*《レベル&ruby(せいげん){制限};B&ruby(ちく){地区};/Level Limit - Area B》 [#top] 永続魔法 フィールド上のレベル4以上のモンスターは守備表示になる。 [[ファラオの遺産]]で登場した[[永続魔法]]。~ [[レベル]]4以上の[[表側表示]][[モンスター]]を、強制的に[[表側守備表示]]にする[[効果]]を持つ。~ [[レベル]]を持たない[[エクシーズモンスター]]・[[リンクモンスター]]には効かず、他の[[モンスター]]主体の[[デッキ]]にはそれなりに有効だが、[[除去]][[カード]]の増加で長期の維持も難しくなっている。~ [[攻撃]]しない[[ロック]][[デッキ]]ならば[[《平和の使者》]]を使うか、あるいは長期の維持は最初から諦めて[[《光の護封剣》]]などを使ったほうが良い。~ [[ロック]][[カード]]というよりは、[[守備表示]]化[[カード]]と考えたほうが扱いやすい。~ [[《マーダーサーカス》]]や[[《断頭台の惨劇》]]、[[電子光虫]]等との[[コンボ]]が狙える。~ 高い[[守備力]]を持つが[[攻撃力]]が低く、[[守備表示]]で置いておきたい[[モンスター]]がある場合にも有効である。~ // また、この[[カード]]を使う事で[[相手]]に[[エクシーズ召喚]]を強要させ、[[《No.15 ギミック・パペット−ジャイアントキラー》]]や[[《スプラッシュ・キャプチャー》]]で潰す戦法もある。~ // [[アタッカー]]や[[除去]]手段を[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]に頼っている[[デッキ]]では特に後者は影響が強く、戦力をアップするだけでなくこの[[カード]]を守る事にもなる。~ -[[攻撃宣言]]を封じるわけではないため、[[《絶対防御将軍》]]や[[《超重武者ビッグベン−K》]]等は何の問題もなく[[攻撃]]できる。~ -[[《最終突撃命令》]]または[[《軍神ガープ》]]とこの[[カード]]両方が[[発動]]されている場合は、「後から[[フィールド]]に出た[[カードの効果]]が[[適用]]される」[[裁定]]である。~ -[[05/03/01>禁止・制限カード/2005年3月1日]]に[[準制限カード]]に指定され、[[06/03/01>禁止・制限カード/2006年3月1日]]には[[制限カード]]に[[制限強化]]される。~ その後[[レベル]]を持たない[[エクシーズモンスター]]の登場により対抗策が増加したと判断されたため[[12/03/01>禁止・制限カード/2012年3月1日]]に[[準制限カード]]となり、[[12/09/01>禁止・制限カード/2012年9月1日]]で[[制限解除]]に至った。~ //「禁止・制限カードリスト」の選定理由 http://www.yugioh-card.com/japan/event/forbidden.php?list=201203#reason [[準制限カード]]になった時期は同じだが、[[制限カード]]に指定されたのは[[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]]よりも早く、緩和はそちらよりも遅かった。~ -この[[カード]]の登場当時の[[環境]]では、[[デッキ]]に投入されている[[魔法・罠除去]][[カード]]は[[制限カード]]の[[《大嵐》]]と[[《サイクロン》]]だけである事がほとんどだったため、極めて強固な防御性能を誇った。~ 類似[[カード]]の[[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]]と比較して[[《王宮のお触れ》]]に妨害されない点が高く評価されていた。~ 後の第5期後半には[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]などの万能[[破壊]][[効果]]を持つ[[モンスター]]が多くの[[デッキ]]に投入されるようになり、更に第6期には[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]などの[[破壊]][[効果]]を持つ[[シンクロモンスター]]も出現。~ この[[カード]]にとって最大の痛手は[[レベル]]を持たない[[エクシーズモンスター]]の登場であり、[[《サイクロン》]]の[[制限解除]]もあって防御能力は大きく低下することになった。~ まさに「登場直後が全盛期」だった[[カード]]で、その[[攻撃]]抑止力は低下の一途をたどっている。~ 現在では、[[自分]][[モンスター]]の[[表示形式]]変更を補佐する用途や、[[守備表示]]に関連する[[カード]]との併用が主となっている。~ -[[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]]との比較。~ --[[《E・HERO エアーマン》]]や[[《氷帝メビウス》]]等が[[召喚]]時にこの[[カード]]を[[破壊]]しても[[守備表示]]にはなるので、1[[ターン]][[攻撃]]を防げる。~ --[[魔法カード]]を[[無効]]にする[[カード]]や[[魔法カード]]の[[効果を受けない]][[モンスター]]は数が少ない。~ --[[守備表示]]に関する[[カード]]との[[コンボ]]が可能。~ --[[相手]][[ターン]]に[[発動]]できないので、[[ロック]]を仕掛けても[[メインフェイズ]]1に[[除去]]されて何もできない可能性がある。~ -原作・アニメにおいて―~ アニメ5D'sの「遊星vsガードロボ」戦においてガードロボが使用。~ 遊星の[[《ジャンク・ウォリアー》]]を[[守備表示]]にし、[[カウンター罠]]との併用により[[ロック]]を仕掛けた。~ 最終的に[[通常罠]]《パニック・ウェーブ》により[[効果]]を[[無効]]にされた。~ --ちなみに、その回で[[デュエル]]をした工場も「B地区」に存在していた。~ --チーム・サティスファクションがサテライトを制覇をするため、一番最後に残った地区の名前も「B地区」である。~ --「クロウvsボルガー」戦においてクロウが使用した[[通常罠]]《ダウンバースト》の[[イラスト]]に描かれている。~ --Dチーム・ゼアルの「遊馬vs徳之助」戦では徳之助が使用した。~ -コナミのゲーム作品において―~ [[WCS2008>ゲーム付属カード#WCS2008]]で配信される特殊な[[禁止・制限カード]]リストでは、[[禁止カード]]に指定されている。~ --[[DUEL TERMINAL]]ではEXモードのイェーガーがこれを使用して来る。~ [[シンクロ召喚]]が全盛の時期であり、イェーガー自身は[[《マーダーサーカス》]]と[[コンボ]]したり低[[レベル]]の[[《ジェスター・ロード》]]などで攻撃して来るため、喰らうと中々に厳しい。~ --またADXでは、[[レベル]]4以上の[[モンスター]]の[[攻撃]]を禁止する特殊コマンドとして登場。~ チャンピオン戦では高[[レベル]]の[[モンスター]]を使うデュエリストが多いため、かなり役立つ。~ 余談ながら、[[《ブリキの大公》]]もこのコマンドを持つのだが、鉄男の[[モンスター]]は全て[[レベル]]4以上のため、しばしばこのコマンドのせいでデモ画面の戦闘が停滞していた。~ **関連カード [#card] -[[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]] -[[《レベル制限A地区》]] -[[《催眠術》]] -[[《プランクスケール》]] -[[《No.41 泥睡魔獣バグースカ》]] **このカードを使用する代表的なデッキ [#deck] -[[【ロックバーン】]] -[[【フィフティ・フィフティ】]] **収録パック等 [#pack] -[[ファラオの遺産]] 309-037 -[[ストラクチャーデッキ−灼熱の大地−]] SD3-JP024 -[[EXPERT EDITION Volume.2]] EE2-JP205 &size(10){[[Rare]]}; -[[GOLD SERIES 2013]] GS05-JP016 &size(10){([[Gold]],[[G-Secret>Secret#GS]])}; **FAQ [#faq] Q:[[適用]]中に[[レベル]]4以上の[[モンスター]]を[[攻撃表示]]で[[召喚]]・[[特殊召喚]]したり、[[レベル]]4以上の[[守備表示]][[モンスター]]を[[攻撃表示]]にすることはできますか?~ A:はい、できますが、直後に強制的に[[守備表示]]となります。 Q:[[守備表示]]になる[[効果]]は、[[チェーンブロック]]を作りますか?~ A:[[チェーンブロック]]を作りません。~ //質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。 ---- &tag(《レベル制限B地区》,魔法,永続魔法,);