*《&ruby(デステニーヒーロー){D−HERO}; ドレッドガイ/Destiny HERO - Dreadmaster》 [#h9e0705f]
 効果モンスター
 星8/闇属性/戦士族/攻   ?/守   ?
 「幽獄の時計塔」の効果で特殊召喚した場合、
 自分フィールド上の「D−HERO」と名のついたモンスター以外の
 自分のモンスターを全て破壊する。
 その後、自分の墓地から「D−HERO」と名のついたモンスターを
 2体まで特殊召喚する事ができる。
 このカードが特殊召喚されたターン、自分フィールド上の
 「D−HERO」と名のついたモンスターは破壊されず、
 コントローラーへの戦闘ダメージは0になる。
 このカードの攻撃力・守備力は、自分フィールド上のこのカードを除く 
 「D−HERO」と名のついたモンスターの元々の攻撃力を合計した数値になる。

 [[ENEMY OF JUSTICE]]で登場した[[闇属性]]・[[戦士族]]の[[最上級モンスター]]。~
 [[D−HERO]]の一体であり、[[《幽獄の時計塔》]]で[[特殊召喚]]した場合に[[自分]][[フィールド]]の[[D−HERO]]以外の[[モンスター]]を[[破壊]]する[[誘発効果]]、[[D−HERO]]を[[蘇生]]する[[誘発効果]]、[[D−HERO]]に[[破壊]][[耐性]]を付与する[[永続効果]]、[[自分]][[フィールド]]の[[D−HERO]]の総[[攻撃力]]分の[[攻撃力]]・[[守備力]]を得る[[永続効果]]を持つ。

 [[D−HERO]]を複数展開できれば[[攻撃力]]が上昇するが、他に[[D−HERO]]が居なければ[[攻撃力]]0になる。~
 [[生け贄召喚]]に2体の[[生け贄]]が必要なので、[[通常召喚]]では場に[[D−HERO]]を残しにくいのが痛い。~
 その他の[[効果]]を活かすためにも、専用[[サポートカード]]である[[《幽獄の時計塔》]]による[[特殊召喚]]を狙いたい。

 [[《幽獄の時計塔》]]による[[特殊召喚]]の条件は、[[時計カウンター]]が4つ以上乗った[[《幽獄の時計塔》]]が[[破壊]]され[[墓地へ送られた]]時。~
 [[時計カウンター]]は[[《幽獄の時計塔》]]の[[効果]]では[[相手]]の[[スタンバイフェイズ]]毎に1つずつしか乗らず、4[[ターン]]も維持するのは難しいため、[[《エターナル・ドレッド》]]によって素早く[[時計カウンター]]を乗せていきたい。~
 [[《幽獄の時計塔》]]を能動的に[[墓地へ送る]]手段としては、[[フィールド魔法]]故に重ねがけができ、[[D−HERO]]を[[強化]]できる[[《ダーク・シティ》]]は相性が良い。~

 [[《幽獄の時計塔》]]による[[特殊召喚]]が成功すると、[[自分]][[フィールド]]の[[D−HERO]]以外の[[モンスター]]が[[破壊]]され、[[D−HERO]]を2体まで[[蘇生]]できる。~
 [[蘇生]][[効果]]はただこの[[カード]]を[[強化]]するためではなく、[[《D−HERO Bloo−D》]]・[[《D−HERO ドグマガイ》]]などを[[特殊召喚]]するための土台としても良い。~
 [[蘇生]][[効果]]による[[アドバンテージ]]を最大限に活かすためにも、[[D−HERO]]以外の[[モンスター]]がいない状況での[[特殊召喚]]を狙いたい。~

 [[D−HERO]]に[[破壊]][[耐性]]を付与する[[効果]]は、[[《幽獄の時計塔》]]以外の方法による[[特殊召喚]]でも[[適用]]される。~
 [[《D−HERO ドゥームガイ》]]や[[《D−HERO ダッシュガイ》]]の[[効果]]で[[特殊召喚]]を狙うのも良いだろう。~

 [[D−HERO]]に[[破壊]][[耐性]]を付与する[[効果]]は、この[[カード]]の[[特殊召喚]]時には[[フィールド]]に存在していない[[D−HERO]]にも[[適用]]される。~
 そのため、[[魔法・罠除去]]に[[チェーン]]して[[《リビングデッドの呼び声》]]で[[D−HERO]]を[[蘇生]]すれば[[完全蘇生]]となる。~
 また、[[《オーバー・デステニー》]]とも好相性。~
 《D−HERO ドレッドガイ》の[[攻撃力]]を上げることができ、[[《オーバー・デステニー》]]の[[自壊]][[デメリット]]は[[無効]]となる。~

 [[《リビングデッドの呼び声》]]で[[蘇生]]して、[[《つり天井》]]・[[《激流葬》]]で一部の[[耐性]][[モンスター]]を除く[[D−HERO]]以外の[[モンスター]]を殲滅できる。~
 [[《リビングデッドの呼び声》]]は[[コンボ]]を決めるのもそう難しくはない。~

-[[D−HERO]]以外の[[モンスター]]がいない(つまり、[[破壊]]が発生しない)場合でも、[[誘発効果]]の[[蘇生]]は[[適用]]される。(10/07/22)

-「この[[カード]]を除く」とあるが、この[[カード]]の[[元々の攻撃力(守備力)]]は0のため蛇足である。

-[[全体攻撃]][[モンスター]]は天敵。~
この[[カード]]の[[攻撃力]]がどれだけ高かろうと、他の[[D−HERO]]が[[戦闘破壊]]されてしまえばこの[[カード]]の[[攻撃力]]が下がってしまい、[[戦闘破壊]]される恐れがあるためである。

-ドレッド(Dread)とは「戦慄」、「恐怖」の意。

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXにおいて、「十代vsエド」(2戦目)でエドが使用。~
[[効果]]で[[自分]]の[[D−HERO]]を[[蘇生]]させて[[《E・HERO サンダー・ジャイアント》]]の[[攻撃]]を防ぎ、この[[カード]]の[[攻撃]]で十代にとどめを刺した。~
その後も、「十代vsエド」(3戦目)や「エドvsDD」戦にも登場している。~
「エドvsアモン」戦では「[[《エターナル・ドレッド》]]×2+[[《サイクロン》]]」で[[特殊召喚]]されたが、[[《次元幽閉》]]により[[耐性]]を生かせずに[[除外]]された。~
「エドvs万丈目」戦では[[《D−HERO ドレッドサーヴァント》]]・[[《エターナル・ドレッド》]]により、やはり1[[ターン]]で[[特殊召喚]]された。~
[[攻撃]]名は「プレデター・オブ・ドレッドノート」、[[蘇生]][[効果]]名は「ドレッド・ウォール」、[[耐性]][[効果]]名は「ドレッド・バリア」。~

--「十代vsエド」(3戦目)では、[[《死皇帝の陵墓》]]による[[召喚]]や[[《浅すぎた墓穴》]](アニメ仕様)によって[[特殊召喚]]された時にも[[蘇生]][[効果]]が発動していた。~
また、[[耐性]][[効果]]は[[攻撃表示]]で[[特殊召喚]]された場合のみ[[適用]]される[[効果]]だった。~
「エドvsDD」戦では[[表側守備表示]]で[[特殊召喚]]された[[ターン]]に[[耐性]][[効果]]が[[発動]]していたため、OCGと同様の[[効果]]になったと思われる。

-コナミのゲーム作品において―~
[[SPIRIT SUMMOR>ゲーム付属カード#f9208bd6]]では、COMが《D−HERO ドレッドガイ》を[[特殊召喚]]した時に[[D−HERO]]を[[蘇生]]するかしないかを[[相手]][[プレイヤー]]に選択させるというバグが存在する。~
このため、COMは《D−HERO ドレッドガイ》を出しても[[フィールド]]に他の[[D−HERO]]がいなければ[[攻撃力]]が0という悲しい状況になる。~

-神話・伝承において―~
モチーフはフランスに実在した鉄仮面の囚人と思われる。~
他の囚人とは別格の扱いを受け、彼に他の囚人が話すことは許されず、死後も顔の下の皮膚がごっそり剥ぎ取られ、素性も一切分かっていない謎の男である。~
しかし、[[時計塔>《幽獄の時計塔》]]のモチーフはイギリスのビッグベンと思われ、若干噛み合っていない。

**関連カード [#b22a2004]
-[[《幽獄の時計塔》]]

-[[《D−HERO ドレッドサーヴァント》]]
-[[《ドレッド・ドラゴン》]]
-[[《邪神ドレッド・ルート》]]

-[[《エターナル・ドレッド》]]

-[[D−HERO]]

-[[元々の攻撃力(守備力)]]

―《D−HERO ドレッドガイ》の姿が見られる[[カード]]
-[[《オーバー・デステニー》]]

**収録パック等 [#v0179e92]
-[[デュエリストパック−エド編−]] DP05-JP004 &size(10){[[Rare]]};
-[[EXPERT EDITION Volume.4]] EE04-JP184 &size(10){[[Rare]]};
-[[ENEMY OF JUSTICE]] EOJ-JP004 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]]};

**FAQ [#sa24b5c9]
Q:この[[カードの効果]]によって変動する[[攻撃力]]と[[守備力]]は、このカードの[[元々の攻撃力と守備力>元々の攻撃力(守備力)]]ですか?~
A:いいえ。この[[カードの効果]]によって変動する攻守は、このカードの現状の攻守です。~
  例を挙げると[[《D−HERO デビルガイ》]]のみが場にいる時の[[攻撃力]]と[[守備力]]は600となります。~
  このカードが場にいる時の[[元々の攻撃力と守備力>元々の攻撃力(守備力)]]は0になります。~
  ちなみに固定された攻守ではないので、他の[[カード]]によって攻守増減ができます。~

Q:[[自分]]の場に適当な[[D−HERO]]と《D−HERO ドレッドガイ》が2体以上存在していた場合、[[攻撃力]]と[[守備力]]は無限に上昇し続けますか?~
A:いいえ。場に存在するこのカードの[[元々の攻撃力・守備力>元々の攻撃力(守備力)]]は0です。~
  この[[カードの効果]]によって上昇する数値は、[[元々の攻撃力・守備力>元々の攻撃力(守備力)]]の分だけです。~
  その為、[[攻撃力]]・[[守備力]]は無限に上昇しません。~

Q:[[D−HERO]]以外の[[モンスター]]を[[破壊]]する[[効果]]と[[D−HERO]]の[[モンスター]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]は別々に[[チェーンブロック]]が作られますか?~
A:いいえ、これらの[[効果]]は一連の[[効果]]処理になります。(10/06/04)

Q:[[D−HERO]]以外の[[モンスター]]を[[破壊]]する処理が行われなかった場合、[[D−HERO]]の[[モンスター]]を[[特殊召喚]]する処理は行われますか?~
A:はい、行われます。(10/07/22)

Q:[[D−HERO]]以外の[[モンスター]]を[[破壊]]する[[効果]]は、[[裏側表示]]の[[D−HERO]]を破壊しますか?~
A:します。(10/07/02)

Q:「[[D−HERO]]が[[破壊]]されない[[効果]]」は、[[チェーン]]に乗らない[[永続効果]]ですか?[[チェーン]]に乗る[[誘発効果]]ですか?~
A:[[永続効果]]であり、[[チェーンブロック]]を作りません。

Q:《D−HERO ドレッドガイ》を[[特殊召喚]]した[[ターン]]に、その《D−HERO ドレッドガイ》を[[生け贄]]に含めて[[《D−HERO ドグマガイ》]]を[[特殊召喚]]しました。~
  この場合、[[《D−HERO ドグマガイ》]]はこの[[ターン]]中に[[破壊]]される場合に[[破壊]]されるのでしょうか?~
A:《D−HERO ドレッドガイ》の[[D−HERO]]を守る[[効果]]は[[永続効果]]です。~
  《D−HERO ドレッドガイ》が[[フィールド]]を離れた場合発揮されないため、[[《D−HERO ドグマガイ》]]は[[破壊]]されます。(2007年2月現在での回答)

Q:《D−HERO ドレッドガイ》が[[特殊召喚]]された[[ターン]]、[[《D−HERO ダイヤモンドガイ》]]の[[効果]]に対して[[《天罰》]]を[[発動]]しました。~
  [[《D−HERO ダイヤモンドガイ》]]の[[発動]]と[[効果]]を[[無効]]にする事は可能ですか?~
  また、[[《D−HERO ダイヤモンドガイ》]]は[[破壊]]されますか?~
A:[[無効]]になります。しかし《D−HERO ドレッドガイ》の[[効果]]によって[[《D−HERO ダイヤモンドガイ》]]は[[破壊]]されません。(08/08/20)