*【デッキ破壊】 [#s300aeeb]
#contents
**デッキの概要 [#z71694ef]
 [[相手]]の[[デッキ]]を削り、[[デッキ切れ]]による勝利を狙う[[デッキ]]。~
 なおここでは、一瞬で[[デッキ]]を削りきる[[【デッキ破壊1キル】]]の型ではなく、徐々に[[デッキ]]を削る型についてのページである。~
 [[デッキ破壊]]は[[自分]]の[[アドバンテージ]]になりにくく、かつ[[相手]]の[[墓地アドバンテージ]]を増やすことにもつながるため、プレイングは難しい。~

 [[リクルーター]]や[[手札交換]]等の[[デッキ圧縮]]を行う[[デッキ]]に対しては、より早く[[デッキ破壊]]を進めることができるだろう。~
 また、[[相手]]の[[カード]]を多く[[墓地に送る]]ことができるので、[[デッキ破壊]]を行った分だけ、[[相手]]の[[デッキ]]を把握することができるという隠れた[[メリット]]がある。~
 (シングル戦ではなく[[マッチ]]戦では、[[情報アドバンテージ]]に繋がる)
// 流行の[[【ライトロード】]]の[[メタ]]となるため、常勝は望めないものの、大会では[[地雷]]として運用できるだろう。~
//状況によっては、裁きの竜の召喚条件を満たしてしまうのでコメントアウト。


**[[デッキ]]の構成 [#w227c997]
 [[相手]]の[[デッキ]]を削るには、2つの手段がある。~
 「[[ドロー]]させる」か「[[デッキ]]から直接[[墓地に送る]]」かどちらかである。~
 しかし、[[ドロー]]させた場合は[[ハンド・アドバンテージ]]を与え、[[デッキ]]から削った場合は[[墓地を肥やし>墓地を肥やす]]てしまう。~

 よって、[[【デッキ破壊1キル】]]程ではないにせよ可及的速やかに[[相手]]を[[デッキ切れ]]へ追い込まねば、思わぬ返り討ちを喰らってしまう可能性があるのだ。~
 目安として、初期[[デッキ]]枚数を40枚とした場合、先攻1[[ターン]]目の時点で残りは35枚。~
 仮に勝利まで合計20[[ターン]]かかる場合、25枚もの[[デッキ]]を削る必要がある。~
 そのため効率が非常に重要となってくる。~
 効率のよい[[デッキ破壊]]に使える[[カード]]は以下の[[カード]]。~

***[[《ニードルワーム》]] [#vb86288f]
 もっとも有名な[[デッキ破壊]][[モンスター]]。~
 [[リバース]]だけで5枚を[[墓地]]送りという高い性能を誇る。~
 [[《月読命》]]が[[禁止カード]]になったことで連続使用は困難になったがそれでも十分強力だろう。

***[[《カオスポッド》]] [#r24fe756]
 [[相手]]の場と[[デッキ]]をかき乱す[[デッキ破壊]][[モンスター]]。~
 守りにも使うことが可能であり、擬似[[《月読命》]]としても使える優秀カード。~
 [[《闇の仮面》]]の再利用なども狙いたい。

***[[《精気を吸う骨の塔》]] [#q224b19a]
 [[アンデット族]]の[[特殊召喚]]に反応する[[デッキ破壊]][[モンスター]]。~
 [[《ピラミッド・タートル》]]の[[自爆特攻]]を駆使して[[相手]]の[[デッキ]]を一気に削ることが可能。~

***[[《ネクロフェイス》]] [#g04a2199]
 [[デッキ破壊]]を[[除外]]という最も強力な形で行う。~
 [[アンデット族]]なので[[《精気を吸う骨の塔》]]にも対応。~
 [[《封印の黄金櫃》]]で一気に[[効果]]を使っていこう。~
 こちらに比重を置いた[[デッキ]]は[[【ネクロフェイス】]]や[[【トーチ・テンペスト】]]参照。~

***[[《メタモルポット》]][[《手札抹殺》]] [#s5eef116]
 強制[[ドロー]]による[[デッキ破壊]][[カード]]。~
 場合によっては[[1ターンキル]]も可能だが、[[相手]]が得することも少なくないので使用は慎重に。~

***[[《ウォーム・ワーム》]] [#ma32334d]
 あらゆる[[破壊]]によって[[効果]]が[[発動]]する[[デッキ破壊]][[モンスター]]。~
 [[《ニードルワーム》]]よりも[[破壊]]出来る枚数は少ない分、小回りが効く。~

***[[《シールド・ワーム》]] [#b8bf7cfb]
 [[《ニードルワーム》]]、[[《ウォーム・ワーム》]]を積むなら投入しやすい[[カード]]。~
 [[壁]]としても使用でき、[[効果]]も[[発動]]しやすい。~

 サポートには以下の[[カード]]が有効。~

***[[《浅すぎた墓穴》]] [#me95942b]
 [[リバース効果モンスター]]を再利用できる便利な[[カード]]。~
 [[相手]]の[[モンスター]]も[[蘇生]]してしまうが[[《砂漠の光》]]で[[《カオスポッド》]]を[[リバース]]させもみ消してしまおう。~

***[[《砂漠の光》]] [#rf32bcee]
 [[《カオスポッド》]][[《ニードルワーム》]]との[[シナジー]]が評価できる[[カード]]。~
 [[《抹殺の使徒》]]の回避にも使用可能で攻めにも守りにも使える。~

***[[《皆既日蝕の書》]] [#zfbad683]
 上記の[[リバース効果モンスター]]を使いまわす際に非常に重要になってくる。~
 [[ロック]]タイプの場合[[相手]]の[[攻撃]]を止めることにも使えるので攻めに守りに有効な[[カード]]である。

***[[《月の書》]]と[[《太陽の書》]] [#xa34ec0f]
 [[《太陽の書》]]で[[リバース]]、この[[効果解決時]][[チェーン]][[《月の書》]]で手札を補充しかつ[[デッキ破壊]]をすすめる。~
 だが、[[《月の書》]]は再び制限カードにされたために、この2つで[[《メタモルポット》]]を使い回すのは難しくなってしまった。~

**プレイングに関して [#mc6b3737]
 [[《聖なる輝き》]]や[[《停戦協定》]]等の[[リバース効果]]対策[[カード]]には要注意。~
 また、[[《スキルドレイン》]]にも悩まされる。~
 [[《ハリケーン》]]等の一時[[除去]][[カード]]や[[《神の宣告》]]を始めとする[[カウンター罠]]はおろか[[《禁止令》]]まで投入しなくてはならないかも知れない。~
 [[サイドデッキ]]に用意しておこう。~
 また、[[リバース効果モンスター]]が多いため根こそぎ[[除去]]される[[《抹殺の使徒》]]も天敵になるだろう。~
 こちらは[[メインデッキ]]からも投入できる[[《八式対魔法多重結界》]]や[[《砂漠の光》]]の[[チェーン]][[発動]]で対処できるので[[発動]]されたら必ず止めておきたい。~

**代表的なカード [#x1ec680c]
-[[《ニードルワーム》]]
-[[《カオスポッド》]]
-[[《メタモルポット》]]
-[[《ウォーム・ワーム》]]
-[[《シールド・ワーム》]]
-[[《砂漠の光》]]

**関連リンク [#z4e22b01]
-[[【ロックデッキデス】]]
-[[【アンデットデッキデス】]]
-[[【ネクロフェイス】]]
-[[【デッキ破壊1キル】]]
--[[【現世と冥界の逆転】]]

-[[デッキ集]]
-[[デッキ集/バーン・デッキ破壊・特殊勝利]]