*《&ruby(ジ){The}; アトモスフィア/The Atmosphere》 [#me8f51a9]
*《&ruby(ジ){The}; アトモスフィア/The Atmosphere》 [#top]
 効果モンスター
 星8/風属性/鳥獣族/攻1000/守 800
 このカードは通常召喚できない。
 自分フィールド上に存在するモンスター2体と
 自分の墓地に存在するモンスター1体を
 自分フィールド上に存在するモンスター2体と自分の墓地に存在するモンスター1体を
 ゲームから除外した場合に特殊召喚する事ができる。
 1ターンに1度、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスターを
 装備カード扱いとしてこのカードに1体のみ装備する事ができる。
 このカードの攻撃力・守備力は、
 このカードの効果で装備したモンスターのそれぞれの数値分アップする。
//英語名:http://www.ebay.com/itm/X3-YUGIOH-THE-ATMOSPHERE-JOTL-EN090-COMMON-IN-HAND-READY-TO-SHIP-/350849723048?pt=Trading_Card_Games_US&hash=item51b045eaa8
 このカードの攻撃力・守備力は、このカードの効果で装備したモンスターのそれぞれの数値分アップする。

 [[LIMITED EDITION 17>LIMITED EDITION#je6c768a]]で登場した[[風属性]]・[[鳥獣族]]の[[特殊召喚モンスター]]。~
 [[相手]][[モンスター]]を[[装備カード]]化する[[起動効果]]と自身を[[強化]]する[[永続効果]]、[[フィールド]]に加え[[墓地]]の[[コスト]]を要する[[召喚条件]]を持つ。~
 [[LIMITED EDITION 17>LIMITED EDITION#LE17]]で登場した[[風属性]]・[[鳥獣族]]の[[特殊召喚モンスター]]。~
 [[フィールド]]と[[墓地]]の[[モンスター]]を[[除外]]して[[特殊召喚]]できる[[召喚条件]]、[[相手]][[モンスター]]を[[装備カード]]化する[[起動効果]]、自身を[[強化]]する[[永続効果]]を持つ。~

 [[特殊召喚]]時の[[ボード・アドバンテージ]]の損失は2枚であり、[[最上級モンスター]]の[[アドバンス召喚]]と変わらないが、[[召喚権>通常召喚]]を消費しない分いくらか扱いやすい。~
 [[コスト]]は[[除外]]であるため、[[《異次元の生還者》]]や[[《異次元の偵察機》]]などを用いることで[[ディスアドバンテージ]]を軽減できる。~
 また、[[トークン]]も利用でき、[[《精神操作》]]等の[[リリース]]制限も無視できるので、相性の良い[[カード]]は多数存在する。
 [[召喚条件]]は[[自分]][[フィールド]]の[[モンスター]]2体と[[自分]]の[[墓地]]の[[モンスター]]1体の[[除外]]。~
 [[召喚権]]は消費しないが、[[ボード・アドバンテージ]]の損失は[[最上級モンスター]]の[[アドバンス召喚]]と変わらないため[[重い]]。~
 [[《精神操作》]]で[[コントロール奪取]]した[[モンスター]]、[[《イービル・ソーン》]]で[[リクルート]]した[[同名カード]]等が利用できるが、同じ手間で[[リンク召喚]]等を行った方が強力な場合が多い。~

 [[吸収]][[効果]]は[[表側表示]]に限定されているものの、大半の[[モンスター]]を[[除去]]できるのは強力。~
 [[下級>下級モンスター]][[アタッカー]]を[[吸収]]するだけでも[[最上級モンスター]]クラスの[[攻撃力]]になり、[[上級モンスター]]以上を[[吸収]]できれば[[戦闘破壊]]される可能性はほぼなくなる。~
 [[《トーチ・ゴーレム》]]とは特に相性が良く、[[トークン]]で[[召喚条件]]を満たすことができ、[[《トーチ・ゴーレム》]]を[[吸収]]すれば[[攻撃力]]が4000にも達する。~
 使うなら、明確に[[除外]]が[[メリット]]なる[[カード]]と共に使いたい。~
 [[除外された場合に特殊召喚できるモンスター>《異次元の偵察機》#list]]を[[除外]]すれば[[ディスアドバンテージ]]を抑えられる。~
 [[壁]]以外の使い道が少ない[[《カバーカーニバル》]]の[[カバートークン]]を[[除外]]するのも良い。~
 [[【風属性】]]では、[[《嵐征竜−テンペスト》]]と双方を[[除外]]でき、一応[[《幻獣機ドラゴサック》]]で生成した[[幻獣機トークン]]も利用できるので共存させやすく、[[《守護神−ネフティス》]]や[[《風霊媒師ウィン》]]で[[サーチ]]も可能。~

 類似[[カード]]の大半にも言えることだが、[[装備カード]]の処理手段がなければ1回限りの[[効果]]になるのは難点。~
 [[相手]][[フィールド]]に低[[攻撃力]][[モンスター]]しかいなければこの[[カード]]の[[攻撃力]]も高くはならないので、次の[[ターン]]に出てきた[[モンスター]]に[[戦闘破壊]]されてしまう。~
 [[蘇生制限]]を満たした後は[[蘇生]]・[[帰還]]が可能なので、ある程度使いまわせるようにするのも手か。~
 1つ目は[[相手]]の[[表側表示]][[モンスター]]を[[吸収]]する[[効果]]。~
 [[装備カード]]の処理手段がなければ1回限りの[[効果]]になるのは難点だが、[[《刻剣の魔術師》]]あたりで[[一定期間だけ除外]]したり、[[裏側守備表示]]にすれば繰り返し使用できる。~
 [[《刻剣の魔術師》]]の場合は[[相手]][[ターン]]の[[除去]]も回避しやすい。~
 [[蘇生制限]]を満たした後は[[蘇生]]・[[帰還]]が可能なので、ある程度使いまわせるようにするのも手である。~

 このように単体の能力自体はそこまで悪くないのだが、特殊な条件を要求しながらも自身の[[サーチ]]が困難であるため、安定して扱えないという欠点を抱えている。~
 当然ながら[[重い]]ので、複数積んだ場合は[[手札事故]]のリスクが跳ね上がる。~
 前述の[[《異次元の生還者》]]・[[《異次元の偵察機》]]にしても、素直に[[《マクロコスモス》]]等と併用したほうが無難であり、[[墓地]]にも[[モンスター]]を要求する性質上、そこにさらにこの[[カード]]を加える事は危険である。~
 [[サポートカード]]により[[ディスアドバンテージ]]を軽減でき、かつ素早い展開が可能な[[《サクリファイス》]]と比較すると、[[裏側表示]]への対応や[[戦闘破壊]][[耐性]]といった面で差を付けられている。~
 [[デッキ]]スペースを取らない点は強みと言えるが、下準備が必要な[[カード]]を「引ければいい」感覚で使用するメリットは薄く、あえて採用する必要のある[[デッキ]]が少ないのが現実である。~
 一応[[《嵐征竜−テンペスト》]]を扱う[[【風属性】]]や[[【征竜】]]ならば、互いを[[コスト]]にでき、[[《幻獣機ドラゴサック》]]で生成した[[モンスタートークン]]も利用できるので共存はさせやすい。~
 2つ目は自身の[[攻撃力]]・[[守備力]]を[[吸収]]した[[モンスター]]の数値分アップする[[効果]]。~
 [[下級>下級モンスター]][[アタッカー]]を[[吸収]]するだけでも[[最上級モンスター]]クラスの[[攻撃力]]になり、[[上級モンスター]]以上を[[吸収]]できれば[[戦闘破壊]]される可能性はほぼなくなる。~
 逆に[[吸収]]できない場面では低[[ステータス]]の[[モンスター]]に過ぎないため注意。~
// [[《トーチ・ゴーレム》]]とは特に相性が良く、[[トーチトークン]]を[[除外]]して[[特殊召喚]]でき、[[《トーチ・ゴーレム》]]を[[吸収]]すれば[[攻撃力]]が4000に達する。~
// [[【ゴーレム】]]や[[【トーチ・テンペスト】]]など、[[《トーチ・ゴーレム》]]を採用する[[デッキ]]に保険の意味合いも込めて採用してみるのも良い。~
//エラッタ復帰とかあり得るし無闇に消すものでもない

-「[[墓地]]と[[フィールド]]の[[モンスター]]を[[除外]]する」という[[特殊召喚]]方法や、[[レベル]]の割に低い[[攻撃力]]から、[[墓地]]封じ・[[特殊召喚]]封じ・[[モンスター効果]]封じを兼ね備える[[【メタビート】]]には滅法弱い。
-上述の通り、[[召喚条件]]として[[モンスタートークン]]を[[除外]]できる。~
//これが幸いして、[[【トランス】]]や[[【コスモロック】]]による[[ロック]]を突破できる稀有な[[モンスター]]でもある。~
//今だとリンク召喚で簡単に突破できるため、稀有ではない

-[[コスト]]で[[モンスタートークン]]を[[除外]]できる珍しい[[カード]]。~
他に該当する[[カード]]は[[《霊魂消滅》]]を参照。~
--[[【トランス】]]や[[【コスモロック】]]による[[ロック]]を突破できる非常に稀有な[[モンスター]]である。~
ほとんど抜け道のない[[ロック]]なので、この[[モンスター]]で打ち破れれば勝利を確信している相手の度肝を抜けるだろう。

-「アトモスフィア(atmosphere)」とは「大気」という意味。~
-「アトモスフィア(Atmosphere)」とは「大気、雰囲気」という意味である。~
また、冠詞の「The」が付く事で「(地球の)大気圏」を指す。~

-[[イラスト]]は[[《ハネクリボー LV10》]]に似ている。~
背骨が短いこととカラーリング・目付きを除けば腹部に球体を抱えているところなどそっくりである。
//-[[イラスト]]は[[《ハネクリボー LV10》]]に似ている。~
//背骨が短いこととカラーリング・目付きを除けば腹部に球体を抱えているところ等が似ている。

-原作・アニメにおいて―~
漫画GXの「吹雪vsクロコダイル」戦において吹雪が使用。~
《エアースフィア》・《シンセサイズ・スフィア》・[[《トランスフォーム・スフィア》]]の3体を[[生け贄]]に[[召喚]]される。~
[[効果]]で[[《スパウン・アリゲーター》]]を装備し、《パワレスフィア》の[[効果]]で[[攻撃力]]0となった[[《The tyrant NEPTUNE》]]を撃破して[[フィニッシャー]]となった。~
[[効果]]でクロコダイルの[[《スパウン・アリゲーター》]]を[[装備]]し、《パワレスフィア》の[[効果]]で[[攻撃力]]0となった[[《The tyrant NEPTUNE》]]を撃破して勝負を決めた。~
「vsエド」戦では、《エアースフィア》・《シンセサイズ・スフィア》・《ブリーズ・スフィア》の3体を[[生け贄]]に[[召喚]]される。~
[[《V・HERO アドレイション》]]を[[吸収]]して《V・HEROマルティプリ・ガイ》を撃破し、次の[[ターン]]で[[《トラファスフィア》]]の[[生け贄]]にされた。~
[[《V・HERO アドレイション》]]を[[吸収]]して[[《V・HERO マルティプリ・ガイ》]]を撃破し、次の[[ターン]]で[[《トラファスフィア》]]の[[生け贄]]にされた。~
[[攻撃]]名は「テンペスト・サンクションズ」。~

--雑誌掲載の初登場時は[[カード名]]に書かれている「The」のルビが「ザ」だった。~
「The」の後に母音が来る場合は「ジ(ズィ)」と発音することが基本形のために修正されたと思われる。~
これはコミックスで修正されていて、また雑誌におけるその後の「vsエド」戦でも《&ruby(ジ){The}; アトモスフィア》に変更されているのが確認できる。~
「The」の後に母音が来る場合は「ジ(ズィ)」と発音することが基本形のために修正されたと考えられる。~
これはコミックスで修正されていて、また雑誌におけるその後の「vsエド」戦でも《&ruby(ジ){The}; アトモスフィア》に変更されている。~

--漫画版では[[通常召喚]]可能な[[モンスター]]であり、[[吸収]][[効果]]は3体を[[生け贄]]に[[生け贄召喚]]した場合に[[発動]]するという、[[《ギルフォード・ザ・ライトニング》]]や[[《神獣王バルバロス》]]と同じ類の[[モンスター]]であった。~
そのままでは[[《D−HERO Bloo−D》]]の[[下位互換]]になりかねないため、強化は妥当と言える。~
--漫画版では[[通常召喚]]可能な[[モンスター]]であり、[[吸収]][[効果]]は3体の[[生け贄]]で[[生け贄召喚]]した場合に[[発動]]する[[効果]]だった。~
そのままでは[[《D−HERO Bloo−D》]]の[[下位互換]]だったが、[[OCG]]化の際[[強化]]された。~
//初登場の「吹雪vsクロコダイル」戦で3体目の[[生け贄]]を[[《死者蘇生》]]で確保した事が[[OCG]]化された時の[[召喚条件]]に影響したのだろう。~
//関係ないと思う

--吹雪は[[相手]]のエースモンスターを倒すことを明言していたため、あえて[[《The tyrant NEPTUNE》]]ではなく[[《スパウン・アリゲーター》]]を[[吸収]]した。~
OCGでは[[吸収]][[効果]]による[[ステータス]]の上昇は[[元々の攻撃力]]分のため、[[《The tyrant NEPTUNE》]]を[[吸収]]しても[[攻撃力]]は上がらないのだが、漫画では[[吸収]]時の[[攻撃力]]を参照していたのかもしれない。
--吹雪は[[相手]]のエース[[モンスター]]を倒すことを明言していたため、あえて[[《The tyrant NEPTUNE》]]ではなく[[《スパウン・アリゲーター》]]を[[吸収]]した。~
[[OCG]]では[[吸収]][[効果]]による[[ステータス]]の上昇は[[元々の攻撃力]]分のため、[[《The tyrant NEPTUNE》]]を[[吸収]]しても[[攻撃力]]は上がらないのだが、漫画では[[吸収]]時の[[攻撃力]]を参照していたのかもしれない。~

--OCGではオレンジだが、原作では全体的に青い。
--[[OCG]]ではオレンジだが、原作では全体的に青い。~
//ソース
//GX8巻

--[[攻撃]]名は「嵐の制裁」という意味である。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#cde359b6]
**関連カード [#card]
-[[吸収]]

//―《The アトモスフィア》の姿が見られるカード
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#ab76ef63]
//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#s763fc42]
-[[LIMITED EDITION 17>LIMITED EDITION#je6c768a]] LE17-JP003 &size(10){[[Ultra]]};
**収録パック等 [#pack]
-[[LIMITED EDITION 17>LIMITED EDITION#LE17]] LE17-JP003 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#t4a849a7]
**FAQ [#faq]
Q:[[効果]]分類は何ですか?~
A:[[特殊召喚]]は特に分類のない[[召喚ルール効果]]、[[相手]][[モンスター]]を[[装備カード]]化する[[効果]]は[[起動効果]]、[[攻撃力]]が上昇するのは[[永続効果]]です。(09/12/28)~
A:[[特殊召喚]]は[[効果]]の扱いではなく、[[特殊召喚モンスター]]の[[特殊召喚の手順>コスト#tejun]]となります。~
  [[相手]][[モンスター]]を[[装備カード]]化は[[起動効果]]、[[攻撃力]]・[[守備力]]が上昇するのは[[永続効果]]です。(17/08/17)~

Q:正規手順で[[特殊召喚]]後に、[[墓地]]から[[特殊召喚]]できますか?~
A:可能です。(09/12/28)~

Q:[[モンスタートークン]]を[[除外]]してこの[[カード]]を[[特殊召喚]]できますか?~
A:できます。(09/12/28)~

Q:アップするのは[[相手]][[モンスター]]の「その時点の[[攻撃力]]分」ですか?「[[元々の攻撃力]]分」ですか?~
A:[[カード]]に記載された[[攻撃力]]分([[元々の攻撃力]])です。(09/12/28)~

Q:[[装備カード]]にする[[効果]]の[[効果処理時]]にこの[[カード]]が[[フィールド]]を離れた場合どうなりますか?~
A:[[相手]][[モンスター]]は[[墓地]]へ送られます。(13/10/17)~

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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&tag(《The アトモスフィア》,特殊召喚モンスター,効果モンスター,モンスター,星8/風属性/鳥獣族/攻1000/守800);