場する。~

-第2期初期から登場し、以降地味に[[カード]][[イラスト]]に登場し続けている。~
[[《絶対魔法禁止区域》]][[《アースクエイク》]][[《ハンマーシュート》]][[《二重の落とし穴》]]など、色々な[[カード]]で「やられ役」となっているので目にする機会は多い。~
[[カード]]の[[イラスト]]に登場するたびに毎度毎度ロクな目にあっていない。~
[[《トゥーン・ゴブリン突撃部隊》]]・[[《ゴブリンエリート部隊》]]・[[《ゴブリン暗殺部隊》]]・[[《ゴブリン偵察部隊》]]・[[《ゴブリン陽動部隊》]]など類似[[カード]]も多く、[[《成金ゴブリン》]]同様にスタッフやデュエリストに愛されている[[カード]]の1枚。~

-「ゴブリン(Goblin)」とは、ファンタジー作品でよく登場する種族のひとつ。~
基本的に個々はあまり強くなく、数で勝負を挑む種族として扱われる事が多い。~
作品によって種族の定義がまちまちであり、精霊と記されていたり、[[ドワーフ>《インフェルニティ・ドワーフ》]]と混同されているものもある。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメ「DDM編」のオリジナル[[デュエル]]「城之内vs御伽」戦において城之内が使用。~
[[《スパイク・ヘッド》]]を[[戦闘破壊]]するも、[[効果]]で[[守備表示]]になっていた所を強化され[[貫通]][[効果]]を付与された[[《超時空戦闘機ビック・バイパー》]]に[[攻撃]]され、城之内は[[1ターンキル]]されてしまった。~
この時、[[攻撃]]し終わったゴブリン達が寝てしまうという演出がなされた。~
城之内はこの[[カード]]の強さに気づいたのかその後[[デッキ]]に投入しており、アニメオリジナル[[デュエル]]では何度か登場する。~
「乃亜編」の「城之内vsビッグ3(大岡)」戦では《苦渋の決断》によって[[特殊召喚]]され、《味方殺しの魔剣−バーニング・ソウル−》の[[生け贄]]になった。~
「KCグランプリ編」の「城之内vsマスク・ザ・ロック」戦では《古の巨人》を[[攻撃]]するも[[《旅人の試練》]]の[[効果]]で[[バウンス]]される。~
その後[[召喚]]され直すも[[攻撃]]せず、《古代竜−エンシェント・ドラゴン》に[[戦闘破壊]]される。~
最終的には[[《早すぎた埋葬》]]で[[蘇生]]され[[フィニッシャー]]となった。~
「城之内vsジーク」戦では《女神ヴェルダンディの導き》で[[特殊召喚]]され《女神ウルドの裁断》の[[効果]]で[[除外]]された。~

--アニメGXにおいて異世界(第2階層)で登場。~
どうやら、[[暗黒界]]の[[モンスター]]達の配下に当たるらしい。~

--「十代vs[[バオウ>《ガーディアン・バオウ》]]」戦にて[[バオウ>《ガーディアン・バオウ》]]が使用した[[永続罠]]《レベル包囲網−グラビティ・ゲイン−》、第4期の「十代vsミスターT」(1戦目)にてミスターTが使用した[[速攻魔法]]《パワー・ギフト》の[[イラスト]]に描かれている。~
やはりどちらもろくな目にあっていない。~

--アニメ5D'sのチーム・サティスファクション時代の回想シーンにおいて、ジャックと[[デュエル]]したM地区のデュエリストが使用している。~
[[守備表示]]になっている所を[[《ツイン・ブレイカー》]]に[[戦闘破壊]]された。~
また、ジャックの[[デッキ]]を真似たマックスの[[デッキ]]にも入っていた。~
ジャックの[[デッキ]]にこの[[カード]]が入っているかは不明。~

--「クロウvsイェーガー」(1戦目)においてイェーガーの使用した[[罠カード]]《宮廷のマナー》の[[イラスト]]に描かれている。~
こちらでは[[《王宮の勅命》]]等の[[イラスト]]に登場している王にお叱りを受けているようであり、やはりやられ役なのだろう。~

--アニメZEXALの「遊馬vsカイト」(2戦目)でカイトが使用した[[永続魔法]]《&ruby(バトル・グラヴィティ){戦闘重力};》、ZEXAL&ruby(セカンド){II};の「遊馬vsポン太」戦でポン太が使用した[[罠カード]]《千畳敷返し》、漫画ZEXALの「凌牙vsカイト」でカイトが使用した[[通常罠]]《ダメージ・バウンド》の[[イラスト]]に描かれている。~
これら3種の[[イラスト]]でも、やはりやられ役である。~

--Dチーム・ゼアルの「遊馬vs激翔太」戦において遊馬が使用した[[《ズババジェネラル》]]の[[効果]]で[[装備カード]]になった。~
また、この[[カード]]を装備した[[《ズババジェネラル》]]が[[《魁炎星王−ソウコ》]]と[[戦闘]]を行う際は[[《ズババジェネラル》]]が《ゴブリン突撃部隊》を率いる形で共に戦闘する描写がされていた。~

--アニメARC-VのLDSの小テストで、「ゴブリン〜隊」と名のつく[[カード]]を全て書く問題が出された。

-コナミのゲーム作品において―~
[[DUEL TERMINAL]]のアクションデュエルでは、彼らを[[ハンマーで叩き潰す>《ハンマーシュート》]]という凄まじいミニゲームが存在する。~
もはや、[[デュエル]]以外では完全にやられ役が板についているようだ。~

**関連カード [#h70617d8]
―ゴブリン部隊
-[[《ゴブリン穴埋め部隊》]]
-[[《ゴブリン暗殺部隊》]]
-[[《ゴブリンエリート部隊》]]
-[[《ゴブリン切り込み部隊》]]
-[[《ゴブリン偵察部隊》]]
-[[《ゴブリン陽動部隊》]]

―このカードの[[トゥーン]]
-[[《トゥーン・ゴブリン突撃部隊》]]

―その他、[[攻撃]]後、[[守備表示]]になる[[モンスター]]
-次の[[ターン]]まで[[表示形式]]を変更できない
--[[《サーチ・ストライカー》]]
--[[《ジャイアント・オーク》]]
--[[《不屈闘士レイレイ》]]
--[[《竜影魚レイ・ブロント》]]

--[[《アルカナフォースEX−THE DARK RULER》]]

-[[表示形式]]の変更に制限なし
--[[《アックス・ドラゴニュート》]]
--[[《カラクリ無双 八壱八》]]
--[[《ゴゴゴジャイアント》]]
--[[《サブマリンロイド》]]
--[[《スピア・ドラゴン》]]
--[[《穿孔重機ドリルジャンボ》]]
--[[《トランスフォーム・スフィア》]]
--[[《パワー・ブレイカー》]]
--[[《フォトン・クラッシャー》]]

--[[《D−HERO ダッシュガイ》]]

--[[《E・HERO ダーク・ブライトマン》]]
--[[《ジェムナイト・アクアマリナ》]]

--[[《No.52 ダイヤモンド・クラブ・キング》]]

―《ゴブリン突撃部隊》の姿が見られる[[カード]]
-[[《精気を吸う骨の塔》]]
-[[《メデューサ・ワーム》]]

-[[《アースクエイク》]]
-[[《攻通規制》]]
-[[《絶対魔法禁止区域》]]
-[[《トークン収穫祭》]]
-[[《トークン復活祭》]]
-[[《ハンマーシュート》]]
-[[《振り出し》]]
-[[《補給部隊》]] 

-[[《アイスバーン》]]
-[[《細胞爆破ウイルス》]]
-[[《集団催眠》]]
-[[《二重の落とし穴》]]
-[[《トークン謝肉祭》]]
-[[《トークン生誕祭》]]
-[[《統制訓練》]]
-[[《反撃準備》]]
-[[《暴君の暴力》]]
-[[《本陣強襲》]]
-[[《ミクロ光線》]]

**収録パック等 [#v4f96474]
-[[Thousand Eyes Bible −千眼の魔術書−]] TB-44
-[[STRUCTURE DECK−城之内編−]] JY-16
-[[DUELIST LEGACY Volume.3]] DL3-037 &size(10){[[Super]]};
-[[BEGINNER'S EDITION 1]] BE1-JP202 &size(10){[[Super]]};
-[[ストラクチャーデッキ−戦士の伝説−]] SD5-JP004
-[[STARTER DECK(2009)]] YSD4-JP008
-[[STARTER DECK(2010)]] YSD5-JP009
-[[BEGINNER'S EDITION 1(第7期)]] BE01-JP173 &size(10){[[Rare]]};
-[[ハーフデッキプレゼントキャンペーン ハーフデッキ 光>プロモカード#da24637e]] HD13-JPL07
-[[ハーフデッキプレゼントキャンペーン ハーフデッキ 闇>プロモカード#da24637e]] HD13-JPD07

**FAQ [#vfb1dd3b]
Q:[[守備表示]]になる[[効果]]は[[チェーンブロック]]を作りますか?~
A:いいえ。[[永続効果]]なので[[チェーンブロック]]は作られません。(08/08/20)

Q:《ゴブリン突撃部隊》が[[裏側表示]]の[[《グラビティ・ボール》]]を[[攻撃]]しました。~
  この場合、《ゴブリン突撃部隊》は自身の[[永続効果]]ではなく[[《グラビティ・ボール》]]の[[リバース効果]]によって[[守備表示]]になりますが次の[[ターン]]に[[攻撃表示]]に変更する事ができますか?~
A:いいえ、できません。~
  [[ダメージ計算]]まで行ったのであれば、別の[[効果]]によって[[守備表示]]になった場合であっても「[[表示形式]]変更不能の制約」は適用されます。

Q:《ゴブリン突撃部隊》が[[攻撃]]し[[守備表示]]になった次の[[相手]][[ターン]]に[[《強奪》]]により[[相手]]が[[コントローラー]]になりました。~
  [[相手]]は、[[コントロール]]を得たこの[[ターン]]にこの《ゴブリン突撃部隊》を[[攻撃表示]]に変更する事ができますか?~
A:[[表示形式]]変更の制約は、「[[効果]]が適用された[[プレイヤー]]の[[ターン]]」をカウントする基準にします。~
  途中で[[コントロール]]が移動してもその基準は変わらないため、[[相手]]はその[[ターン]]に([[カードの効果]]以外では)[[表示形式]]変更する事ができません。~

Q:以下の状況で、この[[カード]]が[[守備表示]]になる効果は適用されますか?~
  ・[[攻撃]]を[[無効]]にされた。~
  ・[[バトルステップの巻き戻し]]により[[攻撃]]を中止した。~
  ・[[ダメージステップ]]に入ってから相手モンスターが[[フィールド]]を離れ、[[戦闘]]が中止された。~
A:[[ダメージステップ]]まで移行した場合は「攻撃を行った」事になり、[[守備表示]]になる効果を適用します。~
  それ以前に[[戦闘]]が中断した場合は[[守備表示]]になる効果は適用されません。(14/04/12)~

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