*優先権/Priority [#top]
*&ruby(ゆうせんけん){優先権};/Priority [#top]

 各[[フェイズ]]やステップで[[カード]]を最初に[[発動]]する権利は、常に[[ターン]]を進めている[[ターンプレイヤー]]にあります。~
 これを[[ターンプレイヤー]]の「優先権」といいます。~
 [[相手]][[プレイヤー]]は、[[ターンプレイヤー]]が優先権を持っている限り、自動的に[[発動]]する[[誘発効果]]以外は、先に[[カード]]を[[発動]]する事ができません。~
 「優先権を行使して[[カード]]を[[発動]]した場合」と「優先権を放棄した場合」、優先権は自動的に[[相手]][[プレイヤー]]に移ります。~
 [[フェイズ]]やステップを進める前には必ず優先権を放棄しなければなりません。~
 これを[[デュエル]]中に厳密に行うとすると、[[フェイズ]]やステップの終了前ごとに優先権の放棄を[[宣言]]し、[[相手]]の[[カード]]の使用を確認しなければなりません。~
 ただし、実際の[[デュエル]]ではゲームをスムーズに進めるため、[[フェイズ]]やステップの終了[[宣言]]に優先権の放棄の意も含めています。~
 したがって、[[フェイズ]]などの終了を[[宣言]]した時、[[相手]][[プレイヤー]]は「それでは終了前にこの[[カード]]を[[発動]]します」と言い[[カード]]を[[使用]]することが可能で、これは[[ターンプレイヤー]]が優先権を放棄したため、[[相手]][[プレイヤー]]が優先権を得たという形になります。

-[[カード発動>カードの発動]]の優先権は[[ターンプレイヤー]]にある。~
-[[カード発動>カードの発動]]後、ステップや[[ターン]]の終了[[宣言]]をした場合に、優先権は[[相手]][[プレイヤー]]に移る。~

 (公式ルールブック マスタールール3対応 バージョン 1.0 より引用)

 優先権はお互いの行動の順番を明確に定める概念である。~
 優先権は[[お互い]]の行動の順番を明確に定める概念である。~
 「優先権を持っている状態」とは、[[クイックエフェクト]]にせよ[[通常魔法]]の[[発動]]にせよ[[攻撃宣言]]にせよ、行動を起こす権利を持っている状態であるとイメージすると分かりやすい。~
 能動的な行動は常に優先権を介して行われている。

----

#contents

**優先権の移る行為・移らない行為 [#i1df4022]
-優先権が移る行為をまとめてみると次のようになる。~
--以下の[[発動]]をした場合(直後に優先権は[[相手]]に移る)~
これらはいわゆる[[チェーンブロック]]の次を積むかどうかの問題で、片方の[[プレイヤー]]が[[発動]]したら次に積む権利はまずもう片方の[[プレイヤー]]に移る、ということである。
---[[スペルスピード]]に関わらず、[[魔法カード]]と[[罠カード]]の[[カードの発動]]時および[[効果の発動]]時。~
---[[効果モンスター]]の[[起動効果]]、[[誘発即時効果]]、[[誘発効果]]の[[発動]]時。~

//>特に[[誘発効果]]は同時に[[発動]]した場合の[[チェーン]]がややこしい。~
//最後に[[発動]]した[[誘発効果]]がどちらの[[プレイヤー]]の物であるかによって次に優先権を得る側が変わる点に注意。

--優先権の放棄をした場合。~
[[自分]]が優先権を持っている場合に、何もしないことを示すことである。~
---上記で優先権の移った直後、その[[発動]]に[[チェーン]]して何らかの[[クイックエフェクト]]を[[発動]]する権利を放棄すること。~
この場合再び片方の[[プレイヤー]]に優先権は移り、ここで[[クイックエフェクト]]を[[発動]]すれば[[自分]]の[[効果]]を2つ連続で[[チェーン]][[発動]]できる。~
[[自分]]と[[相手]]が連続、すなわち「[[お互い]]の優先権の放棄」が行われた場合、[[チェーンブロック]]を積む[[効果発動時]]の作業は完了し、[[効果処理時]]に移行する。
---[[ターンプレイヤー]]が各[[フェイズ]]、各ステップを次に移行することを示すこと、および、その行動を[[相手]][[プレイヤー]]が承認すること。~
この[[ターンプレイヤー]]と[[相手]][[プレイヤー]]が「[[お互い]]の優先権の放棄」をすることで[[フェイズ]]、ステップは進行していく。~
逆にこの放棄をしないということは、一時的に考慮すること(後で放棄を決定する)のほか、[[クイックエフェクト]]の[[発動]]によって放棄をしないことを示すことである。

-優先権の放棄について。~
優先権の放棄をする必要のある行動は以下のものがある。~
これらの行動は「お互いの優先権の放棄」をした直後、[[ターンプレイヤー]]ができることである。
--[[カード]]を[[プレイ]]する場合~
[[メインフェイズ]]にて、何らかの[[カード]][[プレイ]]をした''後に''新たに次の内容の[[カード]][[プレイ]]をしようとするとき。~
---[[モンスターの召喚]]・[[反転召喚]]・[[特殊召喚]]、[[表示形式]]の変更
---カードの[[セット]]
---[[モンスターの召喚]]([[召喚]]・[[反転召喚]]・[[特殊召喚]])、[[表示形式]]の変更
---[[カード]]の[[セット]]
---[[スペルスピード]]1の[[魔法カード]]の[[発動]]
---[[モンスター]]の[[起動効果]]の[[発動]]
//チェーン1の召喚直後の起動効果の発動は不可になったので含まれる
--~
何も言わずに[[ターンプレイヤー]]がこれらの行動を引き続き行おうとした際に[[相手]]が異議を唱えて[[巻き戻す>巻き戻し]]事が可能である。~
すなわち、一つ目の[[効果]]処理直後のタイミングに戻り[[クイックエフェクト]]を[[発動]]することができる。
~
--各[[フェイズ]]の終了[[宣言]]~
---[[ドローフェイズ]]
---[[スタンバイフェイズ]]
---[[メインフェイズ]]
---[[バトルフェイズ]]
---[[エンドフェイズ]]
~
--各ステップの優先権の放棄
---[[スタートステップ]]
---[[バトルステップ]]
---[[ダメージステップ]]
---[[エンドステップ]]

    以上である。

-優先権が移らない行為~
以下の行動直後タイミングは[[ターンプレイヤー]]が優先権を持っている。~
つまり、この行動の直後[[ターンプレイヤー]]が優先権を放棄しないと[[相手]][[プレイヤー]]は[[クイックエフェクト]]を[[発動]]できない。

--各[[フェイズ]]の始まり、開始[[宣言]]時

--各ステップの開始時
--直後に「[[クイックエフェクト]]」を[[発動]]できるタイミング。
---[[モンスターの召喚]]([[召喚]]・[[特殊召喚]]・[[反転召喚]])が成功したとき~
([[ターンプレイヤー]]の「[[チェーン]]を作らない[[モンスターの召喚]]」および「[[チェーン]]1の[[モンスターの召喚]]」)~
---[[モンスター]]の[[表示形式]]を変更したとき
---[[攻撃宣言]]をしたとき
---カードの[[セット]]をしたとき
---[[カード]]の[[セット]]をしたとき
---処理が終わった直後
---[[ドローフェイズ]]で[[ドロー]]したとき

 などである。~

-同一[[チェーン]]上で[[お互い]]の[[プレイヤー]]が[[カードの発動]]および[[効果の発動]]を行った場合のその[[効果]]処理([[チェーン]]処理)直後は、[[ターンプレイヤー]]が優先権を持つ(11/09/08)。~
非[[ターンプレイヤー]]がその[[効果]]処理直後に何らかの[[クイックエフェクト]]を[[発動]]する場合は、[[ターンプレイヤー]]が優先権を放棄しなければならない。
--簡単に言えば、限定的な状況ではあるが、[[トリガー]]となるタイミング([[特殊召喚に成功した]]時、[[墓地へ送られた]]時、[[表示形式]]が変更された時、[[カード]]が[[セット]]された時など)で[[クイックエフェクト]]を真っ先に[[発動]]できる[[プレイヤー]]は常に[[ターンプレイヤー]]であるということである。

-「優先権」という言葉でひとくくりにされるが、その強さによって2つに分類できる。
--[[メインフェイズ]]の開始時、および[[メインフェイズ]]にて[[お互い]]に優先権を放棄した直後。~
[[ターンプレイヤー]]が[[スペルスピード]]1以上の[[魔法カード]]または[[スペルスピード]]に関係のない[[プレイ]]([[通常召喚]]、[[セット]]など)、行動([[フェイズ]]終了の[[宣言]]など)ができるタイミング。~
もちろん[[スペルスピード]]に関係なく、[[ターンプレイヤー]]はできうる限りあらゆる行動を一つ選択してすることができる。

--優先権が放棄されない行動の直後。~
[[クイックエフェクト]]だけが[[発動]]できるタイミング。~
''[[スペルスピード]]1の[[魔法カード]]の[[発動]]や、[[モンスターの召喚]]などをするにはこののち「[[お互い]]の優先権の放棄」が必要となる。''

**優先権の扱い [#o66a95fd]

 優先権が問題になる事例は「[[ターンプレイヤー]]が優先権の放棄をしない処理をした直後」、「[[カードの発動]]など優先権が[[相手]]に移った直後」、「一連の[[チェーン]]処理が終了した直後の[[クイックエフェクト]]の[[発動]]タイミング」にだいたい分類できる。~
 いずれの場合に関しても、優先権を無視した[[カード]]の[[プレイ]]を行った場合、[[相手]]に[[巻き戻し]]をされる可能性があることに関しては同じである。

+「[[ターンプレイヤー]]が優先権の放棄をしない処理をした直後」について。~
その直後にさらに[[ターンプレイヤー]]は[[クイックエフェクト]]の[[発動]]が可能となる。~
改めて「優先権の放棄」をして初めて[[相手]][[プレイヤー]]の[[クイックエフェクト]]の発動タイミングが訪れる。~
--[[通常召喚]]、[[条件による特殊召喚>特殊召喚#jouken]]の成功直後のタイミング。~
改めて「優先権の放棄」をして初めて[[相手]][[プレイヤー]]の[[クイックエフェクト]]の[[発動]]タイミングが訪れる。~
--[[通常召喚]]、[[条件による特殊召喚]]の成功直後のタイミング。~
その成功直後のタイミングには一応[[ターンプレイヤー]]に優先権があるので、[[相手]]が即[[《奈落の落とし穴》]]などを[[発動]]してしまうと[[巻き戻し]]を要求される可能性がある。~
---[[モンスターの召喚]]成功時に[[発動]]する[[誘発効果]]がある場合。~
[[同時に複数のカードが発動した場合]]に従い[[誘発効果]]の[[チェーンブロック]]を組んだ直後となるので、最後の[[誘発効果]]を[[発動]]した[[プレイヤー]]の優先権は失われ、[[相手]]に優先権が移っている。~
(優先権を放棄しない処理の範疇ではなくなっている)
---[[チェーン]]処理で、どちらの[[効果]]での[[特殊召喚]]かにかかわらず、[[モンスターの召喚]]成功直後は、[[ターンプレイヤー]]に優先権がある。
//---[[チェーン]]処理で、どちらの効果での[[特殊召喚]]かにかかわらず、[[モンスターの召喚]]成功直後は、[[ターンプレイヤー]]に優先権がある。(下記「[[一連の効果処理>一連の効果]]が終了した直後」の扱いとの比較、FAQ参照)
//---[[チェーン]]処理で、どちらの[[効果]]での[[特殊召喚]]かにかかわらず、[[モンスターの召喚]]成功直後は、[[ターンプレイヤー]]に優先権がある。(下記「[[一連の効果処理>一連の効果]]が終了した直後」の扱いとの比較、FAQ参照)
//FAQ(調整中だったダーク・グレファーの件に裁定が出た)および下記記述変更によりコメントアウト
--[[攻撃宣言]]時について。~
[[クイックエフェクト]]を[[発動]]する優先権は存在するが、[[手札誘発]]等も含め多くの[[調整中]]が絡んでいる点に注意。~
([[誘発効果]]のページも参照)
+「[[カードの発動]]など優先権が[[相手]]に移った直後」について。~
二つ連続で[[クイックエフェクト]]を[[発動]]したいときに問題になる。(下記「[[優先権を意識した確認について>#we1a2f8b]]」参照)
//+「一連の[[チェーン]]処理が終了した直後の[[クイックエフェクト]]の[[発動]]タイミング」について。~
//上記、およびFAQを参照にするとおり、[[チェーンブロック]]を組んだ[[一連の効果処理>一連の効果]]の直後どちらのカードが最後に処理されたか等の理由が絡む故なのか、どちらに優先権があるか[[調整中]]の事態になっている。
//上記、およびFAQを参照にするとおり、[[チェーンブロック]]を組んだ[[一連の効果処理>一連の効果]]の直後どちらの[[カード]]が最後に処理されたか等の理由が絡む故なのか、どちらに優先権があるか[[調整中]]の事態になっている。
//調整中だったダーク・グレファーの件に裁定が出たのでコメントアウト

-非[[ターンプレイヤー]]は、[[相手]]が[[モンスター]]を[[通常召喚]]してもその時点では何も行動することができない。~
[[召喚]]・[[特殊召喚]]の直後、[[ターンプレイヤー]]が「[[クイックエフェクト]]の[[発動]]」「強制・任意を問わない[[モンスターの召喚]]を[[トリガー]]とした[[誘発効果]]の[[発動]]」もしくは「何もしないことを選択」(つまり、[[ターンプレイヤー]]が優先権を放棄)しないと行動できないのである。~
[[相手]]が[[クイックエフェクト]]・[[誘発効果]]を[[発動]]した場合、[[《激流葬》]]などはこれらの[[効果]]に[[チェーン]]する形で[[発動]]する。

-「別の[[フェイズ]]に移る」「別のステップに移る」というのは、優先権を放棄すると同義とみなされる。~
例えば、[[相手]]の場に[[《ハネクリボー LV10》]]が居るので[[自分]]は[[バトルフェイズ]]を終わらせたいとする。~
例えば、[[相手]]の[[フィールド]]に[[《ハネクリボー LV10》]]が居るので[[自分]]は[[バトルフェイズ]]を終わらせたいとする。~
しかしこの場合、[[バトルフェイズ]]の終了を[[宣言]]した時点で優先権は[[相手]]に移行する。~
[[相手]]は[[バトルフェイズ]]の終了前に[[《ハネクリボー LV10》]]の[[効果]]を[[発動]]することができる。~

--終了を[[宣言]]したとしても、その時に[[相手]]が何かしらの行動を起こせば、またこちらに優先権が移り行動を起こすことができる。
---例~
[[自分]]「[[メインフェイズ]]終了」宣言~
[[相手]]「終了前に[[《アポピスの化神》]]を[[発動]]」→[[《アポピスの化神》]]が[[特殊召喚]]される~
(「終了[[宣言]]→了承」の流れが崩れたのでまだ[[メインフェイズ]])~
[[自分]]「では、[[《地砕き》]]を[[発動]]」~

>ただし、[[バトルフェイズ]]の終了に際しては一つ注意が必要。~
例えば[[バトルフェイズ]]を終了する直前に[[相手]]が[[《血の代償》]]を用いて[[モンスター]]を[[召喚]]した場合、[[自分]]の[[《阿修羅》]]によってその[[モンスター]]に[[攻撃]]を仕掛けることは''できない''。~
これは終了[[宣言]]は[[エンドステップ]]で行うためで、[[バトルステップ]]は既に終わっている。~
よって、上記の例ではすでに[[攻撃]]を行えない。~
同様に[[ターン]]終了の[[宣言]]に対して[[相手]]が[[カードの発動]]を行ったとしても、[[エンドフェイズ]]に対するキャンセルであるため、[[メインフェイズ]]でなければ行えない[[モンスター]]の[[召喚]]や[[魔法・罠カード]]の[[セット]]はできない。~
同様に[[ターン]]終了の[[宣言]]に対して[[相手]]が[[カードの発動]]を行ったとしても、[[エンドフェイズ]]に対するキャンセルであるため、[[メインフェイズ]]でなければ行えない[[モンスターの召喚]]や[[魔法・罠カード]]の[[セット]]はできない。~
→[[エンドサイク]]

-「優先権を行使して〜の[[効果]]を[[発動]]。」とする人がよく見られるが、そのタイミングで持っているものでわざわざ言わなくてもよい。~
ただ、あまり理解していない[[プレイヤー]]に「優先権」を認識させるには有効ではあるかもしれない。~
正確に優先権を[[確認]]する場合以下の様になる。

**優先権を意識した[[確認]]について [#we1a2f8b]
 [[ターンプレイヤー]]が何らかの[[カード]]の[[プレイ]]をした直後に、[[自分]]に優先権があることを[[確認]]しながら進行することは大切である。~
 しかし、[[自分]]に優先権がある状態で[[相手]]に「何か[[発動]]しますか?」と聞くと言うことは、事実上優先権を放棄していることになる。~
 故に以下のようなことはできない。
--例~
[[ターンプレイヤー]]が[[モンスター]]を[[召喚]]成功(優先権の移らない行為)後~
[[ターンプレイヤー]]「何か[[発動]]しますか?」~
非[[ターンプレイヤー]]「いいえ、何も[[発動]]しません。」~
[[ターンプレイヤー]]「では[[《激流葬》]]を[[発動]]します。」~

>[[相手]]に聞くということは優先権を放棄しているし、[[相手]]も優先権を放棄した、つまり「[[モンスター]]の[[召喚]]に成功したタイミング」は終わっているので、[[《激流葬》]]を[[発動]]できるタイミングでは無くなっている。~
他方で、上記の例で非[[ターンプレイヤー]]が「では、[[《サイクロン》]]を[[発動]]します」など[[クイックエフェクト]]を[[発動]]した場合、「[[モンスター]]を[[召喚]]したタイミング」のままなのでこれに[[チェーン]]して[[《激流葬》]]を[[発動]]することはできる。~

>もう一つ、[[モンスター]]を[[召喚]]・[[特殊召喚]]したタイミングは「[[召喚]]・[[特殊召喚]]を[[無効]]にする[[カウンター罠]]」の[[発動]]タイミングがある。~
これは「[[召喚]]成功時の[[クイックエフェクト]]の[[発動]]タイミング」''以前の''タイミングで、この[[確認]]かどうかの問題も出てくる。~
順番的には、「[[召喚]]を[[無効]]にする[[カウンター罠]]」に対し「何か[[発動]]しますか?」と聞き、その後[[優先権]]での[[クイックエフェクト]]の[[発動]]タイミングが訪れる。~
[[確認]]でもめたくないならば、この[[召喚]]の際の確認を「[[召喚]]を[[無効]]にする罠を[[発動]]しますか?」としっかりと聞くことが大切だろう。
これは「[[モンスターの召喚]]成功時の[[クイックエフェクト]]の[[発動]]タイミング」''以前の''タイミングで、この[[確認]]かどうかの問題も出てくる。~
順番的には、「[[モンスターの召喚]]を[[無効]]にする[[カウンター罠]]」に対し「何か[[発動]]しますか?」と聞き、その後[[優先権]]での[[クイックエフェクト]]の[[発動]]タイミングが訪れる。~
[[確認]]でもめたくないならば、この[[モンスターの召喚]]の際の[[確認]]を「[[モンスターの召喚]]を[[無効]]にする罠を[[発動]]しますか?」としっかりと聞くことが大切だろう。
--例~
[[モンスターの召喚]]の際「[[召喚]]を[[無効]]にする罠を[[発動]]しますか?」~
「いいえ」~
これで[[モンスターの召喚]]が成功、[[召喚成功時>召喚に成功した]]のタイミングが訪れる。~

>また、優先権が移る行為での[[相手]]の[[カードの発動]]の[[確認]]は別の意味で重要である。~
--例~
[[ターンプレイヤー]]が[[《破壊輪》]]を[[発動]](優先権の移る行為)直後~
[[ターンプレイヤー]]「何か[[発動]]しますか?」~
非[[ターンプレイヤー]]「いいえ、何も[[発動]]しません。」~
[[ターンプレイヤー]]「では[[《地獄の扉越し銃》]]を[[発動]]します。」

>優先権の移る行為の直後に[[相手]]に聞くのは当然のこと、上記の例の[[確認]]を怠り[[《破壊輪》]][[発動]]後すぐ[[《地獄の扉越し銃》]]を[[発動]]してしまうと、非[[ターンプレイヤー]]に異議を唱えられ[[巻き戻し]]が発生し[[フリーチェーン]]の[[カード]]を[[《破壊輪》]]に[[チェーン]]して[[発動]]される可能性が出てしまう。~
([[《地獄の扉越し銃》]]の[[発動]]が不可能になる。)~

 主に[[ターンプレイヤー]]側において「お互いの優先権の放棄」後にしか[[カード]][[プレイ]]ができない行為に関しても非常に注意が必要である。

--例~
[[ターンプレイヤー]]「[[メインフェイズ]]に入ります。」~
非[[ターンプレイヤー]]「はい。」~
[[ターンプレイヤー]]「[[《カオス・ソーサラー》]]を[[特殊召喚]]し、[[《クレボンス》]]を[[召喚]]します。」~
非[[ターンプレイヤー]]「[[巻き戻し]]をして、[[《カオス・ソーサラー》]]の[[特殊召喚]]成功のタイミングに[[《マインドクラッシュ》]]、[[《クレボンス》]]を[[宣言]]して[[発動]]します。」

>[[通常召喚]]と[[条件による特殊召喚>特殊召喚#jouken]]は「お互いの優先権の放棄」が必要な[[プレイ]]であるため、途中の[[クイックエフェクト]]の[[発動]]タイミングを確認せずに連続して行うと上記のように[[巻き戻し]]をされることになる。~
>[[通常召喚]]と[[条件による特殊召喚]]は「お互いの優先権の放棄」が必要な[[プレイ]]であるため、途中の[[クイックエフェクト]]の[[発動]]タイミングを確認せずに連続して行うと上記のように[[巻き戻し]]をされることになる。~
特に上記の例は[[《奈落の落とし穴》]]等の[[発動]]タイミングでもあるため連続で[[モンスターの召喚]]を行いたい場合は注意が必要である。

-[[相手]]が優先権を無視した行為を行った時、こちらは異議を唱える事ができる。~
この場合[[デュエル]]を[[巻き戻し]]、問題が発生する前の状態から[[デュエル]]を再開する事となる。~

 非[[ターンプレイヤー]]の側も、「お互いが優先権を放棄」した場合に、次に[[ターンプレイヤー]]が「優先権が移る行動をとるか放棄」しない限り[[クイックエフェクト]]の[[発動]]タイミングが存在しないことに注意が必要である。~

--例~
[[ターンプレイヤー]]「[[《灰流うらら》]]の[[召喚]]成功時、何か[[発動]]しますか?」(優先権の放棄)~
非[[ターンプレイヤー]]「いいえ、何も[[発動]]しません。」(優先権の放棄)~
[[ターンプレイヤー]]「では、[[《転生炎獣アルミラージ》]]を[[リンク召喚]]します。」~

>[[通常召喚]]と[[条件による特殊召喚>特殊召喚#jouken]]は「お互いが優先権を放棄」した場合に[[プレイ]]できるため、途中の[[クイックエフェクト]]の[[発動]]タイミングをスルーしてしまうと[[ターンプレイヤー]]に次の行動を許してしまう。~
>[[通常召喚]]と[[条件による特殊召喚]]は「お互いが優先権を放棄」した場合に[[プレイ]]できるため、途中の[[クイックエフェクト]]の[[発動]]タイミングをスルーしてしまうと[[ターンプレイヤー]]に次の行動を許してしまう。~
[[《増殖するG》]]等を[[発動]]したい場合、[[《灰流うらら》]]の[[召喚]]成功時、[[ターンプレイヤー]]が優先権を放棄したタイミングで[[発動]]する必要がある。~

-[[召喚]]・[[特殊召喚]]の成功時に[[効果]]を[[発動]]することを封じる[[効果]]には注意が必要。~
[[ターンプレイヤー]]・非[[ターンプレイヤー]]共に優先権を放棄しなければならなくなる為、強制的に「[[ターンプレイヤー]]が[[スペルスピード]]1以上の[[魔法カード]]または[[スペルスピード]]に関係のない[[プレイ]]([[通常召喚]]、[[セット]]など)、行動([[フェイズ]]終了の[[宣言]]など)ができるタイミング」となってしまう。~

-一方、[[チェーン]]を封じる[[効果]]の場合は、その[[効果]]の処理後に[[クイックエフェクト]]の[[発動]]タイミングが発生する為、[[ターンプレイヤー]]が[[チェーン]]を封じる[[効果]]を連発しない限り[[ターンプレイヤー]]が優先権を放棄したタイミングで非[[ターンプレイヤー]]は[[クイックエフェクト]]を[[発動]]できる。~

**優先権とは無関係に[[発動]]する例について [#b992420e]
 一般的な[[誘発効果]]と、[[強制発動]]の[[誘発即時効果]]は、優先権のルールとは別の優先度で[[発動]]が行われる。~
 これらの[[効果]]は、条件を満たした場合、[[クイックエフェクト]]より優先的に[[発動]]する。~
 詳しくはそれぞれ該当のページを参照。~
--特定のフェイズに入ることが[[発動条件]]になっている[[誘発効果]]は優先権のルールに従う点にも注意。~
--特定の[[フェイズ]]に入ることが[[発動条件]]になっている[[誘発効果]]は優先権のルールに従う点にも注意。~

**以前のルールについて [#j9603676]
 上記の通り、[[召喚]]自体は優先権が移る行動ではなく、このタイミングから[[カード]]を使用する権利はその[[プレイヤー]]が保持したままである。~
 加えて、[[マスタールール2]]以前のルールにおいては、このタイミングかつ[[チェーン]]1の場合のみ「[[フィールド]]の[[モンスター]]の[[起動効果]]」が使用できた。~
 この件については[[起動効果]]も参照。~

-海外では[[マスタールール2]]適用後も、2012年の4月までこのルール変更が行われなかった。~
//http://yugioh.wikia.com/wiki/Ignition_Effect

**その他 [#sonota]
-Vジャンプで開催された第3回カリスマデュエリスト最強決定戦では、[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]の[[シンクロ召喚]]時や、[[《ダーク・グレファー》]]の[[通常召喚]]時にやたら''「優先権、優先権!」''と強調して[[効果]]を[[発動]]する場面があった。~
初心者に優先権というものの存在を教えているようにも見えるが、上記の通り元々[[宣言]]を必要とする権利ではないし、別にその[[効果]][[発動]]に[[相手]]が何か[[チェーン]]したわけでもないため、優先権を行使しなくとも[[デュエル]]の勝敗に変化はなかった。~
さらに前者の場合、[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]の[[誘発効果]]の使用には優先権の関わる要素はなく、誤解を生みかねない状況だった。


-原作・アニメにおいて―~
原作・アニメでは、[[手札]]の[[カード]]に手をかけた、または[[伏せカード]]を[[発動]]しようとした瞬間に、対戦[[相手]]がその[[カード]]を標的とした[[カード]]を[[発動]]させるシーンが見られる。~
これに限らず、現実のルールならば優先権を無視、あるいは優先権自体が存在しないような挙動は数多く見られる。~
もっとも、事細かに確認すると話のテンポが悪くなる上に盛り上がりに水を差すため致し方ない面もあるが。~

--漫画OCGストラクチャーズの「尚磨vsライト月子」戦では、ライト月子の挙動に対して尚磨が「まさか…また[[増G>《増殖するG》]]!?」と反応し「…何かありますか?」と優先権の確認を行なっている。~
現実のルールに即した同作品らしいシーンと言えよう。~

**関連リンク [#i0298fb6]
**関連リンク [#link]
-[[フェイズ]]
-[[巻き戻し]]

-[[公式用語集]]
-[[公式ルールブック:http://www.yugioh-card.com/japan/howto/rule_book.php]]

***外部リンク [#s9288922]
-[[遊戯王デュエルハンドブックI2>http://kot2.eek.jp/hb/]]~
デュエルフローチャートは視覚的でわかりやすい。

**FAQ [#v4b84be2]
Q:[[相手]][[フィールド]]に[[《ライオウ》]]が、[[自分]][[フィールド]]に[[表側表示]]の[[《王宮のお触れ》]]と[[《王宮の弾圧》]]があります。~
  [[自分]]は[[手札]]から[[《サイバー・ドラゴン》]]を[[特殊召喚]]しようとしています。~
  この時、[[相手]]の[[《ライオウ》]]の[[発動]]より先に[[自分]]は、[[《王宮の弾圧》]]を[[発動]]できますか?~
  ([[モンスターの召喚]]を[[無効]]にするタイミングで[[ターンプレイヤー]]に優先権はありますか?)~
A:[[相手]]が[[《ライオウ》]]の[[効果]]を[[発動]]する前に、[[ターンプレイヤー]]である[[自分]]が[[《王宮の弾圧》]]の[[効果]]を[[発動]]する事ができます。(11/02/27)

Q:[[自分]]が[[《サイクロン》]]の[[効果]]を[[発動]]して[[相手]]に[[カードの発動]]の確認をし、[[相手]]は何も[[カード]]を[[発動]]しませんでした。~
  その後[[自分]]は[[《サイクロン》]]の[[効果処理時]]のタイミングで[[相手]]に[[カードの発動]]の確認をせずに[[手札]]から[[《サイバー・ドラゴン》]]を[[特殊召喚]]しました。~
  [[《サイクロン》]]の[[発動]]のタイミングでは[[チェーン]]確認はしたものの、[[カード]]の処理後の[[発動]]確認をしていないので[[相手]]はこれについて異議を唱えて[[《サイクロン》]]の処理後のタイミングまで[[巻き戻し]]、[[《マインドクラッシュ》]]を[[発動]]して[[《サイバー・ドラゴン》]]を[[宣言]]することはできますか?~
A:その場合、処理後のタイミングまで[[巻き戻し]]て[[《マインドクラッシュ》]]を[[発動]]する事ができます。~
  なお、公式大会では当日の審判にご相談ください。(08/11/30)

Q:[[ターンプレイヤー]]が[[バトルフェイズ]]に移行しました。~
  非[[ターンプレイヤー]]は[[ターンプレイヤー]]が[[攻撃宣言]]する前に[[《威嚇する咆哮》]]を[[発動]]する事はできますか?~
A:[[バトルフェイズ]]の[[スタートステップ]]時、[[ターンプレイヤー]]が[[クイックエフェクト]]を[[発動]]する意思が無いのであれば、非[[ターンプレイヤー]]が[[クイックエフェクト]]を[[発動]]できます。~
  よって、[[ターンプレイヤー]]の[[攻撃宣言]]前に[[《威嚇する咆哮》]]を[[発動]]する事はできます。(12/11/29)~

Q:[[自分]]の[[モンスター]]が[[相手]]に[[攻撃宣言]]を行いました。~
  この時点では[[優先権]]が[[自分]]にあるので、[[《サイクロン》]]を[[発動]]しました。~
  [[相手]]は、この[[《サイクロン》]]([[スペルスピード]]2)に[[チェーン]]して[[《バトルフェーダー》]]([[スペルスピード]]1)の[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:はい、可能です。(12/05/19)
//攻撃宣言にまつわる[[誘発効果]]の調整中(他例多数)

Q:[[ターンプレイヤー]]が[[《ダーク・グレファー》]]を[[召喚]]し優先権を放棄しました。~
  これに対し非[[ターンプレイヤー]]は[[《奈落の落とし穴》]]を[[発動]]しました。~
  この処理が終わった後[[ターンプレイヤー]]は別の[[《ダーク・グレファー》]]の[[起動効果]]を、非[[ターンプレイヤー]]は[[《月の書》]]を[[発動]]したいと考えています。~
  どちらが先に行動することができますか?~
A:[[《奈落の落とし穴》]]の[[効果]]処理が終了した時点で、優先権は[[ターンプレイヤー]]にありますが、[[ターンプレイヤー]]が[[スペルスピード]]2以上の[[カード]]や[[効果]]を[[発動]]しない場合は、先に[[相手]][[プレイヤー]]から[[《月の書》]]を[[発動]]する事ができます。(11/09/08)~

Q:[[ターンプレイヤー]]が[[《切り込み隊長》]]を[[召喚]]し[[誘発効果]]を使用しました。~
  これに対し[[ターンプレイヤー]]は[[《激流葬》]]を、非[[ターンプレイヤー]]は[[《落とし穴》]]を[[発動]]したいと思っています。~
  どちらが先に[[発動]]できますか?~
A:非[[ターンプレイヤー]]が先に[[《落とし穴》]]を[[発動]]する事ができます。(12/12/01)~

Q:[[ターンプレイヤー]]が[[モンスター]]を[[召喚]]し[[シンクロ召喚]]を行うために優先権を放棄しました。~
  これに対し非[[ターンプレイヤー]]は[[《激流葬》]]を[[発動]]しました。~
  そのため[[ターンプレイヤー]]は[[《神の宣告》]]を[[発動]]しました。~
  この処理が終わった後[[ターンプレイヤー]]は[[シンクロ召喚]]を、非[[ターンプレイヤー]]は[[《月の書》]]を[[発動]]して[[シンクロ召喚]]の妨害を行いたいと考えています。~
  どちらが先に行動することができますか?~
A:非[[ターンプレイヤー]]が[[《月の書》]]を先に[[発動]]する事ができます。(12/03/12)

Q:[[ターンプレイヤー]]が[[モンスター]]を[[召喚]]し、[[お互い]]に[[《激流葬》]]の[[発動]]の有無を確認しましたが[[お互い]]に何も[[発動]]しませんでした。~
  その後[[ターンプレイヤー]]は[[シンクロ召喚]]を、非[[ターンプレイヤー]]は[[《サイクロン》]]を[[発動]]したいと考えています。~
  どちらが先に行動することができますか?~
A:[[ターンプレイヤー]]が先に[[シンクロ召喚]]を行えます。(13/03/09)

Q:[[ターンプレイヤー]]が[[《サイクロン》]]を[[発動]]し、[[お互い]]に何も[[チェーン]][[発動]]しませんでした。~
  [[効果]]を処理した後、[[ターンプレイヤー]]は別の[[《サイクロン》]]を、非[[ターンプレイヤー]]は[[《心鎮壷のレプリカ》]]を[[発動]]したいと考えています。~
  どちらが先に[[発動]]することができますか?~
A:[[ターンプレイヤー]]が先に[[《サイクロン》]]を[[発動]]できます。(13/03/23)

Q:[[特殊召喚]]成功時の[[優先権]]について。~
-[[ターンプレイヤー]]である[[自分]]は[[《リビングデッドの呼び声》]]を[[発動]]。~
[[チェーン]]1:[[《リビングデッドの呼び声》]]([[自分]])~
[[チェーン]]2:[[《サイクロン》]]([[相手]])~
[[チェーン]]3:[[《マジック・ジャマー》]]([[自分]])~
この[[チェーン]]を逆順に処理した直後、[[特殊召喚]]成功時になっていますが、[[自分]]は[[《連鎖破壊》]]を、[[相手]]は[[《奈落の落とし穴》]]を[[発動]]しようとしています。~
この場合、先に[[発動]]するかどうかを決めることができるのは[[ターンプレイヤー]]である[[自分]]ですか?~
それとも最後の[[チェーン]]処理が「[[自分]]の[[《リビングデッドの呼び声》]]」だった、などの理由で[[相手]]ですか?~
-[[自分]]が[[ターンプレイヤー]]であるときに、[[相手]]プレイヤーが[[《リビングデッドの呼び声》]]を[[発動]]しました。~
-[[自分]]が[[ターンプレイヤー]]であるときに、[[相手]][[プレイヤー]]が[[《リビングデッドの呼び声》]]を[[発動]]しました。~
[[チェーン]]1:[[《リビングデッドの呼び声》]]([[相手]])~
[[チェーン]]2:[[《サイクロン》]]([[自分]])~
[[チェーン]]3:[[《マジック・ジャマー》]]([[相手]])~
この[[チェーン]]を逆順に処理した直後、[[特殊召喚]]成功時になっていますが、[[自分]]([[ターンプレイヤー]])は[[《奈落の落とし穴》]]を、[[相手]]は[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]を[[発動]]しようとしています。~
この場合、先に[[発動]]するかどうかを決めることができるのは[[ターンプレイヤー]]である[[自分]]ですか?~
それとも[[相手]]ですか?~

A:[[特殊召喚]]に成功したタイミングでは、基本的に直前の[[チェーン]]処理に関わらず[[ターンプレイヤー]]から[[カード]]や[[効果]]の[[発動]]をする事ができます。(11/07/27)
//裁定は「[[特殊召喚]]に成功したタイミング」、と限定され、「基本的に」がついてしまった。

Q:[[自分]][[ターン]]の[[エンドフェイズ]]に[[《W星雲隕石》]]によって[[モンスター]]が[[特殊召喚]]されました。~
  このタイミングに[[自分]]は[[《魔導教士 システィ》]]の[[効果]]を[[発動]]したいと考えていますが、一時的に優先権を放棄する必要はありますか?~
A:[[特殊召喚に成功した]]時のタイミングに[[お互い]]に[[カード]]を[[発動]]しなかった場合、[[《魔導教士 システィ》]]の[[効果]]を[[発動]]できます。(12/12/22)~

//Q:[[自分]][[ターン]]の[[エンドフェイズ]]に[[《エフェクト・ヴェーラー》]]での[[無効]]化を終了する処理を行いました。~
//  このタイミングに[[自分]]は[[《魔導教士 システィ》]]の[[効果]]を[[発動]]したいと考えていますが、一時的に優先権を放棄する必要はありますか?~
//A:[[ターンプレイヤー]]である[[自分]]は、[[相手]]が[[効果]]を[[発動]]するより先に[[《魔導教士 システィ》]]の[[効果]]を[[発動]]できます。(12/12/22)~
//《エフェクト・ヴェーラー》は相手ターンにしか発動できないはずなので、この質問文は何かが間違っているものと思われます。
//相手が発動したんだろ?文脈読めよ
//そう解釈すれば文意は通るのでこの質問は残しておきますけれども、無効化を終了する処理を行うのは相手なので、それが質問文に書かれていないのは妙ですね。
//この書き方だと自分が《エフェクト・ヴェーラー》の効果を発動したと解釈するのが自然だと思いますので。
//2014/07/10の大規模エラッタで《エフェクト・ヴェーラー》の処理が変わったので
//それだけだとアレなので補足。エンドフェイズの任意のタイミングに適用が終了する無効化効果が現状では存在しなくなるため、がCO理由ですね。

Q:[[自分]]の[[ターン]]の[[エンドフェイズ]]に、[[自分]]の[[《亜空間物質転送装置》]]の処理で[[モンスター]]を[[自分]][[フィールド]]に[[戻し>戻す]]ました。~
  その後、[[自分]]は[[相手]]に優先権を移さずに、続けて[[《魔導教士 システィ》]]の[[効果]]を[[発動]]することはできますか?~
A:できます。(13/05/09)

Q:[[自分]]の[[ターン]]の[[エンドフェイズ]]に、[[自分]]の[[《精神操作》]]で奪った[[モンスター]]を[[相手]]に戻しました。~
  その後、[[自分]]は[[相手]]に優先権を移さずに、続けて[[《魔導教士 システィ》]]の[[効果]]を[[発動]]することはできますか?~
A:できます。(13/05/09)

Q:[[《フュージョン・ゲート》]]や[[《王宮の弾圧》]]のような[[相手]]も[[効果]]を[[使用]]できる[[カード]]が[[相手]][[フィールド]]に存在します。~
  [[自分]]がその[[効果]]を[[発動]]した時、優先権はどちらに移りますか?~
A:[[自分]]が[[効果]]を[[発動]]しているので、[[相手]]に優先権が移ります。(22/11/24)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。