遊戯王カードWiki - 《ＤＤＤ烈火王テムジン》のバックアップ(No.36)

《ＤＤＤ(ディーディーディー)烈火王(れっかおう)テムジン》 †

融合・効果モンスター
星６/炎属性/悪魔族/攻2000/守1500
「ＤＤ」モンスター×２
「ＤＤＤ烈火王テムジン」の(1)の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードがモンスターゾーンに存在し、
自分フィールドにこのカード以外の「ＤＤ」モンスターが特殊召喚された場合、
自分の墓地の「ＤＤ」モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
(2)：このカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合、
自分の墓地の「契約書」カード１枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。

　ブースターSP－レイジング・マスターズ－で登場した炎属性・悪魔族の融合モンスター。
　ＤＤを蘇生する誘発効果と、契約書をサルベージする誘発効果を持つ。

　融合素材はＤＤ２体と緩い上に、《魔神王の契約書》を使えば墓地融合も可能。
　ただし、(1)の効果との兼ね合いもあるため、安易に除外しないように注意したい。

　(1)の効果は墓地のＤＤを蘇生させる効果。
　レベル制限はないため、《ＤＤＤ壊薙王アビス・ラグナロク》を蘇生させて、その効果でさらにＤＤＤを蘇生させることも可能。
　蘇生対象は、《魔神王の契約書》をサーチできる《クリバンデット》で墓地へ送ったものや、手札融合で融合素材にしたモンスターを使えば問題ない。

　問題は、トリガーとなるＤＤの特殊召喚手段を同時に確保する必要がある点だろう。
　ペンデュラム召喚は手っ取り早い上にデメリットも無いが、手札消費が激しくなってしまう。
　召喚権を使っていなければ、アニメ同様《ＤＤナイト・ハウリング》を召喚して《ＤＤＤ疾風王アレクサンダー》のシンクロ召喚に繋ぎ、両者の効果を数珠つなぎにして発動させるのも有効。
　戦闘ダメージが半減するデメリットが発生するものの、《ＤＤＤ壊薙王アビス・ラグナロク》のペンデュラム効果でも同様の事が可能である。
　契約書のダメージを打ち消しつつ出せる《ＤＤＤ反骨王レオニダス》も確保しておくとよいか。

　(2)の効果は墓地の契約書をサルベージする効果。
　破壊時のディスアドバンテージを軽減してくれる優秀な効果だが、当然墓地に契約書を用意する必要がある。
　相手の攻撃や破壊効果発動時に合わせて《契約洗浄》で破壊したり、《クリバンデット》で手札に加えられなかったものを利用するといいだろう。

　同じ融合素材でよりステータスの高い《ＤＤＤ神託王ダルク》も融合召喚可能なので、こちらを優先する場合は事前にコンボの用意を済ませておきたい。

「テムジン」とはモンゴル帝国初代皇帝であるチンギス・カンの本名。
これはモンゴル語で鍛冶職人を意味する単語の省略形である。
「烈火王」の名前はこれに由来すると思われる。

原作・アニメにおいて―
アニメARC-Vで零児が使用する融合モンスター。
「遊矢vs零児」（１戦目）で初使用。
《魔神王の契約書》の効果により、《ＤＤケルベロス》と《ＤＤリリス》を融合素材として先攻１ターン目に融合召喚される。
次の零児のターンに《ＤＤＤ疾風王アレクサンダー》がシンクロ召喚された事で効果を発動し、《ＤＤリリス》を蘇生した。
その後、バトルフェイズで１体目のカバートークンを戦闘破壊した。
次の遊矢のバトルフェイズで《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》に戦闘破壊されるが、《ＤＤＤ怒濤王シーザー》の効果でバトルフェイズ終了時に他の２体のＤＤＤと共に蘇生され、《ＤＤＤの人事権》によって３体まとめてエクストラデッキに戻った。
「零児vsバレット」戦では《獣闘機(ビーストボーグ)パンサー・プレデター》を戦闘破壊するが、返しのターンに強化された２体目の同名カードに戦闘破壊されている。
攻撃名は「ファイヤー・ストローク」。

アニメでは、(1)の効果の発動条件はＤＤＤが特殊召喚に成功した場合に限られていた。
「遊矢vs零児」（２戦目）からは他のＤＤ及びＤＤＤと同じくOCG 効果に変更されている。

融合召喚の際の台詞は「遊矢vs零児」（１戦目）・「零児vsバレット」戦:「牙むく地獄の番犬よ、闇夜にいざなう妖婦よ！冥府に渦巻く光の中で、今ひとつとなりて新たな王を生み出さん！融合召喚！生誕せよ！《ＤＤＤ烈火王テムジン》！」。
「遊矢vs零児」（２戦目）:「自在に形を変える神秘の渦よ。異形の神を包み込み、今ひとつとなりて新たな王を生み出さん！融合召喚！生誕せよ！《ＤＤＤ烈火王テムジン》！」。

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