*&ruby(あんこくかい){暗黒界};/Dark World [#o932d154]
 [[ELEMENTAL ENERGY]]で登場した「暗黒界」と名のついた[[カード]]群。~
 属する[[モンスター]]は全て[[闇属性]]・[[悪魔族]]で統一されており、その多くが[[手札]]から[[捨てられた>捨てる]]場合に[[発動]]する[[効果]]を持つ。~

-暗黒界の「[[効果]]で[[手札]]から[[墓地へ捨てられた]]場合に[[発動]]」する[[誘発効果]]について。
--「[[カードの効果]]によって[[墓地へ捨てられた]]場合に[[発動]]する[[効果]]」で、それらは現在のところ全て[[強制効果]]である。~
[[捨てた>捨てる]]後に別処理を挟む[[《暗黒界の門》]]や、[[チェーン]]2以降に[[発動]]した[[《罰則金》]]で[[捨てた>捨てる]]場合でも[[タイミングを逃す]]ことはない。

---''「[[コスト]]として[[捨てた>捨てる]]場合」には[[効果]]が[[発動]]しない。''~
例:[[《サンダー・ブレイク》]]や[[《天罰》]]等の[[手札コスト]]では[[発動]]しない。

---[[効果]]による場合でも「[[捨てる]]」または「[[墓地に捨てる]]」と[[テキスト]]に書かれているものでなければ[[効果]]は[[発動]]しない。~
例:[[《マッド・リローダー》]]や[[《手札断殺》]]等の「[[手札]]を[[墓地へ送る]]」と書かれている[[効果]]では[[発動]]しない。

--暗黒界の中には、[[相手]]の[[効果]]で[[捨てられる>捨てる]]ことにより「追加[[効果]]」ともいえる2つ目の[[効果]]を発揮するものも多数存在する。~
この時、[[自分]]の[[効果]]で[[捨てて>捨てる]]も[[発動]]する[[効果]]と、[[相手]]の[[効果]]で[[捨てられた>捨てる]]時の追加[[効果]]は1つの[[効果]]として処理される。~
---[[《剣闘獣ベストロウリィ》]]等は[[特殊召喚成功後>特殊召喚に成功した]]に新たに[[チェーンブロック]]を作って[[除去]][[効果]]を発揮する。~
その一方で[[《暗黒界の武神 ゴルド》]]は、[[蘇生]][[効果]]と[[除去]][[効果]]を1つの[[チェーンブロック]]で処理することになる。

---[[墓地]]での[[発動]]でかつ1つの[[チェーンブロック]]で処理されるため、追加[[効果]]は[[《スキルドレイン》]]によって[[無効]]にされない。~
ただし[[《暗黒界の魔神 レイン》]]については、[[蘇生]][[効果]]と[[除去]][[効果]]でそれぞれ[[チェーンブロック]]を作るという裁定になっている。

--「[[相手]]の[[効果]]によって[[墓地へ捨てられた]]」場合に[[発動]]する[[効果]]は、基本的に「[[相手]]の[[コントロール]]する[[カードの効果]]で」という意味である。~
[[捨てる]][[カード]]を[[自分]]で選ぶ場合でも、それが[[相手]]が[[発動]]した[[《リグラス・リーパー》]]等の[[効果]]によるものなら、追加[[効果]]は[[発動]]する。

---元々の[[持ち主]]が[[自分]]である[[《メタモルポット》]]を[[相手]][[フィールド]]上に[[コントロール転移]]し[[発動]]させた場合、[[相手]]の[[効果]]という扱いになる。~
逆に元々の[[持ち主]]が[[相手]]の[[カード]]を[[自分]][[フィールド]]上で[[発動]]させても、[[相手]]が[[コントロール]]する[[効果]]として扱わないので注意。

-「[[自分]]の[[手札]]を[[捨てる]][[効果]]を持つ[[カード]]」は、[[捨てる]]の項目を参照。~
代表的な[[カード]]としては[[《手札抹殺》]]・[[《暗黒界の取引》]]・[[《魔轟神レイヴン》]]等がある。

-[[《暗黒界の術師 スノウ》]]の登場により、「暗黒界」と名のついた[[魔法・罠カード]]も正式にこの[[カテゴリ]]に含まれるようになった。~
現在のところ、[[《暗黒界に続く結界通路》]]や[[《暗黒界の取引》]]をはじめとする5枚の[[魔法カード]]がこれに該当する。
--暗黒界とは[[カード名]]も含め直接の関係はないが、この[[カテゴリ]]のために設計したと思われる[[カード]]もいくつか見られる。~
[[暗黒界の初登場時>ELEMENTAL ENERGY]]に収録された[[《闇の取引》]]や、[[暗黒界のストラクチャーデッキ>ストラクチャーデッキ−デビルズ・ゲート−]]収録の[[《暗黒の謀略》]]等がこれにあたる。

-「暗黒界」が[[カテゴリ]]になる前に登場していた[[《ジェノサイドキングサーモン》]]の[[フレイバー・テキスト]]内にもその存在が示されている。~
また[[《ジェノサイドキングサーモン》]]と[[《暗黒の海竜兵》]]の[[フレイバー・テキスト]]では、「暗黒海」という良く似た単語が登場している。~

-[[《暗黒界の騎士 ズール》]]・[[《暗黒界の番兵 レンジ》]]の[[フレイバー・テキスト]]を見る限りでは暗黒界の住民達は邪悪な感じは無さそうである。~
[[マスターガイド2>書籍付属カード#u27ba37e]]でも、「見た目は怖いけど、本当は優しい」と説明されているが、アニメでは残虐な集団としての描写が目立つ。

-第5期を最後に新規[[カード]]が登場していなかったが、第7期の[[ストラクチャーデッキ−デビルズ・ゲート−]]で再登場することになった。~
[[《暗黒界の番兵 レンジ》]]が登場した[[TACTICAL EVOLUTION]]から、およそ4年の年月を経ての復活となった。

-[[モンスター]]の[[名前>カード名]]は、全て「色」に関係する英単語に由来しており、それに相当する色が体の一部に使われている。~
こちらの詳細に関しては「暗黒界」と名のついた各[[モンスター]]の個別のページをそれぞれ参照。
--未OCGの《暗黒界の発掘師 コバル》はコバルトブルーで濃青色、《暗黒界の混沌王 カラレス》はカラーレスで無色を意味する。~
なお《暗黒界の混沌王 カラレス》は姿形が明らかになっていないため、体に対応する色が使われているかは不明となっている。

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXで登場しており、異世界(第2階層)で人々を支配している集団である。~
別の次元の世界で伝説に伝わる怪物たちだったのだが、この世界では実体化している。~
[[スカー>《暗黒界の斥候 スカー》]]、[[ズール>《暗黒界の騎士 ズール》]]、[[ブロン>《暗黒界の狂王 ブロン》]]の3体が劇中で[[デュエル]]を行っており、中でも[[ブロン>《暗黒界の狂王 ブロン》]]が[[【暗黒界】]]を使用している。~
--「十代vs[[ブロン>《暗黒界の狂王 ブロン》]]」戦では《暗黒界の発掘師 コバル》や《暗黒界路》といったアニメオリジナルの[[モンスター]]や[[サポートカード]]が登場した。~
さらに、暗黒界最強の[[モンスター]]として《暗黒界の混沌王 カラレス》の存在が示唆されたが、[[フィールド]]に出されることはなかった。

**関連リンク [#ed7d20a6]
―「暗黒界」と名のついた[[モンスター]]
-[[《暗黒界の騎士 ズール》]]
-[[《暗黒界の番兵 レンジ》]]

-[[《暗黒界の狩人 ブラウ》]]
-[[《暗黒界の狂王 ブロン》]]
-[[《暗黒界の策士 グリン》]]
-[[《暗黒界の刺客 カーキ》]]
-[[《暗黒界の術師 スノウ》]]
-[[《暗黒界の斥候 スカー》]]
-[[《暗黒界の尖兵 ベージ》]]
-[[《暗黒界の導師 セルリ》]]

-[[《暗黒界の軍神 シルバ》]]
-[[《暗黒界の闘神 ラチナ》]]
-[[《暗黒界の武神 ゴルド》]]

-[[《暗黒界の魔神 レイン》]]
-[[《暗黒界の龍神 グラファ》]]

―「暗黒界」と名のついた[[魔法・罠カード]]
-[[《暗黒界に続く結界通路》]]
-[[《暗黒界の雷》]]
-[[《暗黒界の書物》]]
-[[《暗黒界の取引》]]
-[[《暗黒界の門》]]

―「暗黒界」に関する[[効果]]を持つ[[カード]]
-[[《暗黒よりの軍勢》]]

―その他のリンク
-[[【暗黒界】]]

-[[捨てる]]
-[[墓地に捨てる]]

-[[ストラクチャーデッキ−デビルズ・ゲート−]]

-[[カテゴリ]]

**FAQ [#zdea46b7]
Q:「元々の[[持ち主]]が[[自分]]の」[[《暗黒界の魔神 レイン》]]が[[相手]]の[[手札]]に存在しています。~
  [[自分]]の[[カードの効果]]で捨てさせた場合、「[[相手]]の[[効果]]によって[[墓地へ捨てられた]]」条件を満たせますか?~
A:いいえ、満たせません。~
  上記の場合、[[自分]]の[[カードの効果]]で捨てさせても[[相手]]の[[カードの効果]]で捨てられても「[[相手]]の[[効果]]によって[[墓地へ捨てられた]]」という条件は満たせません。(13/04/29)