遊戯王カードWiki - 《Ｄ・クリーナン》のバックアップ(No.30)

《Ｄ(ディフォーマー)・クリーナン/Morphtronic Vacuumen》 †

効果モンスター
星１/風属性/機械族/攻   0/守   0
このカードはこのカードの表示形式によって以下の効果を得る。
●攻撃表示：１ターンに１度、このカードに装備された装備カード１枚を墓地へ送る事で、
相手ライフに５００ポイントダメージを与える。
●守備表示：１ターンに１度、相手フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター１体を選択し、
装備カード扱いとしてこのカードに１体のみ装備できる。

　THE SHINING DARKNESSで登場した風属性・機械族の下級モンスター。
　表示形式によって自身に装備された装備カードを墓地へ送ってダメージを与える起動効果、表側攻撃表示で存在する相手モンスターを自身に装備させる起動効果を得る。

　攻撃表示の時の効果は自身に装備された装備カードを500ポイントのダメージに変える効果。
　攻撃表示限定の《リーフ・フェアリー》といえる。
　守備表示の効果でモンスターを装備できるので、装備カード化した相手モンスターを処理するために使うことになるだろう。

　守備表示の時の効果は相手フィールド上の表側攻撃表示モンスターを自身に装備させるもの。
　実質的に相手モンスターの単体除去となり、破壊されない耐性も無視することができる。
　ただし、《サクリファイス》等のように自身のステータスを強化することはできず、装備カードを身代わりにすることもできない。
　ステータスが低く戦闘破壊されやすいため、基本的には単体除去カードとして運用することとなるだろう。
　だが、フィールドに維持させ、継続的に相手モンスターを吸収し続けることができれば、アドバンテージを得られる。
　装備できるのは１体のみなので、表示形式の変更を繰り返す必要があるが、《ダブル・サイクロン》等で能動的に墓地へ送れば表示形式を変更せずに運用できる。

　守備表示でこそ真価を発揮できるカードなので、《ワン・フォー・ワン》・《ジャンクＢＯＸ》・《ロード・ウォリアー》等での特殊召喚を狙いたい。
　吸収対象が表側攻撃表示に限定されており《つまずき》との併用が難しいが、表示形式の変更は《Ｄ・ゲイザー》や《ガジェット・ドライバー》で補助すると良い。
　フィールドに維持させ続けるのであれば、《Ｄ・ラジカッセン》や《Ｄ・ボードン》・《Ｄ・マグネンＵ》等もこのカードを守るのに一役買ってくれるだろう。

《機械複製術》で３体展開すれば、一気に相手の攻撃表示のモンスターを３体吸収できる。
そのままランク１のエクシーズ召喚に繋げれば魔法＆罠カードゾーンの圧迫もなくなる。

攻撃表示の時は《スピリット・バーナー》とのコンボができる。
あらかじめ相手モンスターか他の装備カードを装備している状態で攻撃表示の効果を使用し、《スピリット・バーナー》の効果で《Ｄ・クリーナン》を守備表示にすれば、毎ターン両方の効果を使用できる。

その姿・形は「電気掃除機(Cleaner)」になっている。

他のディフォーマー?とは違い、イラストに変形前の姿が描かれていない。
同様の例として《Ｄ・ステープラン》が存在する。

原作・アニメにおいて―
アニメ5D'sの「龍亞＆龍可vsルチアーノ」戦において龍亞が使用。
魔法カード《Ｓｐ(スピードスペル)－サモン・スピーダー》によって守備表示で特殊召喚される。
自身の効果によって《機皇帝スキエル∞》を装備しようとするが、罠カード《ゴースト・コンバート》により墓地の《スカイ・コア》に対象を変更させられた。